CUBE 一度入ったら、最後のレビュー・感想・評価
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一度見たら最後(笑)
一度見たら最後、うーん、だから、何?って感じ。
全く面白くなかったわけではないが、話の展開が全くわからない。
何のため?さいとうたくみは?杏は?
一度見たら最後、金返せ(笑)
ツッコミどころ満載
・岡田将生の怒りのバロメーターが上がると同時に、赤く光る照明。それに対して何も反応しない周りの人達。
・時差で訪れるトラップ。靴を投げても意味ないんじゃ、、
・音を立てちゃいけない場面で、首に靴をぶら下げる。
・天才数学少年かと思いきや、ただの少年。
・急に菅田の過去だけ映像で流される。
・最後、杏が一緒に来ないことを不思議に思わない少年。
ほかにも色々、、
家で友達とツッコミながら観れば面白いかも。
何本目のCUBEだよ?
「素数仮説くらい変えませんか?」
って誰か言わなんだろか。
なんて事を、ぼんやり考えてる間にも、物語りはトロトロとしか進まず。
初見の方にはオススメかも知れません。リメイクとしてのクオリティとしては実に微妙だった。
Continuedですと?
これ、パート2がくるんですね?
次はぶっ飛んで欲しいです。
【“ようこそ、死のラビリンスヘ・・”現代社会に蔓延る諸問題を中途半端に絡ませる事で、デカルト座標軸がブレまくってしまった作品。不条理な、”天誅”ムービーでもある。】
ー 敢えて、記す。
ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の不条理極まりないオリジナル版は鑑賞している。
私は、オリジナル版の亜流を否定する事は決してしないが、今作はどうであっただろうか・・。ー
◆感想
・序盤は、良い。
だが、物語が進むにつれ、本作は”謎のキューブから脱出する”と言う本論から外れていく。
登場人物たちが抱える闇が、全面に出てくる辺りから。
それは、児童虐待であったり、弟を救えなかった過去であったり、コンビニのバイトで上司に苛められる権力への鬱屈であったり・・。
・だが、そのいずれもが、ハッキリと描かれないもどかしさ。
菅田将暉が演じる後藤位である。具体的な彼のトラウマが描かれているのは。
そして、部屋の入口に刻まれた数字を解読し、脱出を試みる面白さが、そぎ落とされてしまっている。
・何より、杏さん演じる甲斐が、常に冷静な表情でいる事。
ー ここで、分かってしまったのであるよ、私は・・。
全くもう!
嘘でも良いから、彼女の驚きの表情を映像として入れなよ、監督!ー
・徐々に狂気性を帯びていく、権力に鬱屈している男を演じた岡田さんは、ちょっと良かったかな。𠮷田鋼太郎さんも・・。
ー ”これは、何かの罰なのか!””はい、そうです・・。貴方がやってきた事への報いです・・”ー
・柄本さんは、あのシーンの為だけに登場したんだね・・。
・斎藤工さん演じる井出は、何をあんなに急いでいたのだろうか・・。
<エンドロールで、監修 ヴィンチェンゾ・ナタリ監督と出たから、彼は満足したのかなあ・・。
観ている側は、???を抱えて困惑するばかりであったよ。
面白いシーンもあったけどね。
柄本時生さんは、身体の真ん中をスクエアに切り取られるだけのご出演。
あと、個人的には、キチンと映画のフライヤーを作って欲しいです。
ネットでも事前に観る価値があるかどうか調べるけれど、フライヤーって映画情報の宝庫なんだよねえ・・。>
邦画特有の「わざとらしさ」が萎える残念リメイク
「CUBE」は原作、2、ZEROと鑑賞済みで、今回日本版でリメイクされると聞いて期待半分・不安半分で映画館に足を運んだ。
もともと原作が素晴らしすぎたので、まず原作越えは無いだろうと予想しつつも、日本映画らしい良アレンジがあれば良いと思っていた。
しかし結果、日本映画の悪い部分ばかりが目立つ残念リメイクであった。
・キャラクターが安っぽい
原作では、閉じ込められた人間たちが最初は協調し合うも、徐々に狂気に呑まれて殺し合いに発展していく恐怖の重圧が凄まじかった。
また、一番主人公らしい人物が悪党に変わったり、頼もしい脱獄のプロが一瞬で死んだり、頼りない風に見えていた人物が重大な秘密や技能を持っていたと、キャラクターの顛末が予測不能なのが作品に大きな深みを持たせていた。
だが本作では、最初から険悪な奴らが案の定殺し合ったり、謎めいた雰囲気を出す人物がそのまま黒幕だったり、子供はやっぱり子供のままだったりと、あまりにキャラが台本通りすぎて驚きが皆無。
なので、誰が生き残るかどころか、誰がどういう役割を果たすかまですぐに見透かすことができ、ただキャラが決まった筋書きの上を走らされている感が顕著。
役者の演技力と個性は素晴らしいが、それがかえってわざとらしいフィクション感を強めてしまっている。
・ストーリーの流れが雑
キャラがわざとらしければ、ストーリーまでわざとらしい展開の連発。
「トラップ」によって強引に筋書き通りにキャラを動かしている感があり、非常に脚本がチープ。
例)
人の感情によって照明の色が変わる仕掛け ⇒シリアスなシーンは勝手に照明が赤くなるので「怖さ」が出る
過去のトラウマを映像化して精神的に追い込むトラップ ⇒極めて強引に主人公の過去が他人に明かされる展開に
グループを分断するトラップ ⇒仲が悪い方の奴らが案の定殺し合う展開に
誰かが書き残した建物の設計図を発見 ⇒都合よく謎が解明される
原作だと極めて自然に物語が運ばれていったのに対し、本作はトラップありきで強引に話が進む。
特に、部屋の色の感情連動システムは映画として便利すぎるだろと思ってしまった。
・残酷描写が非常に薄い
原作では、第一の犠牲者がサイコロステーキ化する衝撃的な開幕で、そこからも酸で顔面崩壊したり、移動する部屋の間に挟まれて真っ二つになったりとインパクトあるトラップや死にざまが目白押しだったが、本作は対象年齢の都合か、非常に残酷描写がマイルド。
絵面はCGを駆使しているので綺麗だが、死に方自体はレーザーで胸を一発貫かれて即死など、かなりあっさりで恐怖が全然伝わってこない。
特に、最初の犠牲者の死に方の改変が許しがたい。
クッキーの型抜きのような装置で胸の部分を四角くズコンッと抜かれて死ぬという、恐怖どころかギャグ一歩手前な死に方に変更されている。
・星野源の主題歌が合わなさすぎる
星野源の楽曲は好きだが、エンディングの展開と、陽気な曲調が全くあっていない。
本当に予告編の場違いな雰囲気そのままで、物語から完全に浮いている。
話題性重視で星野源を起用したのが見え見えで、しらけ気味だった気分をさらに落ち込ませてくれる。
(まとめ)
CUBEは大好きな映画だっただけに、とにかく文句ばかり浮かんでしまう出来だった。
否定的評価が多かったCUBE2やZEROを下回る完成度に思う。
邦画らしい「わざとらしさ」が全て悪い方向に作用してしまった残念リメイクであった。
韓国発のデスゲームドラマ『イカゲーム』が世界的に好評を博している矢先、「デスゲーム先進国」の日本がこんな粗末な劣化リメイクを発表していては、もう世界に対抗できるわけがないなと考えさせられてしまった。
柄本時生のサイコロステーキ。とりあえず素数と素因数分解の予習が必要?
リメイク権を獲得しただけでも大事件だったような気がするし、内容はともかく果敢に独自の脚本で攻めているところが良かった。そして、ラストに披露された星野源の書き下ろし主題歌がまた面白い歌詞だった。
予告編の段階から杏の台詞「あなたたち何者ですか?」が引っかかっていた。本編が始まってもそのモヤモヤした気持ちは変わらずでした。何者という問いは名前を尋ねるのじゃなく、職業や置かれた状況を訊く言葉だと思うので、名前を答えるのはおかしいと。でも、それがラストに活きていた。
オリジナルの『CUBE』(1997)では警官や医者など、謎を解くための伏線として職業が明確にされ、囚われた登場人物の行動パターンにも表れてていたし、拉致された経緯なども語られていた気がする。コンビニ店員である岡田将生や悪徳会社役員の吉田鋼太郎、そして中学生の千陽という設定は面白いのに、杏は謎のまま。「何者」と聞いておいて自分は語らないってのは何様のつもりなんだ!などと思ったけど、それもこれもラストのためだったのですね。
そして、最近の邦画らしくDVや自殺問題なんかを取り入れてるのも日本的でわかりやすいのかもしれません。残念なのは悪いことを散々やってきたという吉田鋼太郎のいつもの凄みが感じられなかったことや、菅田将暉のキャラが『アルキメデスの大戦』と被ってしまうこと。岡田将生の怪演は良かったけど。
オリジナルでは謎のまま終わったけど、今作では杏が重要人物。巨大なキューブ施設の管理者側の人間、もしくはアンドロイドなのだろう。なかなか面白いラストでした。
一体なにを見せられたのか。
彼らの目的はなんだったんだろう。
主役級の役者を揃いも揃えて、、、
杏ちゃんが何かしら役割を持っているのは分かった。
原作もなにも知らないけど、全くもって意味のわからない映画でした。
つまらなかった。
突如、謎の部屋に閉じ込められた所なら物語が始まります。部屋の出口が6つあってハズレの出口はトラップが仕掛けられた部屋に繋がっていて間違うと死んでしまう。なので当たりの部屋から部屋に移動し続けて脱出しましょうという物語でした。
はっきり言って駄作です。
映画館で観るべき作品
私はホラーも数学も苦手です💧
岡田将生さんの怪演と
菅田将暉さんの迫力ある顔面の演技力
吉田鋼太郎さんのやな奴っぷりや
斎藤工さんの語らないのに伝わる演技
田代くんや山時くんも頑張ってた!
杏さんは、役どころなので多くは語らず。
ぜひ立方体の中に入った感覚になれる
映画館で観るべき作品です。
試写会場のスクリーンはとても大きくて
それはそれは見応え十分でした。
だれが何の目的でやってる事なのかは分かりませんでしたが、後藤が目を覚ましたので続編に期待!!
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