劇場公開日 2021年9月23日

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「【お前が泣いてどうする、少年!?】」マイ・ダディ ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【お前が泣いてどうする、少年!?】

2021年9月25日
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余談だけど、僕は、竹輪(ちくわ)は、カレーより、竹輪天の方が美味しいと思う。

のり弁にのってる竹輪天、大好き。

神様は、人間の作ったフィクションだ。

隣人を愛せとか、赦せとか言うけど、結局、決めるのは自分自身じゃないか。

どれだけ、人は人を許せるのだろうか。
どれだけ、人は人を許さないとならないのか。
考えるだけで、途方に暮れそうになる。

物語は、選択肢は、これしかないというものを示しつつも、いざ、自分のこととなったら、どうなるだろうか、皆に問うているようにも思える。

そして、この作品は、もう一つ、

「天は、自ら助くる者を助く(「Heaven(God) helps those who help themselves.」
)」ということも言いたいんじゃないかと思ったりもする。

日本語訳では、個人が自立して頑張ってる感があるけれども、英語では集団感がある。
ひとりで頑張れというのではない気がするのだ。

上手く行くか否かはあっても、励まし合ってやる方が、一人でやるより頑張れる気がするのだ。

主人公が神父であることも意味があるように感じる。
神父であっても逡巡するし、皆の助けや励ましも必要だし、よく考えて話し合っみることも重要なのだ。

僕は、神様は人間の作り出したフィクションだとは思う。

でも、神様はいるとも思う。

一人ひとりの中にいて、それは、正義とか、道徳とか、優しさとか、人助けとか、エンパシーとか、そういうものの一塊だと思う。

だから、定食屋のお母さんも協力してくれたじゃないか。

だから、少年は泣いたじゃないか。お前が泣いてどうするって思ったけど、もし、自分だったら、やっぱりワンワン泣いたと思う。

そう、だから、白血病を克服したら、マリア様やキリスト様の前であっても、みんなで万歳して良いのだ。

ぜんぜん問題ない。

ワンコ
ワンコさんのコメント
2021年9月30日

ありがとうございます。

ワンコ
femme fatalさんのコメント
2021年9月30日

すごいいいコメント!映画より感動しました。

femme fatal
ノブ様さんのコメント
2021年9月25日

ワンコさん
コメント失礼します!
僕もちくわ天の方が好きです(笑)

ノブ様