劇場公開日 2021年4月23日

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「人権侵害の犯罪者サンプル集」SNS 少女たちの10日間 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0人権侵害の犯罪者サンプル集

2021年5月3日
PCから投稿

久々に「観てよかった」と「観るんじゃなかった」の同時攻撃をくらいました。

ここに出てくる獣どもは「幼児性愛者」ではありません。
痴漢やレイプ犯と同じで、「小さな子どもなら、抵抗できないから何しても構わない」と思い込んで、「狙っている」んですわ。
通り魔が、「誰でもよかった」と言いながらも女子どもしか狙わないのと一緒。
子どもを、自らの支配欲を充足させるために、征服し屈服させる「虐待対象」「物」としか見ていない、卑劣な人権侵害の犯罪者でしかありません。
不快感で、砂をかむような、胃の中から嫌な香りが口の中に広がるような、そんな嫌な気分になりました。

奴らの存在と同時に許せないと感じるのは、SNS(Facebook、Instagram、Skypeなど)が、未成年の使用や、性的コンテンツ・発言を自らの基準で規制しないこと。
過度の規制は検閲に当たるし、私的発言の制限もまた人権侵害でもあるので難しいとはいえ、犯罪者が野放しなのはどうかと思いました。

さらには、子どもと親のコミニュケーション不足による、子どものSNSでの無警戒な利用がいけないとも感じました。

遠いチェコの話だと思えず、同じようにSNSが悪用できる環境にある日本にもある危険だと思います。
自分に子どもがいたら、不安で気が狂いそうになる内容でした。

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コージィ日本犬