「クソ面白くない」CUBE 一度入ったら、最後 スネーク・オーガニックミントさんの映画レビュー(感想・評価)
クソ面白くない
シチュエーションを取り払って骨子だけを見ると、
・困難に放り込まれる老若男女
・各々暗い過去やトラウマ、事情を抱えている
・困難に抗う内に登場人物同士で心の交流や諍いが生まれる
・クライマックスでトラウマに打ち勝って保護対象を守るも自分は息絶える(泣いてどうぞとばかりに荘厳なBGM)
・スポットを浴びた登場人物達のお話はこれでおしまい、だが事態は終わっていなかった
どこにでも転がっている様な和製三流ホラー、スリラーをなぞっているだけ
例えば、怨霊に付け狙われた大学生、同じく狙われている小学生男児に出会う。実は大学生は過去に弟を亡くしており、自分のせいだと気に病んでいた。怨霊に追われながらも男児と弟を重ね合わせ今度は守ると心に誓う。
クライマックス、怨霊に追い詰められ絶体絶命、大学生は自らを犠牲に男児を逃がす。(弟を亡くした時のシチュエーションと重なり泣いてどうぞBGM)
夜が明け生還する男児。だが最後のシーンは怨霊の怨嗟はまだ終わっていないことを示唆してエンディング。
はい、三流映画が1本出来ましたー
邦画のダメなところ詰め合わせって感じ、特に演出面
内装やトラップが空気読みすぎなのは草
ダメ押しにエンディングで星野源
星野源自体は悪くないがこの映画のエンディングに使うか普通
この映画のスタッフの思惑は「海外で1発当たってるからネームバリューである程度の客入りは期待できるし、その実経費は安く済む、馬鹿な大衆お好みのアーティスト、俳優で釣っとけばガッポガッポ儲かるっしょ。脚本?ンなもんテンプレをちょっと改造すればOK!」だろ?一言一句違わない自信がある
二度と映画に関わらせるな😡