「全国のマダム!僕たちと合体参戦してください!」スーパー戦闘 純烈ジャー カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
全国のマダム!僕たちと合体参戦してください!
スーパー銭湯♨️アイドル&戦隊モノの見事な合体。
この映画のニヤニヤポイントのひとつはスーパー銭湯♨️アイドル純烈のメンバーがメタルスーツのヒーローに変身するには同じ色の運命の女神(オフロディーテ)と契りを結び、交わらねばならないのだ。カラオケマイク🎤型のマイクチェンジャーはオフロディーテとエネルギー融合し、変身するのに必要なアイテム(ちょっと地味ですけど)。マイクチェンジャーは【♨️の神様】の前川清から直接手渡される。
【純レッド:元カブトライジャー】
純レッドの白川裕二郎はやっぱりカッコいい。ウキぺディアによると1995年に朝日山部屋に入門したとある。師匠は元小結の若二瀬唯之(第17代朝日山親方)。白川の四股名は綱ノ富士。入門したての弟子につける四股名としては破格。師匠の期待度MAXだったのだろう。しかし、1996年7月に怪我をして9月には引退廃業。わずか一年あまりの大相撲経験であったが、師匠は翌年の1997年の5月場所中に55歳の若さで急性心筋梗塞で急逝している。そして部屋は他の部屋に合併吸収された。朝日山部屋は第16代も1976年に急逝し、若二瀬が現役を辞めて継承した経緯がある。当時朝日山部屋はトンガ力士が6人在籍していたが、部屋の継承を巡って、トンガ力士を束ねていた沖縄出身の琉王が部屋の継承者になれなかったことから、全員が抗議して廃業し、トンガに帰る事件が起きた。琉王はそのことの巻き添えで廃業し、東上野でちゃんこ屋を始めた。トンガ力士のうち、福ノ島はプロレスに転向した。確かトンガ力士の多くはトンガ国王の近衛兵だった。だから彼らの行動はトンガと日本の国交にも影響した事件だった。白川が朝日山部屋を辞めた当時、私はちゃんこ琉王に通っていた。琉王親方から相撲界の裏話を聞きながら泡盛をパカパカ飲んでいた。
【出来すぎ戦隊釣るんジャー】
白川裕二郎は某NHKの釣り番組の【釣りびと万歳】に出ていた。元力士であることもナレーターの田中美佐子がちゃんと紹介していた。化粧回しを着けた姿も紹介された。素晴らしい筋肉のイケメン。身長185センチ。顔ちっちゃい。スマート。良型のオオモンハタを見事釣りあげていた。釣りの腕前はなかなかで、馴れている。再三のラインブレークも実に絵になるエンターティナー。釣り番組のオファーも増えそう。天性の明るさがあるし、持っているね。しかも、場所は愛媛県の愛南町だった。🎶愛を抱きしめ 夢を抱きしめ 指輪💍を送るよ🎶プロポーズ
映画では赤いカブト虫のようなアーマー。レッドは戦隊ヒーローの花形だ。実際、白川は忍風戦隊ハリケンジャーのカブトライジャーだった。ビーファイターカブトも懐かしいが、あの頃、息子と一緒に日曜朝8時からよく見ていた。変身アイテムもずいぶん買わされたが、結構オイラも好きだった。
ドーベルマン刑事の平松伸二の漫画で漫画ゴラクに連載されていた【どす恋ジゴロ恋吹雪】というエロエロマンガがあった。もし、映画化するなら、主役は白川裕二郎しかいないと密かに思っています。是非とも実現して貰いたい。
【純パープル:元ガオブラック】
純烈のリーダー酒井一圭。お腹が出過ぎ。プロレスラーの経歴もある。プロデューサー業もこなす。収入もたくさんあって、ホクホクなのかな。出べそも目立っていた。くれぐれも脱腸には気を付けてくださいな。百獣戦隊ガオレンジャーのガオブラックの決め台詞は「どすこ~い」だった。戦隊ヒーローとしてはあんまりカッコよくなかったので、なんかよく覚えてる。
【純ブルー:元仮面ライダーゾルダ】
ひげの貴公子小田井涼平。配偶者は、なななんと、LiLiCo。歌は一番旨いかな。ムード歌謡のムードメーカーで、なかなかいいキャラ。
【フローデ・ワルサ】若いイケメン男のエキス、とくにバージンエキスを求めて、手下を操るラスボス女王。小林幸子は13歳ぐらいの頃、市川雷蔵の映画、ある殺し屋に雷蔵の小料理屋のお手伝いで出ていて、アラっ?と気が付いた。ある殺し屋から55年。幸子、ビックになったねぇ。フローデ・ワルサの手下の四天王(ザウナ、ガラン、ジャワー、ゾープ)たちもなかなかカッコよかった。エキスとっちゃえばいいのにね。
後上翔太はほかのメンバーより10から15ぐらい若い。東京理科大中退の変わり種。さて、どんな展開かは見てのお楽しみ。緑のオフロディーテは誰かな?