明日への地図を探してのレビュー・感想・評価
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ずっと面白くなりそうなまま終わった
鑑賞後の気持ち
映画の概要にあった「日常の小さな幸せ」の部分に惹かれてみたが、
設定の大きさから謎を解く鍵を深読みしすぎてがっかりした。ワンピースの正体が仲間との絆だったみたいなガッカリ感。
鑑賞後の心の変化
なし
鑑賞後の行動の変化
なし
好きなシーン
なし
嫌いなシーン
なし
新しいタイムリープのパターン
タイムリープしていることに途中で気づくパターンが多いが、もともとタイムリープしているパターンは新しかった。
良い話ではあったが、特に大事もなくタイムリープを繰り返すため、途中で飽きてしまった、、
最後はハッピーエンドで良かったが、もう少し期待を裏切るようなことも欲しかった
実存主義だ!
『確かに最期の時に向かって時間は失われて行くけど、得るものもある。毎秒が奇跡そのもの。軌跡が積み重なって人生になる。すべてが手に入る。そして、最後にすべてを失う。それでも価値がある』母親の言葉。画一的な社会の流れから、自分を見出すって事だと思う。つまり、実存主義そのものだと僕は感じた。
そして、
ここでは、マーガレットがポネットだね。
何でも試せる人生
何をやっても明日には元に戻る設定。映画を観て、現実の人生をもっと気軽に生きようと考えている自分に気付きました。気分を楽にさせてくれる映画だと思います。
警察に捕まりそうなことも平気でできるし、学びも無限時間を使ってできます。
東京では自販機で仔犬が買える
大人も子どもも楽しめるタイムループもの。普通ならば主人公一人だけが以前の記憶を保っているのに、二人が同じタイムループを繰り返す。マークはそのマーガレットが気になり、電話番号を聞き出すが・・・
人気TVドラマ「ドクター・フー」について何度も語られているけど、これは世界最長のSFドラマシリーズですね。映画「ビルとテッド」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズと同じように、アメリカでは幾度となくタイムトラベルもので引き合いに出されている作品。
4次元世界に異常なほど興味を示すマーガレット。4次元は3次元に時間を足したものではないと力説するものの、3次元からは見つけることが出来ず、4次元世界の影のようなものだと言う。そして2人は何度も同じ光景を見ているので、小さな奇跡を互いに教えあうようになっていくのだ。数学の先生に質問して、ループから抜け出すには飛行機に乗ることを提案するマークだったが・・・
退屈なほどの日常。17歳のマークにとっては次に何が起こるかわかってしまう。よくあるタイムループならば特別な事件が起こったりするけど、この作品で扱うのは「小さな奇跡」。鷲が湖で魚を捕らえる瞬間、塗装屋さんが素晴らしいピアノを弾く等々。『恋はデ・ジャブ』のように恋愛を成就させるためでもない。日常からどう抜け出すかが彼らの使命なのだ。
退屈な日常からどう発展するのか、次の日が来ても退屈さは変わらないんじゃないかと悩む若い人にとっては共感できる内容だと思う。明日が来ないほうがいいと願っても、それに立ち向かう勇気が必要なのだろう。
パームスプリングスとも違い、、、
日常系タイムループ物ということで、パームスプリングスを想像しながら視聴★
しかし上記作品のようなブラックの笑いはほとんどなく、登場人物がみんないい人で、とても爽やか。
絶望とか苦しみとかではなく、ほろ苦い青春時代のその日にとどまり続ける若者2人が、徐々に距離を近づけていき、そしてついに奇跡が???
年齢を重ねたおじさんでも、ふと自分の人生を振り返り、ちょっといい気分にさせてくれる良作である。
足るを知ってるふたり
ヴィンスヴォーン(Vの日本語表記がきらいですバビブベボでいいじゃんかよ)とKathryn Newtonが出ていて、殺し屋とJKの魂が入れ替わってしまう映画「Freaky」のトレーラーを去年(2020)見てから、見たくて見たくて状態だった。
それが遅延したのだろうか?よく事情を知らないが、禍だからどこかのストリーミングサービスに降りてくるような気がしていたが、降りてもこず、公開も先になったようだ。
長いキャリアのヴォーンはともかく、Kathryn Newtonという人を知らなかったが、検索したらいっぱいでてきた。本国では人気者&セレブの気配があった。
目が据わっていて、子供の時分から業界にいないとこの据わり方をしない。
検索ついでに見つけたのはこのGroundhog Day亜種だった。
ループするならアイデアが前提になる。
Happy Death Dayはホラー仕立てだったが、そもそもGroundhog Dayに抗するわけだから、誰にもそんな自信はないわけで、量産はされてこなかった。
ところがこの映画は、言ってみりゃ二人があちこちを巡って、日常に遍在する、つつましい喜びの瞬間を見つけるだけ──である。
それなのに楽しい。
通俗的なにんげんがループに落ちたらナニをするだろう?
宝くじをあてるとか、女をおとすとか。まあだいたいデジャブの初段階のフィルみたいなことをやるんではないかと思う。
だけど二人は賢くて足るを知っている、ようするに良識ある大人なので、街のbeautiful momentをさがして、それで、じぶんも嬉しくなれてしまう。俗人のわたしから見て、その姿がとても好ましい。
加えて、ふたりの行動がいわゆる「バカッコイイ」になっている。何回も繰り返している日常ゆえに、避ける当てる躱す投げるのタイミングが決まる楽しさがあり、映画に軽快なリズムを与していたが、とうぜん身体的躍動あっての見ばえである。おそらく17歳くらいの設定だろうが、精神的にも肉体的にも子供っぽさはなく、二人はしっかりと世界に対峙して、現実に向き合い、いろいろなことを考えていた。映画でもなんでもそうだが英語圏のほうが断然matureである。
映画が呈示するのは、デジャブで徐々に改心するフィルと同じで、わたしたちの親切心が人生や世界を変える──という話。
周りの人を扶けてやる、いっしょに幸福な時を過ごす。それができるなら、けっきょく自分自身の人生が豊かになる、と映画は言っている。
やはりKathryn Newtonの落ち着いたおもむきが20代ではなくFreakyの配役が完全に理解できた。ふつうに殺し屋ができそうな眼光の据わり方はむしろ異常。コバルトブルーの瞳とゲジゲジ眉とざんばら髪と豚足みたいな二の腕をした華やかな人なだった。
絶対に逃したくない奇跡の時間
《鍵》絶対に逃したくない奇跡の時間 --- 毎秒が奇跡、奇跡が積み重なって人生になる。そして失う。けど、それだけの価値がある。タイムループものに風穴を開ける、フレッシュな新風を呼び起こす、爽やか度120%の良作ティーンドラマ。最高とあざといの間の原題から期待した通りの、とびっきりの魔法にかかってしまう。実はみんな同じ日を何度も繰り返してる。ビル・マーレイのあの映画みたいに…『恋はデジャ・ブ』(←『ハッピー・デス・デイ』然りちゃんとこのジャンルを代表する傑作への言及・リスペクト好感)!
《4次元》好感の持てるキャスト。作品を包む、形づくる空気感がいい。小粋な編集やカメラワーク同様流れるようにスムーズな語り口、オシャレなだけじゃない。良作インディー映画ドラマを彷彿とさせるようなサントラでもポイントを稼いでいる、これはズルい。『バンデットQ』が大好きな主人公。子供みたいに何度も見る。君の世界で《時空の亀裂》が起きてない?同じ日を繰り返す2人、それは偶然が重なる奇跡の瞬間。一緒に取り残された"今日"の奇跡を歩いて集める。円周率みたいに無限に続くのか。好意を持つけど、この特異なシチュエーションの中で唯一の同じ立場に置かれた理解者と気まずくなりたくない。空にかかった大きな「?」クエスチョンの文字。
もしも映画みたいなことが自分にも降り掛かったら?問題山積みの世の中で、今の若い世代はどんな時代の名作にもフラットに接することができるから、そんなことになった自分が主人公のつもりでいても実は違うかも。犬という迷子の象徴、語弊を恐れずに言えば小物使いも良かった。特異点にハマってるなら遠くに行けばいい?じゃあテスラを買え。16時間以上かかることは何もできない、どうせ消えるから。これで生きてるって本当に言える?その時が来てほしくなくて願ってしまった、時間を止めてほしかった。明日を迎えるときに一緒にいたい、つらくても。前に進む勇気、別れを告げる決意、その先にきっと明日があって、僕たちはまだ奇跡を起こせる。目撃できる。
DID WE MISS
SOMETHING?
父さんはいつまでも本を書き終わらない、妹はサッカーの試合で負ける「手始めに地球を丸ごと救う」ごめんね、さよなら「こうなる前から世の中変だと思ってた」この通りあなたを救いに「わけが分からなかったけど謎が解けたよ」チューバッカを頼むね「眠ってたのは私たちよ、みんなは起きてる」
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