SNS 少女たちの10日間のレビュー・感想・評価
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子供たちに群がる大人どもの闇をもっと掘り下げてくれないか。
もちろん企画自体の意義はあると思う。まったくダメなドキュメンタリーとは言わないが、作り手の姿勢には疑念が拭えない部分がある。というのも、このドキュメンタリーが、ネット上の子供たちへのセクハラ問題を掘り下げる気があるように思えないから。
これだけの仕掛けを作っておいて、作り手は何をしたかったのか。クソみたいな大人どもが子供たちに群がってくる現実を可視化することはできた。ただ、それも多くの女性にはおなじみのクソでしかない。じゃあ加害者たちの闇は何なのか、なぜこういう自体を止められないのか、で子供たちをどうやって守ればいいのか? この作品の作り手はそこを掘り下げるのではなく、クソどもを見つけ出して晒すという“おしおき”以上のことを考えていないように見えてしまう。
子供に群がる連中の行為を、本作ははっきりと犯罪であると説明している。じゃあ犯罪者を見つけて警察が捕まえれば解決する問題なのか? いや、むしろ一線を越えなくても、ここで晒されている性犯罪者たちの嗜好にどこか惹かれてしまう予備軍(主に男性)は大勢いるはずで、男性側としてはその心の奥底に潜むものこそ探ってほしかった。常に正義の側に立っているという作り手の意識が、作品として物足りないものにしてしまった感は否めない。
どこにもある話だね。
若く見える女性をオーディションで集め、12歳として
SNSをアップさせてその撮影をするドキュメンタリー
3人選ばれた。10日間の実験。たくさんの男性がコンタクトをしてきて、自身を見せたり、脱いで欲しいとか、要求してくる。なかには、知人もいて、子供を扱う仕事をしているとか。まあ、現実にも未成年者にいかがわしい行為をした、いい大人が逮捕される話は、日常茶飯事だね。この作品を観て感じたのは、赤の他人には、何をしても構わないという世の中だね。イジメもハラスメントもそこからくるんだね。ラストで子供も相手に仕事している人が吠えてましたね。
挑戦的な企画だけどちょっと物足りない
ドキュメンタリー風のフィクション?かと思いきや、
本当にこのような大掛かりなドッキリを仕掛けていたらしいです。
スタジオに子供部屋を作って、おとり捜査の女優も用意して、バックには監督率いる監視チームがいて、医師や弁護士も手配して……とかなり気合の入った企画です。
SNSは卑劣な性犯罪の温床になっていて危険だ。
そのメッセージは生々しい映像とともにこれでもかと訴えられていましたが、悪く言えばそれだけ。
これだけ大掛かりな企画なのだから、もう少し先まで踏み込んで欲しかった。
性犯罪を犯した男達と実際に会っていたけれど、うまく言い訳を捲し立てて逃げられただけ。
その場で逮捕をしまくる様子を収録して、抑止力を持つ映画にするとか、出来なかったのだろうか。
疑問が残る
最後にその後の警察捜査のきっかけとなり協力もしたと語られ、問題提起の姿勢は良いのだが。
子供たちを危険なSNSから遠ざけて欲しいのに、中にはこんな好青年もいたんですよ部分は逆効果。あの20代の彼だって12歳の女の子とチャットしようと思うこと自体不純だし、見方によってはグルーミングの手口の1つ。ちょっとモヤモヤ残る
そりゃそうだろう
話題になっていたので見たけど、そりゃそうなるだろ、という感想しかない。ある程度好奇心のある女の子ならこんな奴らしょっちゅう見てきた。特段驚くこともない。日本だって変わらない、たぶんもっと多い。全然おもしろくないしきもちわるいのでかなり飛ばしてしまった。やらせも含まれているのかもしれないが、まぁこんなもんでしょう。。
実際捕まった人がいたのはよかった。もっと摘発したらいい。
SNSの危険性を考える意味では、意義がある作品。
「幼い性」が欲望の対象になり傷付く子供たちがいる。
その事実が重い。
チェコの映画クルーが、
少女3人のプロフィールに12歳と書き(実際は18歳以上の女優)
SNSに登録する。
撒き餌に飛びついた男たちが、瞬時に16人。
その男たちの実態を晒して暴いた映画。
女の子の可愛らしい私室空間に入った男たちは、
ある者は顔を見ただけで興奮して
裸になって○○を見せたり、マスをかいたりし始める。
このオーディションで選ばれた女の子たちは、女優志望なのだが、
スタッフは彼女たちの親から了承を得てこの撮影に臨んでいるのだろうか?
彼女たちは「好奇心がある」と打ち明ける。
アクセスしてきた男性は2500人以上。
中には悪質な相手がいて、幼い少女の画像を送ってきた。
ぼやけていても、酷いことは分かった。
この映像に「やらせ」はないのか?と少し考えた。
ラストで少女3人はコンタクトして来た何人かと会うことになる。
ガールフレンドを連れてきて3Pを提案した男には驚きを通り越して、
呆れた。
少女の1人が、裸の写真を拡散させた男にジュースをぶち撒けて、
怒りをぶつける。
可愛らしい子犬が椅子に掛けた男のジャケットにオシッコを
ひっかけて、澄ました顔(?)で退出する。
そして男たちと会う前に、たった1人まともな男の人がいた。
顔出しのイケ面で、少女ことを本気で気遣ってくれる。
思わず感動で涙する少女。
それほどこの10日間の経験は辛いものだった。
見たくない醜悪な映像に触れて彼女たちのメンタルは大丈夫だろうか?
最後にチェコ警察が捜査に乗り出したとテロップが入る。
実際に摘発されて裁判になった者もいたそうだ。
子供が簡単にアクセスするSNSの危険性の実態を目に見える形で
「問題提起」した意義はそれなりにあったと思う。
やっていることはドッキリそのものだが全く笑えない
スクリーンで観たかった一作
レンタルで見つけ準新作ながら借りた
5回に小分け
やっていることはドッキリそのものだが全く笑えない
その後の顛末からすると
おとり捜査ともいえるので微妙な気持ちになった
社会的な意義はあると思うのだが
ゲスの様子をみんなで吊し上げるみたいな感じで
気分は益々悪くなる
帰宅した男を待ち伏せてやりこめる場面も
お互い論点をすり替えているように感じた
自分のしていることを棚にあげ
こんなことをして何が楽しい と問う男に
お前はこういう仕事をしてるだろ と返す
なんかズレている
楽しもうと思っているわけではない
お前のしていることを世間にさらしてまずお前を懲らしめ
二度と同じことをできないようにする
更にはお前のように卑劣なことをするやつが
出てこないようにするのだ と言えばよい
痛いところを突かれたという若干の後ろめたさもあったか…
相手が未成年でなければドスケベホイホイだからなぁ
コメディと紙一重なのだが鑑賞後の爽快感はまるでなし
唯一救われる場面があってよかった
変態ばかりの映像の中で
普通の人がとてつもなく尊く見えた
こわっ。キモっ。(例えじゃなく)吐き気がする。 こんなんもし12歳...
こわっ。キモっ。(例えじゃなく)吐き気がする。
こんなんもし12歳とかの子がやられたらと思うと…。
誠実な青年もいたけれど、彼女もいるこの人がじゃあなぜ12歳の女の子とビデオチャット?で話そうと思ったのか、はちょっとモヤる。(別に彼も怪しい!ってことじゃなく。)
しかもこれだけの人数が性的な目的で交流を求めてくるとなると、標的にされる少女たちは逆にこの青年に気持ちが持ってかれるんだよね結局…。
本業が子供相手とか、女性も関わってくるとかもほんとに胸糞悪い展開。
でもチェコに限った話じゃないし、もちろん日本だって同じことが起きているわけで、なんかもう絶望する。
どいつもこいつも
終始、クズ、消えろ、と呟かずにはおれない映画でした。
どうしてどいつもこいつも、自分のナニを見せたがるのか、何なんだよ、特殊な性癖なのかよ、と思ったら2000人以上の大人って。
しかも、分別つかない幼い男かと思ったら、じじいだったり、それどころじゃないおじいちゃんみたいなのもいて、もう、特殊じゃないんじゃないの、こういう理性で性欲抑制できない人、たくさんいるんじゃないの?なんなら、この劇場に居るおっさんどももみんなそうなんじゃないの?みんな持ってる欠陥なんじゃないの?とか思ったりして、モラルとルールに頼ってる今の仕組み不味いだろう、と心底思って怖くなった。
しかもどいつもこいつも、突っ込まれたら弱々で12歳が相手でも自分の意志がとかあくまで自分の責任の所在の無い事を言い訳して、とにかく、すれ違うおっさんが気色悪く見えた。
これは、企業姿勢問うべきだろう。
あと、男はみんな欠陥ある前提で欠陥修正するプログラム教育しないとダメじゃないの?
とにかくおっさん当人のモラルと子供の注意だけじゃ守りきれない。
そもそもそういう生き物がのうのうと自己弁護しながら生きながらえる社会もどうかしてる。
あー、とにかく、もう、どいつもこいつも…。一切酌量するポイントが無かった。なんなんだよ。これってチェコだけ?世界全部こんな?
見た男性は何を思うんだろう。
ごめんね、めちゃめちゃ男性否定して。
今回のは男が対象だったから、おんなじテーマで女版あったらやっぱり気色悪いと思うけど。
恐ろしい“変態一本釣り”
かわいらしい娘たちと釣り上げられた奴等たち
画面に写った奴等がヤラセじゃなければ…とんでもない変態たちだ。
撮ってる方もルールを作ってアフターケアもするのは良いが、起こり得る可能性から何が起こるのか?は想定できてるはず。
案の定、変態がゾロゾロと現れ局部を露出し「気持ちが悪い」の連呼なのだが、形式では12~13才の女の子と思って集まってくるので、油断しまくっている。
彼女ができないと愚痴を言うヤツに正論でネットでなくリアルで作るべきと伝えるといきなり電話が切れたりする。
いきなり◯慰を始めるクズもいる。
子どもと思って強い拒否がなければ、服を脱ぐ事を強要し、もっと酷いことを要求しだす。
警察に通報すると言うと変態なりの言い訳を始める。
顔見知りまで登場し、なりすましでなければヤバい子ども関係のイベントに関わっている奴まで出てくる。
観てるこちらとしてはたちどころに案件として「カモン!ポリスメン」なのだが、“釣ってる”のでそのまま継続
子どもたちは何故こんな連中と話すのか?思春期の複雑な感覚で親に話せない、親と揉めているとかになるとこんなよく分からないネットに答えを求めるのか?イヤな世の中だ。
しかしながら集めた女の子も粒ぞろいで、ゾロゾロと変態が釣れる。そう言う奴等を調べたらガチ小児性愛の人間は数%で意外に少ない事に驚いた。
作られた意図はともかく、小中高校くらいでネットに触ってる子どもには見せて良いと思う。
ネットにはなんでも転がっている。
素晴らしい善意も、底抜けの悪意も。
ストーリーが進む毎に変態のステージが桁違いに上がり、「◯◯出来ないのは君が胸を見せてくれないから」などと宣うのだ。対応している女の子も泣き出す子も出てくる。
こんなド変態に遭遇しまくると、子どもの相談に真摯に向き合って誠実に対応するレアな大人が少ないが現れると感動的だ
別の意味で子どももスタッフも救われてる。
観てるこっちも「まともな人がいる」と驚いてしまう(笑)
そして終盤、手作りカフェでの変態の友釣りが始まると何処まで本物なのか恐くなる。
カフェに呼び出して与太話を聞いてる最中にいきなり親から電話がきて、変態の顔色が変わる。
特にトリを務める人物は格別で自宅に直撃で問い詰めるも下らない言い訳に終始し逃げ去ってしまう。
ラストにチェコ警察が映像データ通信データを通じて得た情報で捜査を開始したとあった。
ネットを触る子どもに否が応でも教えておかねばならない事実であると思う。
彼らの知らない知識を得られる場であるが、それは彼等より遥かに知識に長けた人間と相対すると言うことだ。善意の人なら良いがそうでなければ…。
よく教えておいても手口が巧妙で恐ろしい事になると言うのを教えておきたいのに、難しい問題だ。
安易にこの作品を見せて済むものでもない。何しろモザイクモリモリだ。
むしろアホな奴だと自分から飛び込んでしまうかもしれない。
子どもの危うさは今更の話だが、変態たちの言い訳は腹が立った。
ネットにいる変態の実態に迫る興味深いドキュメンタリーだった。
犯罪予備軍やロリコンの性的嗜好を矯正することができないのであれば、どう回避するか学ぶしかない
専門家が言う。「彼らは幼児性愛者ではない」と。
恐ろしいのは実験に登場するのは、一般的には「普通の男性(女性)」だということ。
支配欲という誰しもが少なからず内に持っている欲求が、何らかのきっかけで暴走する。
実験で明らかになったように、その欲が子供に向かうのは、ただ単に大人より知恵が無く、扱いやすく、脅せば容易く操作できると思っているからだろう。
きっとゲームのように、一つ言うことを聞かせるごとに達成感を得るのだろうし、未成熟の段階の開発されていない精神や体を弄ぶことは、特別感を得て、高揚せずにはいられないんだと思う。
しかし、しつこい。画面に頻繁に登場する男たちのなんとしつこいこと。囮になった女性3人が断り続けて諦めた輩も大勢いると思うが、ふるいにかけられた(?)者たちのこの粘着質なパワーはいったいどこから?と呆れを通り越し嫌悪感をもよおすとともに、その心理を不思議にも思う。
相手が離れた場所にいるにも関わらず、その場を支配されるかのような心理にさせられることに、恐怖を感じた。不思議なもので、人間は命令され続けると思考停止してしまう瞬間がある。SNSだって、きっぱりとネットを切断すればいいだけなのに、何かしらの報復が怖くなりそれができなくなるのだ。
実験は先に進み、実際に接触者たちと会うところまで踏み込む。
少女を演じる女優たちとカフェで話している人たちは、実際に性的行為に話を持ち込まなくても、それはただ単に勇気がないか、理性が押しとどめたのであり、彼らの中に性的行為への欲望があるのは明らか。
それが怖いのは、少女たちが事なきを得たのはたまたま、だという事実。
驚いたのはそのなかにカップルもいて、3p目的の女性もいたということ。
半ばおとり捜査のようでもあり、食いついた人たちを煽り焦らして、わざと犯罪者に仕立てているようにも感じなくもないが、きっと食いついてきた人たちは三人がいなかったとしたら、別の子どもを標的にするだけだろう。
と考えれば、この実験を通していかに子どもたちが危険な状態にさらされやすいのか、分かりやすすぎるほど分かりやすい。かなり衝撃的ではあるが、中高生の教育現場で見せてほしいぐらいである。
おそらく、映画で晒した人間たちの性的嗜好や性格を矯正することはできない。だとすれば、言葉の暴力や命令に対してどうあらがうか、その術を子どもや親が学んだ方が早いのではないか。
唯一チャットでまともだったのが、大学生の若者だったというのも皮肉。モザイクが晴れるとともに、少しこちらの気持ちも少し晴れていくようだった。
SNS利用についての啓発動画にはならない。
大学の偉い先生がこの作品について書かれているのを見かけたが、そんな立派な作品なんだろうか。
モザイクが薄過ぎて青少年には見せられない感じなので啓発動画ではなく物見遊山的な作品。内容は想像できる範囲で見た後は胸糞悪くなるだけでした。
最後にみんなで特定の人に抗議しに行く部分はフィクションですよね?もし本当にやったならあれは人権侵害にもなりうる。
ドキュメンタリーとして描くなら、最後まできちんとドキュメンタリーにして、フィクションありならそのように書かないと。
ずーっとドキュメンタリーだと思って見てたので、最後にモニョりました。
劇中で警察に情報提供的なことも書かれてましたが、そうなら本人に抗議しに行くのはおかしなこと。警察に任せましょう。
日本なら名誉毀損で訴えられる案件です。
あと、1人だけ顔出しされた大学生がいたけど、ああいう良い人そうな人が一番怖いってことを青少年には伝えたい。騙されるなよ〜
もっと過激な内容かと思った
「性的搾取」という言葉から壮絶な犯罪を想像していた
しかし、実際は、「こういう人もいるだろうなぁ」という印象。
けれども、撮影国では犯罪であることは間違いないし
自分の子供がそのようなことになれば、
怒り狂うのは間違いないだろう。
ただ、少し気になったのが
犯罪者であれば、ああやってプライベートトークなどを公開していいのだろうか
犯罪者の家の中も映っているし、
知り合いならそれを見て、この映画に出ているのが誰かも分かるだろう。
この公開処刑はモラル的にどうなのだろう
と少し思った。
彼らは正当に罰せられるべきで
警察でもない監督や映画制作陣が公開で処罰するべきものなのだろうか。
もちろん怒りは分かる。
しかし犯罪者側の「人権」が少し気になった。
脅ししてくる輩は最低であるし、
いきなり性的な写真や動画を送られてくるのもひどい
改善策は、犯人の逮捕ももちろんそうだが
ネット社会の対応をするべきだろう。
また彼らはただのロリコンというよりかは
「まだ汚れのない子供」を自分色に染めたい欲求の人がいるのかなと思う
それは「大人」の女性であれば、意思を持ち、自分が傷つく恐れがあるからで
自分が支配的な立場や優位性に立てるように、子供を狙っているのかと思う。
ヘンタイと言ってしまえばそれだけなのだが
割と子供役本人の意思を尊重する部分もあったりして
そういった流れで本当に恋愛や承認欲求や性的欲求を満たしたい大人なのかなと思った。
同年代の女性から逃げたくなるその精神的な問題を解いてあげるという方法でも
犯罪は減らせるのではないかと思う。
また貯まっている怒りやストレスを
こういった場で吐き出したいのもあるのかなと思った。
最後の方のイケメンの
「裸は大切な人だけに見せるものだ」という言葉がとても素敵だった。
まともすぎて、正解すぎて、その答えが美しかった。
セットや辛抱強い撮影。
クルー人にはお疲れ様と言いたい。
さまざまな問題提起をさせるものだった。
少女の気持ちが少しわかった
12歳の少女に扮した成人の女優を仕込んで、SNSでつながろうとしてくる男とのやり取りを追うドキュメントなんだけど、
まー出てくる男が見事にクズばかり…
結構露骨な性描写が出てきて、男の自分でもキツかったので、女性にはオススメしづらい…(女性の観客もいましたが)
過去に似たようなシチュエーションを経験してる人は、フラッシュバックするんじゃないかと勝手ながら心配…
ただ、心の隙間に入り込んでくるというか、話を聞いてくれて、かつ可愛いとか誉めてくれる
+性的な好奇心もある年頃ってことで、ついついおっさんの相手をしてしまう少女もいるであろう、その気持ちは見ていて少しわかる気がしました。
ドキュメントとしては、押さえるところは押さえていて、かなり周到に準備して撮ってるのが感じられた。
ただ、1点、1人だけ、見た目も言うことも超イケメンが出てくるんですが、監督、あれは仕込みですよね?笑
フェイクドキュメンタリー!?
結構刺激的な内容の作品。
ベビーフェイスの役者を選ぶオーディションからはじまるが、幼少期の出来事の告白から早速ショックを受けた。
その後の展開も囮捜査さながらの撮影で、ボカシがあるもののエグいエグい映像が続きます。
そして気になったのは中盤。
少女役の役者とのテレビ電話で、それまでとは違ったまっとうなちゃんとしたことを言う人が出てきたと思ったら、次第と男性のボカシが外れてきてイケメンのお兄ちゃん登場!
そんないい具合にイケメン出てこないでしょ!笑
しかも言ってることも洒落が効いててかっこいい!笑
あまりの都合の良さにフェイクかと思ってしまい、ここから先の展開が「ドッキリ」に思えてしまい残念。
これも最近流行りのフェイクドキュメンタリーなのかな⁉︎
これはすごい。広めたいと思った。
モザイクも薄いし、吐き気もする。だけど、これが実態と思うと目を背けられない。成人している自分が見ていても受け入れたくない数々の会話、オファー、脅迫。子どもたちがこういう脅威に晒されていることをこれまでやり明確に認識できたし、「嫌がらせ」という言葉で片付けられないことだし、受け取る側が悪い(子どもが悪い、その親が悪い、その家庭環境が悪い等)という話に終わらせてはいけない問題だと思った。「性行為がなくても性的虐待は成り立つ」という言葉が出てたと思うが、その通り。
ありのままの現実に驚嘆。
とても衝撃的かつ興味深い作品でした。
幼い顔立ちの成人女性が未成年で12歳という設定のもと、SNS登録をすると一体どのような事が起こるのか10日間に渡り検証したドキュメンタリー。
序盤から容赦なく卑猥な誘いを仕掛けてくる男たち。はじめは相手が"12歳の少女"という自分よりも年下ということに欲情し、性的欲求を満たしていく様子がなんとも不快であったが、中盤、後半は性欲だけではない、支配欲に駆られエスカレートしていく男たちの要求に不快指数はさらに上がっていく。
そこには思春期に突入したばかりの年齢を巧妙に利用し、上手く断ることができない少女たちの心理を上手くついているところに怖さを覚えた。何せこれはあくまで検証であり、実際は成人女性が12歳の少女に成りきっている演技なのだから。
本作はチェコで起きているSNSを利用した社会問題を提起している。鑑賞中疑問に思ったこともあり、チェコでは手軽にネットの中の相手とビデオ通話をするものなのかということだ。これが日本ではどうだろうか、見えない相手とやり取りを繰り返し、ある程度の信用のある人と認識はしていても、顔を出すことには抵抗があるのではないだろうか。作中は主に通話を通して展開されていくので、そもそも…。というところはあるが、問題はそこではない。12歳という年齢にインターネットという環境を与えるとどうしても好奇心が勝ってしまう。初めてやり取りした相手が本作のような卑劣な人間たちだと、その子たちがどんな精神的なダメージを負うか想像もできない。「問題はサービス提供者が制御しないことだ。」と作中の台詞が核心をついている。
しかし、悪い人ばかりでは無いのも事実。看護学生の青年とのやり取りには心底安堵したところ。まともな考えを持った善人も一定数必ず居て、思わず涙を流す描写にこの撮影の過酷さを伺うことが出来る。
本作はR15+指定。正直なところ、今の中高生に鑑賞してネットに対する危険性を学んで欲しい作品ではあるが、撮影、検証したありのままを映し出しているため厳しい描写などが多々ある。だがそれでも、現実で起きている性的虐待や性犯罪と向き合って欲しい。そうすることで自身だけでなく周りの大切な人を守り、安全なインターネットの活用が構築できるのではないだろうか。
雄の習性全否定(イケメンは除く!)
手の込んだトラップに次々と掛かるマヌケな男達
スケキヨキュウピーみたいなお面まで被せられて、、
水ダウより悪質なプロの手によるドッキリ喫茶店にノコノコやって来て天誅をくらう
家に押しかけられて逆ギレするオヤジ
カワイコちゃん3人が揃って泣き出すくだりが一番おそろしい キモいおっさんには不可能な事をいとも簡単に達成するイケメンこそ本物の悪魔かもしれない
エンドロールのコーラスまでドン引き必死の嫌な作品
雄の習性参考
「ドン・ジョン」2013監督ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
「シェイム」2011出演キャリー・マリガン
SNSの闇を描いた、なかなかエッジの効いたドキュメント作品です。
上映前から、いろんな意味で話題の作品を観てきました。
で、感想はと言うと、なかなか凄い作品です。
面白いかどうかと言えば、面白いけど、人の恥部に触れる様な猥雑な感じの面白さで、観ていておっかなびっくりな面白さと言うんですかね。
フジテレビの「ザ・ノンフィクション」で際どいテーマの回とTBSの「野球戦力外通告 クビを宣告された男達」を足して、そこに深夜番組のアダルトテイストを入れて、こねくり回した様な感じって言うんでしょうかw
幼く見える成人女性3人を未成年と言う設定でSNSへ登録して、どういった事が起こるかを検証すると言う内容で、一応ドキュメンタリー。
でもそのドキュメンタリーであると言うのがタチが悪いw
スタッフ以外で女の子に帰らんでくるの大人達がどいつもこいつも「ド」を幾つ付けたら良いか分かんないくらいの変態野郎ばかり。その変態遭遇確率99%w
もう、その変態っぷりに口があんぐり。
よくもここまで自分の欲求と性癖をおおっぴらに出来るのか、信じられないぐらい。
ネットと言う閉じられた空間に見えて、広大に広がる社会で自身を解放すると言うのは分かるけど、相手がどんな素性なのかなんて分からないし、誰に見られているかも分からない。ましてや証拠も残るのに、何故ここまでオープンになれるのかが正直分からんw
それぐらい超絶ストレートですw
撮影スタジオに作られた3つの子ども部屋に、幼い顔立ちの18歳以上の3人の女優が集められ、それぞれが12歳の女子という設定にし、SNSで友達募集をかける。
その結果、女の子達にコンタクトが山程来て2000人以上のコンタクトが成人男性。
それも中年のオッサン達が大多数w 中には老人も含むとなると完全に犯罪予備軍の温床になってる。
もう欲望の展覧会とばかりにいろんな要求を女の子達に求めてくる。その欲求にクスリとしながらも口あんぐりで唖然とし、中には同性ながらに赤面する様な小っ恥ずかしいものがオンパレード。
スタジオには精神科医、性科学者、弁護士や警備員など専門家による万全のケアがされているとは言え、いくら検証の為とは「やり過ぎじゃね?」と思えるぐらい。
撮影は10日間にわたり続けられ、撮影されているとは気付かず、何も知らずに卑劣な誘いを仕掛けるオッサン達が赤裸々に未成年に対する容赦ない欲望をぶつけてくる。
会う事を要求するなんて序の口で「〇〇を見せろ!」「〇〇の写真を送ってこい!」と聞くと「お前、普段の表の顔はどんなんやねん!」と言いたくなるぐらい。
中には「こういう事をしているのを家族にバラすぞ。だから俺の言う事を聞け」と言ってくる奴もいる。もう犯罪確定で有罪決定w
こういう文章が証拠に残って、それがどこでどの様に回るか分からないのに何故証拠を残そうとするのかが謎と言うか、怖くならないんだろうか?ちょっと不思議。
とにかく時間が経つ毎に欲望は超特急でエスカレートしていく。人の裏の顔なんて興味本位で見るもんじゃないとばかりに観る側の心が削られていきゲンナリしていきます。
先程「変態遭遇確率99%」と書きましたが、中には「嘘だろ?」と疑いたくなるぐらいの純な奴もいたw
本当に相手の事を思い、相談に乗っていた事が嘘の様に清々しいw
勿論、ネットの全てが欲求を曝け出す所ではないと言うのは分かっているが、余りにもその比率が大き過ぎるので、ちょっと感動しましたw
舞台となるチェコ共和国は歴史のある街並みでネット犯罪的な物には無縁の様にも思えますが、実はネット依存が思った以上に広がっているとの事。
だからこそ深刻でもあると思うけど、これを炙り出そうとする所が凄いw
そんなの炙り出したら、地下道のゴ○ブリの如く、ウジャウジャと出てくるのは分かっていると思うのに炙り出しちゃった。で、ウジャウジャ出てきたとw
クライマックスは会う事を要求した者達と会い、それぞれの大人達がしどろもどろになったり、顔面蒼白になったりするのが野次馬根性丸出しで不謹慎ながらも面白い。
また、スタッフが過度に欲望をむき出しにした者に「御宅訪問」をした時の身勝手な屁理屈には口あんぐりどころが怒り心頭。
「親の教育が悪い!」なんてどのクチが言うんだろう?と思いつつ「だったら、お前の親もお前に対しての教育が悪かったんだな。天罰落ちろ!」言いたくなります。
感想は凄いと書きましたが、それはいろんな意味で凄いと言うだけで、一言で言うなら「胸糞悪い」w
多分、大多数の人達がそういう感想だと思うし、これを観て「感動した!」と言うのは多分皆無w
そういう作品じゃないと言うのは重々承知してますが、インターネットは便利だからこそ、怖いなあと思うし、反面教師とし考えて気をつけようと思います。
でも、よくよく考えたら、社旗的通念や道徳があったとしても、これを「撮ろう!」言い出した監督やスタッフが一番ゲスいかもw
映画でやるべき作品ではないかもですが、映画だからこそ出来たとも言えます。
でも本来はCS放送の番組とか「Netflix」なんかが一番合っていそう。
兎にも角にも、なかなかエッジの効いた作品で「毒」が多い感じですが、腫れ物に触る様に扱うのではなく、きちんと取り扱えば「薬」になる作品かと。
とは言え、なかなかな「劇薬取り扱い注意」な作品。
コロナで三度目の緊急事態宣言で映画館も上映自粛の中、大手のシネコンは殆ど休館。
小~中規模の映画館も休業を余儀なくされて動向が気になる中で上映されている事を知り、鑑賞しました。
今のこの御時世で映画館に行く事を懸念される方もおられるかと思いますが、映画関係者はいろんな意味で本当に大変。
特に劇場公開されたばかりで休館になると、映画館も映画制作サイドもかなりのダメージを受ける。
なので、個人的には映画界の応援も込めて、劇場で足を運びました。
で、話を戻しますがw、「人の振り見て我が振り直せ」と言うか、「壁に耳あり障子に目あり」を教訓として教えてくれる有難い作品w
興味があれば是非是非な刺激的な作品です。
モザイク薄くて驚いた
ヒューマントラストシネマ渋谷にて試写会鑑賞。予告をあまり見てなかったこともあってガッツリドキュメンタリー映画で最初はびっくりした。
オーディションを勝ち抜いた複数の女優が12歳の少女のふりをしてSNSを通して未成年少女に淫らな言動行動をする犯罪者達を炙り出し社会問題を提起していく作品。
インターネットが普及し誰しも手軽にインターネットを使える現在、SNSなどを通して少女達に淫らな言動行動をする大人達がいる。その生々しい現状を映し出してくれるのだが、特に目新しさはない。このての問題はテレビやニュースでも取り上げられることがよくあるがそれを90分近くと長く描いた程度にしか思えなかった。
もちろんこの作品で取り上げてる問題は日本でも解決できてない問題の一つではあると思うがここ数年になって始まった問題でもないというのもあまり興味が惹きつけられなかったのかな。
もちろんこの作品を観ることで少年少女達の意識の変化や子供を持つ親達の意識が変わる事もあるかもしれないが、そもそもそれで意識が大きく変わる人間がこの作品のようはマイナーな作品を観るのかなというのも思うところがある。
この作品を見ていて終始思ったのは加害者側のモザイクが薄くて殆ど顔が認識できるレベルだったのは驚いた。
SNSをこまめにやる事もなければSNSで人との繋がりを求める事が全くない性格の僕としてはあまり理解できないシーンも多く終始退屈であった。
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