「あんたは偉い♥」とんび マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
あんたは偉い♥
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私自身は『鷹』ではなかったが、我が父は『とんび』以下だった。あの『異端の鳥』様な『奴』だった。『協調性の欠けた輩』と言う事だ。
映画の解釈では『息子を助ける為に母親は死んだ』とされているが、この主人公(父親)の本音は『息子の不注意で母親が亡くなった』と思っている様に見える。そこが妙に生々しく醜い。
まぁ、
我が親爺はとんび以下の男だったが、実は、大学は出ているんだよね。つまり、人間の質とか知恵は、学歴とは関係ないと言う事だ。
私も一応大学は5年(一浪)かけて、スネかじって卒業したが、大学から受けた教育には自分の人生は変わる事はなかった。と思う。寧ろ、浪人を含めた大学時代の時間が今の自分に余裕を与えてくれて役立いると思っている。だから、大学へ行けて良かったとは思うが、行けなかった人を『とんび』呼ばわりはしたくない。勿論、自分の為に。理由は簡単だが言わずもがなあ。
『とんびが鷹を産んだ』なんて、フィクションと言えど、半生をモデルにして、良くぞこう言った話を作れるものだ。流石!!
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