「話はいいが見せ方が惜しい・・・」マイ・ダディ ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
話はいいが見せ方が惜しい・・・
TSUTAYAクリエイターズプログラムの一作。全作品劇場で観ていますがはまったのは「ルームロンダリング」位でした。今回はどうでしょう。
神父であるムロツヨシが常々「神は乗り越えられない試練はお与えにならない」と説いているのを嘲笑うかのように次々と試練が降りかかります。
その試練のうちの一つを、我々観客は神の視点で早々に真相を知る事が出きるのですが、その事によって「真実はどうなのだろう」という見方から「ムロツヨシはこの真実を知る事が出来るのだろうか」という見方になってしまうので最後のカタルシスが少なくなってしまったのが残念でした。探偵がこれは推測ですが~とエンディング近くで教えてくれたら良かったと思いました。
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