「誰とでも簡単に繋がれるからこその怖さ」SNS 少女たちの10日間 AZUさんの映画レビュー(感想・評価)
誰とでも簡単に繋がれるからこその怖さ
きっもーーー!!!!と何度も頭の中で罵りながら見た、児童虐待をテーマにしたドキュメンタリー映画。
見た目が12歳に見える女優さんをオーディションで募り、実際12歳になりすましてもらってSNSで友達募集をしたらどうなるかを実験したところ、どんどん群がってくる気持ち悪い大人たち。
これを見たらまず子供たちにSNSやらないでくれって思うし、子供を性の捌け口にする大人がこんなにもいることに絶望感を感じた。本当にひたすらにキモい。特に目と口はモザイクをかけない特殊なモザイク処理方法だったので、余計に彼らがモンスターに見えて同じ人間に思えなかった。
ただ作品の内容としては、現状は分かったが、そこからの解決策は描かれてはいないし、彼らがなぜ子供をターゲットにするのかも深く切り込んではいないのでわからない。
正直彼らが性癖だと言われてしまったらそこまでなので、そうなるともう自衛をするしかない。
誰とでも簡単に繋がれてしまう世の中だからこそ、ネットリテラシーの大切さや、便利さの裏に隠れてる恐怖を子供達に学ばせる機会が必要だと強く感じた。
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