ザ・バッド・ガイズのレビュー・感想・評価
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単純明快。
服役囚ながら、護送車襲撃事件で逃げ出した囚人達を捕まえる役目を担った"ザ・バッド・ガイズ"の痛快アクション。
確かにストーリー展開とかは相当な粗削りだが、もう単にマ・ドンソクが相手を拳一本で薙ぎ倒していく姿はやはり爽快だった。
確かに、事件の黒幕が日本からの逸れヤクザで、警察のトップと連んでの悪行三昧には反日感も否めない気もするが、その辺も良い意味で粗く設定されており、"こんなはぐれモン、日本人じゃねぇし。日本で巧く商売出来なかったから韓国にでも逃げ出したんだろう。"的に描かれてて、個人的には全く反日感は感じなかったな。ただの金と暴力でしか立ち回れない日本人ヅラした三下クズ、って感じで。
あと、連んだワル警察官に対して、グタク班長が税金を用いて最後の一撃を見舞うシーンは少しスカッとした。(^^;)
とにかく、何も考えないで肉弾戦的アクションとして見ればそれで良いと思う。
ストリート・ファイターのマブリー
マブリーのひたすらに殴り合う漫画的、ゲーム的な面白さ。ストーリー的には何ら面白味はないものの、マブリーの魅力が前回のブン殴り合いはもはや韓国映画の一つのジャンルとして成立しているようだ。人を安易に殺さず、何ら武器も持たずひたすらストリート・ファイトに徹するマブリーは文句無しにカッコイイ。マブリーの面目躍如な映画だ。日本へのリップ・サービス「玉ねぎは抜いてください」の台詞が微笑ましかった。
マ・ドンソクへの圧倒的信頼
素晴らしく爽快!
マ・ドンソクは自分にとってドラゴンボールの孫悟空やワンパンマンのサイタマのように圧倒的な待ってました感と安心感と与えてくれる稀有な役者です。
ジャッキー・チェン、ドウェイン・ジョンソン、トニー・ジャー、ジージャー・ヤーニン、坂口拓。大好きなアクション俳優は多いけど、マ・ドンソクの絶対的な存在感は特別です。
本作は人間版スーサイド・スクワッド。犯罪歴はあるけど憎めない根は優しい魅力的な人達が集まってある組織に立ち向かいます。
黒幕に日本人の自分は多少面食らいました。まさか韓国映画で日本で聴き慣れたあの組織の名前まで聴くとは。流石にハリウッド作品よりはきちんと描かれており流暢で自然な話し方が逆に新鮮でした。
ピンチに対してどうやって切り抜ける⁉︎といったドキドキではなく、奴なら絶対大丈夫!という圧倒的な強さがマ・ドンソク作品の堪らない気持ち良さ。
今回は貴重な人工呼吸シーンまで拝めます!
狂犯者
いや〜マ・ドンソクは最高ですね。拳ひとつで世界を圧倒できる力があってとても魅力的です。今作のまごうことなきマ・ドンソク節が炸裂していました。
冒頭は監獄の中からスタートしますが、マ・ドンソクがミシンで縫い物をしているところから始まります。もうかわいい。大きな図体をしてるマ・ドンソクが細かい作業をしているギャップに萌えました。でもそこからいきなりボコボコにするんですけどね。
着々と仲間が集まっていく様子も好きです。優秀な刑事、兄貴、自称アナリストと個性丸出しな奴ら大集合で、韓国版スーサイド・スクワッドでした。
護送車やパトカーとトラックの激突シーンも見事で、数分ながら緊迫感があってとても良かったです。慎重に捜査しながら、確実に証拠を集めて敵組織へ乗り込んでいく流れも楽しめました。
マ・ドンソクが人工呼吸するシーンはもう笑けました。色気のある音楽が流れるので完全に笑かしてきてる。あれだけでもう映画代の元取れました。
ラストのアクションシーンの見応えっぷりが最高です。4人プラス幽霊(超足捌きが早い人)が戦場に赴き蹂躙していくのが爽快感があります。幽霊の足捌きがお見事でMVPは彼でいいんじゃないかなと思わせてくるレベルです。マ・ドンソクのパワーも健在でとんでもない人数を1人でぶっ潰していくのは爽快感だらけでした。
ラストのヤクザ戦でも日本語の使い方を間違えたりするお茶目な部分を見せつつも、メリケンサックで向かってくる相手を拳ひとつでぶっ倒すので気持ちいいです。よくやった。
ラストは次回へ続くような感じで終わります。でも続き見たい…
最高にスカッとしました。比べちゃアレですけどモンハンより面白かったです。
鑑賞日 4/15
鑑賞時間 16:20〜18:20
座席 I-9
まあまあだった
前の日に『21ブリッジ』を見て、警察が腐敗していると思ったら韓国の警察も腐敗していてまたかと思う。警察を見たら悪者と思えと言われているようだ。登場人物が多くて把握できない。迫力のアクションがたっぷりあるのだけど、だんだん飽きて眠くなった。
豊臣秀吉を出すな
囚人たちを乗せた護送車が、武装集団に襲撃される事件が発生し、多くの凶悪犯罪者が逃亡してしまった。
警察は逃亡した凶悪犯たちを再逮捕するため、元警察官に指示し、刑務所に収監されている腕のたつ服役囚たちを集め特殊犯罪捜査課を作り、パク・ウンチョル(ドンソク)らを仲間に引き入れ、減刑を条件にチームに入り活躍する。
しかし、この事件の背後に居る真の黒幕は誰か、という話。
ドンソクの強さが半端ない所が見所で、裏で警察トップ級も絡んでいるなどなかなか面白かった。
ただし・・・
・・・ネタバレになるが、真の黒幕が日本人のヤクザだったり、その際豊臣秀吉まで出してきて日本を悪役にしてるのが許せない。
そこまで良いなと観ていたが、これだけでマイナス2です。
日本を悪く扱うのはやめろと言いたい。
めっちゃ腹立った。
パワーアンドパワー
ドンソクをはじめとした数人の囚人達を一時的に檻の外に放ちチームとなり麻薬組織とその背景にあるヤクザを倒すストーリー。
ただストーリーなんてあってないようなもの。次から次へと現れる敵をドンソク、アジュンらが豪快且つ爽快に薙ぎ倒していく。それらを観ていてエキサイトさせてくれる。
またドンソクの人工呼吸シーンなど所々ドンソクをイジるコメディシーンも楽しませてもらった。
ただ理由はあれもドンソクらも囚人に変わらないんだけどね。ただこのアウトローの人物達をカッコよく描き一つの作品にするのは韓国映画の良さであると改めて感じさせてくれる。
加えて拳と拳の戦闘シーンはやはり韓国映画はいつ見てもタフなシーンが多くいつもエキサイトさせてくれる。
ただストーリーはドンソク絡みでいうと昨年公開された悪人伝とかに比べるとやはり物足りなさは感じるかな。
ただ昨今の新作不足の状況ふまえると新作アクションムービーに飢えてる人には積極的に勧めたくなる作品である。
シンプル!!!
予告編通りの、悪人✕悪人、シンプルに事件解決するので気楽に映画を楽しむにはグッドでした。
主役の大柄のアニキ、なんだか憎めないし、イケメンの元刑事の兄さんが失神した時に助ける方法はまさかのギャグ路線で。。!(笑)
最後、敵のアジトに乗り込んだあと、いくら防弾チョッキ?を着ていたとしても可愛いお姉さんがあれだけ闘って軽傷すぎるとは思うけど、まぁそこは主人公チーム補正ということでオッケー。。かな(笑)
敵の皆さん、チャカを使わないから皆で仲良く白兵戦なので、主人公のごっついアニキの拳でだいたい片付きました。
皆さんわりと日本語上手でした。
たまにあるギャグ路線が以外に良かったです(笑)
【”豊臣秀吉”を吹っ飛ばすマ・ドンソクの黄金の右フックは健在。粗いストーリー展開に戸惑いつつも、アクションを楽しむ作品。マ・ドンソクの剛腕映画はそろそろ軌道修正が必要では・・、とも思った作品。】
ー 韓国の極悪人を乗せた護送車が何者かに襲われ、囚人たちは逃げ出す。その中には、韓国マフィアのキーパーソン、サンシクもいた・・。ー
■感想
・前半は、ストーリー展開が、粗い。
逃げ出した囚人たちを捕らえるために、韓国警視庁のオム次長は、元警官で今は癌に侵されているオ・グタク(キム・サンジュン)を班長として、剛腕パク・ウンチョル(マ・ドンソク)、元警官で犯人を殺してしまったコ・ユソン(チャン・ギヨン)、女詐欺師ノスン(キム・アジュン)を”特別犯罪捜査課”のメンバーとして招集するが・・。
ー 次から次へと展開するストーリーの流れが、粗くて早くて、付いて行くのに苦労する。もう少し一人一人の人物を掘り下げて描いて欲しかったなあ・・。ー
・オム次長の正体が露わになる辺りから(予想は付いたけど・・)、韓国アクションを楽しむ。
ー マ・ドンソクの右フック、アッパーは、流石の迫力である。
又、”幽霊の足”とパク・ウンチョル(マ・ドンソク)に呼ばれる男の後ろ廻し飛び蹴りの連続技など、見応えがある。ー
・そして、韓国マフィアを裏で操っていたのは・・。
ー 暴力団感がないなあ・・。組長は、もっと威厳があるんじゃないの?と突っ込みながら鑑賞。ー
<この作品レベルで韓国の観客動員数一位って、フェイクじゃないの??と思いつつ、マ・ドンソクの剛腕と、韓国映画のアクションを”割り切って”楽しんだ作品。
けれど、そろそろマ・ドンソクの”剛腕路線”はネタが尽きてきているのではないかな・・、とも思ってしまった作品でもある。>
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