「期待し過ぎた」マイ・ダディ asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
期待し過ぎた
この作品の公開時、ものすごい勢いでムロツヨシが番宣に奔走してて 見たいなあと思っていたのがAmazonプライムに出ていて即視聴。
最近作でよくある、違う時系列の同時進行も見慣れて来たしムロツヨシの熱演や良い人ぶりの板につき方は 安定感さえ感じた。
義時の探偵さんはかなりあっさりした出方でシンプル。
ここで私が私ならではの、感動とは違うベクトルで要らぬ推理をさせてもらう。
ごめんなさいと先に謝罪しておく。
えつこさん。
毎熊シンガーソングライターはそりゃもう、才能もないし男として その言葉通りのクズですよね。
これはもう若い頃の未熟と言えば言えるというのはその後の定食屋の生活を見ればまあ 納得はしますね。
浮気相手臼田あさ美とちゃんと堅実に暮らしてるのを見ると、お互いに良い相手とその後生きて行ったってわけです。
で そこで、です。
別れて、つまり荷物持って飛び出して
その荷物のまま教会に行ってそのまま結婚、という流れで描かれていますが。
誰の子かわからないくらいの感じって、ちょっと有り得ない訳です。
もちろん えつこさんは どんどん牧師さんに惹かれて行った訳ですが、
えつこさんきっと あれっきり毎熊クズオと会わなかったわけでは無かったのではないでしょうか。
もちろん その後も続いてたって事はないわけで
別れ際の二、三度のズルズルはあったのではないか
だから わからなかった
だから 彼に子どもがいるという事がわかって 愕然とした。
こういう事ではないかと想像するのです。
だから なおさら そのあたり
すっ飛ばしてる。
だからと言って 責められるべきは毎熊クズオですがね。