「野良人間を育てた人の話じゃなくて、野良人間を拾った人の話だった。」野良人間 獣に育てられた子どもたち せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
野良人間を育てた人の話じゃなくて、野良人間を拾った人の話だった。
宗教色の濃い田舎の村の山に1人で住む男が、野良人間として育てられた子供を拾って育てる話。
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たぶんこの映画予告で釣ってるだけ。野良人間がメインと言うより、わりと宗教に関する話がメインだった気がする。信心深い(?)男が子供を育てるとどうなるかっていう話だった。
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なんで野良人間にする必要があったのかまるで謎だし、この男の話より普通に野良人間として子供たちを監禁してたやつの話のが気になるし。
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メキシコの子供の誘拐率とか宗教的な問題を描きたいのだとしてもやっぱり野良人間なのはこの映画のノイズだと思う。
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最後に明かされる、ある人物の存在もだから何?という感じで製作者側のドヤ顔だけがそこから透けて見えてただただ訳が分からなかった。
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たぶんこの映画、予告がいちばん面白い。予告だけ見て本編は見なくて良いです。
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