アメイジング・グレイス アレサ・フランクリンのレビュー・感想・評価
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サマー・オブ・ソウルに何故でなかったのか?
三回目の鑑賞です。偉大な歌手です。
シドニー・ポラックって誰ですか?
『追憶』か!
何の縁でこの映画を撮る事になったのでしょう。
ほとんど未編集で、どこに監督いるのでしょうか?
勿論、シドニー・ポラックって人の人相を知らないので、間違っているかもしれませんが、一日目の夜には白人は二人くらいいるだけで。まさか、シドニー・ポラックって黒人ですか?
だから、とってつけた様な映画なんだと思ってます。
それで、未編集ですから、監督は名前だけ。
だから、作品としては全く評価していません。アレサフランクリンに対する敬意です。
幻のコンサートで、撮影後お蔵入りと言いますが。コンサート自体と映画作品としては大した事はないと思います。
1969年のハーレムコンサート(サマーオブソウル)
1969年のウッドストック
1969年のビートルズルーフトップコンサート
1971年のバングラデシュコンサート
と続きますから、企画倒れなコンサートだと思います。
まぁ、それでも彼女は凄いです。
しかし、サマー・オブ・ソウルのレビュー消されたのか?
消されるのは仕方ないが、見た日まで分からなくなる。
推測
これが公開出来なかったのはアレサ・フランクリン側の意図ではなく、写ってしまった大スター(?)側からの個人情報としての異議申し立てなんじゃない?まさかね。
情熱的な歌唱には興奮したのだが、公開があまりにも遅すぎた
素晴らしい映画であることは間違いないのですが、正直私には合いませんでした。これは完全に個人の好みの問題なので、作品の質が低いとかそういうことでは決してありません。以前マイケル・ジャクソンのライブ映画『THIS IS IT』を鑑賞した時も実感したんですけど、こういう音楽映画はどんなに周りの評価が高くても合わない人にはとことん合わないんでしょうね。
私は以前、ジャニーズアイドルである嵐のライブ映画を絶賛しました。しかしそれは嵐のメンバーについて知っている状態で、尚且つ馴染みのあるJ-POPの曲だったから楽しめたんです。本作については私はアレサ・フランクリンというシンガーについても全く知識がありませんでしたし、曲も私の好みとは異なるものだったので、1時間30分ほどの上映時間は全く知らない曲を全く知らない人が歌ってるのをただ見せられているだけでした。
技術的な問題で映画の公開が撮影から半世紀経ってしまっているのが大きかったと思います。アレサ・フランクリンの知名度が高く、劇中で語られているように「知らない人はいない」くらいの存在であったならば、非常に楽しめたと思います。アレサ・フランクリンという偉大な存在であっても、半世紀という年月はその存在を遠い過去のものとするのに十分だったということでしょう。
もちろん彼女の歌唱力や表現力の高さは初見の私にも伝わるほど素晴らしいものでしたので、アレサ・フランクリンという伝説的歌手を知っている方やゴスペルやソウルに造詣の深い方は観ておいて損は無いと思います。
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「ソウルの女王」と呼ばれた伝説的女性シンガーであるアレサ・フランクリン。彼女が1972年に行なった、ロサンゼルスの教会での観客を入れての公開レコーディングを収録した映像を編集したライブ映画。当時は技術的な問題で公開ができなかった映像を、現代の技術で編集し、完成に至った。
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二日間にわたる教会での公開レコーディング(ライブ)の様子を撮影し、映画として編集したものです。冒頭にアレサ・フランクリンという人物についての申し訳程度の説明が挟まれる以外は基本的にはレコーディングの様子を流しているだけです。アレサ・フランクリンについて知っている人からすれば、半世紀近く公開されていなかったライブ映像が観ることができて感無量かと思いますが、如何せん私はアレサの名前すら聞いたことがなかったので、そういう感動は一切ありません。
事前知識が無い私が不満に感じたのはそこなんです。完全にファン向けの映画になっていて、「アレサ・フランクリン?どちら様?」という感じの私のような人間は置いてけぼりにされているような感覚がありました。彼女がどれだけ凄い人物なのか・彼女の人気がどれほどのものだったのか・この公開レコーディングに彼女がどれだけの情熱を掛けていたのかを事前に知ることができれば、もっともっと楽しむことができただろうと感じます。
私は以前ジャニーズアイドルの嵐が活動休止前に行った大型ライブを映画にした『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』をレビューした時も、「彼ら(嵐のメンバー)のひととなりや解散などの背景を知っているからより楽しめる」と書きました。もしも「どこのだれかも分からない人のライブ」だったなら、全く同じクオリティの映画だったとしても感想は全く違うものになっていただろうと思います。
もしもアレサ・フランクリンを知らずにこの映画を鑑賞しようとする方がいらっしゃるならば、まずは彼女の業績や人となりを事前に調べてからにした方が良いとアドバイスしたいですね。それをやるとやらないとでは、この映画を観て感じる印象は異なるものになると思います。
熱気がすごい
スクリーンを通して熱気が伝わってきました。
50年も前の演奏と映像なのに、ライブということもあり新鮮さを感じました。
アレサ・フランクリンは圧巻の歌唱力。それでいてピアノの演奏も上手。
司会のクリーブランド師との信頼関係はどこから来ているのだろう、
と思って観ていましたが、フランクリン父の演説の中に答えがあり納得しました。
どこまで打ち合わせていて、どこからがアドリブなのかは分かりませんが、
ゴスペル隊はもちろん、観衆もときおり自由な感じで参加していて、
ライブの醍醐味が味わえます。
全員の演奏が本当に上手。
アレサ・フランクリンの歌った教会全体が奇跡の空間のようです。
神に捧げる至福のライブはオイラの至宝
すごかった。
おいらもトランス状態一歩手前。
アリーサの父親のC.Lフランクリン牧師のスピーチがゆっくりで、聞き取りやすかった。ちょいワル親父風で、すごい貫禄。
そのあとの Climbing higer mountains ~ Old landmark ~ Never grow old が凄かった。
聖歌隊といえば8時だよ全員集合を思い浮かべる年代ですが、聖歌隊の指揮者のお兄さんがノリノリ。
ローリングストーンズのミック・ジャガーが2日目に客席の後ろの方にいました。
40年の歳月を経て、映像と音声を同期させることができるようなって蘇った教会での至宝のライブ映画。
素晴らしい。ハッピー😃
天使にラブソングをやブルースブラザースをまた見たくなる。
見てわかることも多い
私はこのライブCDを持っているが、聴いただけではわからないことが、映画見てすごいわかった。すばらしい。よくぞ形にしてくださいました。ありがとうございます‼️ CDは2枚組みで、1日め、2日めをそれぞれ収録しているので、曲の重複もある。この映画はいい感じに編集してあるので、はっきり言っていいとこ取りである。映画を先に見てCDを聴けば、脳内で映像も付いてくるから、これから買う人はお得だよ!
アレサの汗したたる熱唱はもちろん、ゴスペル界の重鎮ジェームズ・クリーブランド、フランクリン牧師、クララ・ウォードらの貴重な映像を見られた。アレサのバックを務めた聖歌隊、この中には存命の方もいらっしゃると思う。若かりし頃の自分を、あの晩の興奮を、まざまざと思い出すことだろう。指揮者の人もカッコよかった。
曲はほんとみんないいが、1日めの入場の「On our way」、ここでもう鳥肌立った。歌いながら入ってきたんかい!「What a frend we have in Jesus」の3連手拍子は渋い。「Precious Lord, take my hand / You've got a frend」のメドレーは秀逸。そして「Amazing Grace」は魂が震える。2日めのアレサは、最初ちょっと神経質だった気がする。前日の疲れと高ぶりとが混ざり合ったところにパパまで来るので、ナーバスになっちゃったのかな。最後の方でようやくノってきたね。
ゴスペルは神や聖書を賛美する音楽なので、ゴスペルシンガーが男女の恋や駆け引きなどを歌うのはNGらしい。なので、クリーブランドやフランクリン牧師が説教の中で、アレサが教会に帰ってきたと言う理由は、世俗の音楽に行った人と思われていることに対して、そんなことないよとフォローのためなのだ。ただ、アメリカではゴスペルレーベルに限り、ポピュラーレーベルとダブって契約してもいいみたい。それは神様のためだから〜(チコちゃん風に)。
ミック・ジャガーよく来たねー。イギリスの方が、ゴスペルやブラックミュージックの受容は早かったらしいよね。
週に一回、教会に行き心の重荷を下ろす。そんなシステムがあるっていいかも。なかなか日本人には難しいけど。
圧倒的な
なんとなく名前だけどこかで聞いたことはありましたが、
初めてきちんと歌声を聴き、歌う姿を見ました。
ただただ圧倒されました。
貴重な映像が記録されていて、上映出来て良かったと思います。
でもアメイジンググレイスは、知ってるメロディーラインがだいぶアレンジされていた感じで、この曲は出来ればあまりメロディーを崩さないversionを聴きたかったな、と思いました。
キリスト教徒ではないので、イエスを讃える歌詞で高揚とかはしませんでしたが、これはきっと各地で別の宗教だったり別のジャンルの音楽だったり、あるいは救いを求める祈りの祭り、儀式とかに通じるものなんだろうな、と思いました。
人は多分何かしらのすがれるものがあると、どうにか奮起できる。昔から、そのために宗教なり音楽なり祭りなり、何か心の拠り所を人々は作ってきたんだろうなぁ、と思いました。
この記録映像にあるような、「好きな音楽を聴くためにマスク無しに近い距離で集い、自然に体を揺らしたり一緒に口ずさんだりする」、そんな世界がまた戻ってくることを願っています。
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