アオラレのレビュー・感想・評価
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リミットなしで襲ってくる暴力装置
パンパンの体に仕上がってるラッセル・クロウからあふれ出る憎悪の念がとんでもないことになってる。やばいよね。
トム・クーパーみたいな人を刺激しちゃいけないんだけど、レイチェルは、旦那との離婚調停がうまくいっていないイライラもあって、思わず長めのクラクションを鳴らしてしまう。レイチェルのホーンの鳴らし方は、トムの言うとおりマナー違反。
そうは言っても、トム・クーパーがroad rageモードは、最初から犯罪レベルでマジで恐い。『ヒッチャー』のルトガー・ハウワーは、得体の知れぬ怖さだったけれども、『Unhinged』は、社会に対して憎悪している男が、リミットなし暴力装置と化して襲ってくる恐怖がある。レイチェルを不幸のどん底に陥れる動機がたっぷりとあって、既に重犯罪を犯しているから警察なんか意にも介さない。
アンガーコントロールって大切だよね。免許試験場のビデオなんか比べ物にならないくらいためになった。
クラクションに要注意‼
あおり運転を題材にした新感覚サイコホラー。日本でもあおり運転は社会問題になっているのでタイムリーな題材です。
殺人鬼を演じたラッセル・クロウの怪演が実に素晴らしく恐怖を感じた。殺人鬼の魔の手が次々に襲い掛かりハラハラドキドキする展開が最後まで続く。余分なシーンは一切なく要点が上手く纏められていてあっという間の90分。
車道でトバッチリの食らうシーンも見逃せない。最後のクラクションのシーンには安堵しました。
2021-67
邦題「アオラレ」というより原題の錯乱に近い。
ラッセル・クロウ がチト太りすぎかつ、殺人犯、放火魔とは言え凶悪すぎ。
とはいえ予定調和的であり、カーチェイスも、暴力シーンも中庸。
確かに渋滞とはいえ、女主人公のクラクションの鳴らし方はいけない。凶悪犯の言い分が正論。
自業自得とも言える。
それにしてもラッセル・クロウ、途中盗んだ車も全然壊れてないし、左肩当たりに銃弾受けながら全然止血措置もしていないのに血は止まった模様。不死身すぎ。
スピルバーグの「激突!」と違い面がわれている分、不気味さを感じない。確かにスマホやiPadは悪意のものに対し無力だが、指紋認証以前にパスワードもかけていないのはあり得ない描写。
そもそも凶悪犯の怒りの元凶は会社を解雇されたことなら、怒りのベクトル大卒の会社幹部に向けるのがスジというもの。それとも冒頭の殺戮シーンがそれなのか?
時間が短いので飽きることは無い。ハリウッド伝統のカーチェイスと殺戮シーンで安定はしている。
ただ気になったのはこの後「クルエラ」も観たのだけれど、ガソリンシーンは12歳制限ではなくて18歳制限にして欲しい。
破壊力が違うのだから。
怒りのコントロールというより錯乱映画。公開2日目土曜昼にしてはチト寂しい。「クルエラ」の吹き替え版満席に近かったので、字幕映画不人気コロナの影響をモロに受けている。
スリラーな作品!
ラッセルの怪演がトラウマになる。
今や社会問題の公道での煽り運転、本編はタイトルを越えてしまっているスリラーな作品でした。
警察側も凶悪ラッセルを泳がす展開も、お約束であり悲劇であり。煽り運転以外の恐怖心もあるので怖かった。
無敵の人
勢いあって楽しく観られました。
仕事も家族も蓄えも健康も全て失った「無敵の人」を、ラッセル・クローが怪演。
完璧な殺戮マシーン化!
次の展開に使うアイテムについては、丁寧なカメラワークで見せてくれるし、予測は外れることなくお約束通りのパターンを踏襲していって、「なんで?」という疑問が湧く瞬間がない。
おかげで、ただただ執拗にターゲットを追っていく姿に集中して観ることができたのがよかった。
そう、何故か被害者側でなく、犯人視点で見ちゃったんですよね、私。
それは被害者のレイチェルが、いろいろ事情はあるにせよのっけからあんまりにも態度悪くて、「こいつこ◯されてもいいや」と思っちゃったせいかも。
ただ、とばっちりを受けた、レイチェルのあ知人たちがかわいそうすぎて、完全に加害者の立場にもなりきれませんでしたが。
ちゃんと「お互いへの気遣いって大事」ってメッセージも込められていたし、世の中がおかしいってことへの警鐘もあったから、単なる娯楽作ってわけでもないのでよかったです。
ホラー映画より恐い
期待以上に恐ろしさが展開して行く。アメリカ、ニューヨークのリアルがヒシヒシと伝わって来る。日本でこの映画を観て何が恐いのかって、他人事では全く無いと痛感するからだ。非常にリアリティがあり、しかも学びもある。犯罪者と一般市民が登場人物の場合、鑑賞者は一般市民側として見るだろう。しかし私は犯罪者側と一般市民側の差をかんじなかった。現在の資本主義の世の中はアメリカも日本も同じように病んでいる。この病み方は日常の直ぐそこに既に有ることだ。ホラー映画より遥かに恐ろしい。
確かにラッセルは狂っているが
最初に、あの母ちゃんが、ケンカ腰にならずに、
“気が立っていて、つい失礼な態度を取ってしまい申し訳ありませんでした”
と言っていれば、収まっていたのではないか。
だから、ラッセルばかり悪人扱いするのは、少々気が引ける。
結局、他人の都合を考えずに自分の事ばかり主張する連中どもが狂っているのだ。
どうやって?
93本目。
ドライバー適性は、一昨年の違反者講習で最悪の結果。
笑えなかったりもするけど、そんな感じの作品かと思ったら、そこはちょっと違う。
つまらなくもないけど面白いとも言えない、伏線も回収出来てるし、良くできとも思うけど、たった1つ。
何故スタンドに?
寝てはないし、何か見逃してもないと思うんだけど、そこがねずっと引っ掛かって、しゃーない。
原題の「Unhinged」の意味は、「(精神的に)不安定な、錯乱した」ですが、何を考えて「アオラレ」という邦題にしたのかな
原題の「Unhinged」の意味は、「(精神的に)不安定な、錯乱した」ということで、ラッセル・クロウ演じるアオる立場の人を指します(多分)。
邦題の「アオラレ」は受け身で、アオられる立場の人を指します(こっちは間違いなく)
意味が違うのですが、何を考えてこの題にしたのかな・・・
煽る作品で思い出すのは、スティーブンスピルバーグの「激突」ですが、この作品は最後まで悪玉の顔がわからないことが見る者に怖さを与えた一方、本作は初めからラッセル・クロウが悪玉と分かっているのであまり怖くない・・・
仕事上の怪我でぼろ雑巾のように捨てられて鎮痛剤中毒になった悪玉に同情すべき点はあれど、そこらへんはあっさり流しすぎ。
いまさら現代社会の闇を描くのは本国アメリカではもはや、流行らないのかな・・・
ヒロインは自己中で魅力全然なし。
自ら戦うヒロインの描写はアメリカらしいと思うけど、戦術についても武器についても伏線バレバレ。あからさますぎる。
最後の戦闘シーンでどうやって母子は合流したんだろうか・・・
うーん、いいところないなあ。正規料金で見るのは割高かなあ。
でも、コロナ禍にもかかわらず公開した勇気に敬意を示して、評価はチョッと甘目です。
自己中DQN vs ヤベーやつ
元嫁の実家に火を放った薬物依存のオッサンを挑発してしまっ女性の話。
寝坊したママさんが、息子を学校に送る渋滞中の道すがら、信号が変わっても発進しない前方車両に長~いクラクションをかまして横から抜いたことで巻き起こるストーリー。
大事な客との約束があるのに仕事は無いと言い放ったり、仕事に間に合わないのは渋滞のせい、路肩走行も逆走も上等の自己中主人公が、確かに不気味ではあるけれど、子供の前だというのに、しかも子供に諭されているのに非を認められない性格のせいで追われても同情はできませんよ!
煽り運転といえば「激突!」様が存在する訳で、スケール小さく同じことやってもねと思っていたら、確かにアオラレでけどそれは切っ掛けだけで、とんだサイコな展開に上手くシフト。
韓国映画も真っ青なポンコツ警察設定や、ホラーばりの突然の大音量で驚かせる演出はあったけど、スリリングさと気色の悪さがとても良かった。
そしてラストは安全運転講習の教材かよっ!
想像以上のスリル感! 加えてグロいシーンが盛り沢山。
導入からヤバい雰囲気。
タイトルから想像する通り、スピルバーグさんの処女作の様な雰囲気。
だけど車に乗っていない時のスリル感がかなり凄かった。
離婚間際の母。レイチェルが息子をを乗せた車で青信号で進まない前の車にクラクションを鳴らした事で始まる恐怖のストーリー。
クラクションを鳴らされたドライバーのラッセル・クロウさん演じるオヤジがそれに腹を立てとんでも無い事に。
とにかくオヤジに追い回されるレイチェルがダメダメ過ぎ(笑)
がさつ過ぎて観ていて呆れる程(笑)
そんな中でも息子を思う母心は上手く表現していた感じ。
予想より満足度は高めだったけど、レイチェルのダメダメ感にストレスが貯まってイライラするシーンが有り過ぎでした。
原題はunhinged(精神的に不安定)だけど、邦題の「アオラレ」は今を風刺したナイスなタイトル。
運転中。クラクションは控えないと後悔するかもしれません( ´∀`)
恐ろしい作品!
クラクションだけで、こんなに追い回されるとは、胸が苦しいです。
煽りだけでなく、恐ろしい暴力行為にビビりました。
レイチェルもパニックで、ぐじゃぐじゃです。
もう少し持ち物の整理した方がいいですね。
最後は、ホッとしました。
フラグ乱立
いやー楽しみにしてました。当初この時期に公開される洋画の一本くらいの認識しかありませんでしたが、続々延期していき、今作の予告編がちょいちょい流れはじめました。思いっきり車を潰す描写に心奪われました。
初日の最終上映に滑り込みで到着し鑑賞。半分埋まってないくらいなのが少し寂しかったです。
予告の時から思っていたのですが、ラッセル・クロウが「アオッテンジャネェ!」と言っていましたが、いや主人公もじゃね?と思っていました。本編はその通りで、主人公レイチェルが朝から起こる理不尽に腹を立てて、男の乗る車が進まないことにイラつきまくり、礼儀のなってないクラクションを鳴らします。これに男は御立腹。でもちゃんと大人の対応をします。ただレイチェルがいけなかった。謝りもせず、悪びれもせず、めっちゃ逆ギレ。これは煽り合い合戦だなとジェットコースターに身を委ねました。
そこからは男とレイチェルのカーチェイスになります。まぁまぁ激しいですが、全然許容範囲のものです。予告で思いっきりカップでぶん殴られてたのですが、本編では斜め上をいくボコボコっぷり。客前で遠慮なく指を折るし、パンケーキ用のナイフで首をグサっと。あんなに人前で殺していいんか?とは思いつつボルテージは上がりました。
レイチェルはかなりの下衆で、男が無差別に殺そうとしている時に誰を殺すか問われた時に美容師として仕事をしている時の客を突き出すという行為に走ります。あぁ〜レイチェルうぜぇ〜と思いつつ、男は普通に裏をかいて弟の元へ向かいます。序盤で家賃を支払っていないのに同居している確殺弟の彼女がボコボコにされており、弟が持っていたナイフに彼女を思いっきりドーン!ドーン!で死にます。なんか笑えました。
最終決戦に至るまでの流れも中々の暴れっぷりで、パトカーは潰すわ、他の車なんて気にせずぶっ飛ばすわでやりたい放題の男がレイチェルが何故か逃げ場に選んだ祖母宅で対峙します。男は何度も死にかけますが、結構タフなので並の車の横転じゃビクともしません。部屋の中のものをぶっ壊しながらも、序盤からの分かりやすい伏線でポケットに潜めていたハサミで目を突き刺して蹴りで思いっきり目の奥までぶち抜きます。「あんたへの礼儀よ!」っていやいやいや、原因あんただよ!って思いっきりツッコんで終わりです。チャンチャン。
タイトルはかなり良いなと思っていましたが、主人公も完全な被害者というわけではないので、観終わったあとはこのタイトルに首を傾げてしまいました。まぁ景気のいいものが見れたので良かったです。
鑑賞日 5/28
鑑賞時間 16:10〜17:50
座席 I-7
ガッツリ・ホラーです。
まだ公開されていないせいなのか評価が低いです?シンプルな話だから評価低いのかな?
十分楽しめます。スピルバーグの激突を思わせるような映画です。スリル満点、最近邦画ばかり見ていたせいか面白かったです。理不尽な所があるけど狂ってるからしょうがないです。シンプルにハラハラしますし中だるみもなく最後まで飽きずに見れます。映像と演技、演出でこんなに面白くなるんですよ。邦画制作者の皆さん。
不思議と評価のコメントだと、中々、書けません。面白いない邦画を見た時はレビュー書きたくてしょうがないのに.......
邦題の「アオラレ」ダサ。少し位、考えろよ
サイコにアオラレたら最後、世界一グロテスクな講習ビデオ。笑
世界で一番グロテスクな講習ビデオと言おうか。笑 鬱憤の溜まるようなストレス社会を写しながらも、クラクションひとつでひどい目に遭う衝撃のサスペンス。
観る前は煽り運転を一辺倒に描くのかと思っていたが、ちゃんと筋を立てていてビックリ。社会問題を浮き彫りにするようなオープニングなので、遠い話ではないことを実感。コロナ禍も相まって、ますますリアリティを感じる。
と言いつつ、中身はサイコパスとの殺り合いにカーチェイスが絡むようなイメージ。たった一回クラクションを鳴らしたことで始まるのだが、レイチェルもなかなか悪くて…。セキュリティはガバガバ、寝坊して言い訳がましいことをする末に、クラクション。なので、どちらにもイライラして…と思ったらバーン!ここから怒濤の連鎖。ノンストップで暴れるドライバーは容赦ない。割とカースタントを推しているので気づきにくいが、まあまあグロい。なので、疲れる…。汗
90分と短いものの、中身は割と濃く、ヒーヒー言いながら観てしまう作品。友達やカップルでビビりながら観ると楽しそう。私は試写会の席取りでジジイに罵られたので、それと重なって観てた。笑 皆さん、安全運転で…。笑
p.sクルマ好きから一言。
アオラレた場合、路肩にクルマを止めて警察に電話することがベターです。鍵をして、無理に対応すれば危害が加えられる可能性があるので、車内で対応しましょう。
また最近のクルマは、ボタンひとつでコールセンターに繋がる「SOSコール」も普及しています。身の危険を感じたらまず押して報告し、しっかり対処しましょう。
あなたもその周りの方の命を守るためにも…。
煽ってしまった相手が最上級にヤバい奴
一ツ橋ホールにて試写会鑑賞。
主人公のレイチェルは離婚成立を控えまだ幼い一人息子と暮らす。普段から時間に余裕がない生活を送っていそうに見えるレイチェルはこの日も時間に追われた生活を送っている。
渋滞に巻き込まれ息子の学校への送りも遅れ、自身の出勤も遅れそしてクビ通告を受ける。
精神的にもイライラしそしてラッセルクロウを煽ってしまう。
ラッセルクロウは冒頭で離婚して別れた妻とそのパートナーを殺害し家を焼いたところが描かれている。本人も死ぬ覚悟であったのだろう。
そのためか青信号になっても気づかずレイチェルにクラクションで煽られてしまう。
失うものがないラッセルクロウはそこで再度殺人鬼となる心の熱が高まりレイチェルを追っかけ殺す事に必死になる。
またラッセルクロウは離婚を突きつけられた立場であり、離婚を控えるレイチェルを元妻と照らし合わせてさらに殺意を高める動機作りは単純明快で見やすい。
基本的にはきっかけがクラクションでの煽りってだけで後は殺人鬼であるラッセルクロウからレイチェルが逃げる話である。
カーアクション中心に派手に追っかけてくる事もあってか、あまり怖さや張り詰めた緊張感はない。
ただこのタイプの新作は昨今は中々見れない事もあってかまぁそれなり以上に楽しめる。
冒頭にアメリカ国内でも煽り運転が社会的問題となり、その原因として日々のストレスやそのストレスは格差社会によるものではないかという描写がある。
ただあまり煽り運転という社会的問題にフォーカスを当てた作品ではない為その辺りを期待しすぎると肩透かしを食う可能性はあるため注意。
日本国内の場合煽り運転者がそのまま犯罪者と化すケースをよく目にするがアメリカでは煽ってしまった事をきっかけに煽られた側がその喧嘩を買って事故になるケースが多いのかな。この作品を見るとそのように感じさせられた。この辺は国民性の違いだろう。
また余談になるがTOHOの予告ではラッセルクロウが「煽ってるんじゃねーよ」と吐きナレーターが「お前が言うな」と言うやりとりを目にしたが鑑賞後だとこの「お前が言うな」というツッコミは違う。
実際ラッセルは煽られたわけだからね。煽ってんじゃねーよがまさに殺人行為の引き金になったわけだからそこは改めて見ると違和感を今後も覚えそうだ。
予告では少し煽り気味なところも感じるがアクション映画としては十分に楽しめる作品である。
それにしてもラッセルクロウはだいぶ太ったな。
#26 アオリというよりサイコ
イライラしてあちこちで諍いが起きてるのは日本だけじゃないのね。
日本に比べたら道路が広くて人口密度も低いのにアメリカでもアオリ運転があるなんて。
スピルバーグの『激突』みたいな内容かと思ったらもぅとサイコな犯罪者が主役で、主人公以外の周りの人たちがどんどん死んで行く。
正直観てて楽しい内容じゃないから、観る人を選ぶ作品かも。
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