「女性ならば…」マイ・ダディ ともにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
女性ならば…
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避妊しないのはなぜか?と聞かれて、「過去におたふくになったから」なんてずるい台詞だな…と思いながら観ていて、でもどんなに素早く浮気発覚→別離→新たな出会い→結婚となっても出来た子が誰の子かなど、二股かけていたのでなければ分かりそうな物じゃないかなと思ってしまいました。
数年後に再会して子連れの姿を見て、あの時の台詞が嘘だったと気付いてしまうのは仕方ないにしても、まったくその可能性を考えなかったというのはちょっとご都合主義かなあ…と。
まあそれを知って悩んでいる所に事故に遭って亡くなってしまって、江津子が一男に嘘をついていた事になり、病気にならなければ知らずに済んでいた事実が明るみになっても釈明をする事も出来ない。
観ている私達はそういう事情だった事を知っているけど、一男の立場ではそれまでの家族の関係をひっくり返された感じがしますよね。
ただ、妻と愛し愛された記憶がある事から娘の命を助けるためにはその事が二の次だと考えられるようになったんでしょうね。
若干ツッコミ所のある映画ではありましたが、絶対泣くだろうなという期待は裏切られなかったので良い余韻を残しながら見終える事が出来ました。
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