「オヤジの哀愁」ドリームランド 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
オヤジの哀愁
プロデュースを担ったマーゴット・ロビーの意気込みは感じられる、ボニー&クライドのようにフェイ・ダナウェイを上回る魅力を「俺たちに明日はない」よりロバート・アルトマンの「ボウイ&キーチ」のよう。
非行に走る義理の息子に振り回される親父の図、仕事はクビになり車は盗られオマケに撃たれてしまう、目線を変えれば必死に家族を守ろうと空回りする一人の男の物語と捉えられる!?
妹、実の娘がその場に居なかったらまた違う行動を取っていたようにも、全体的に美化された演出描写と地味に進む物語が「セインツ -約束の果て-」を撮ったデヴィッド・ロウリーと重なる、次回作は気になる監督ではあるかなぁ。
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