劇場公開日 2021年4月9日

  • 予告編を見る

「シャブと臓器売買で世界統一を目指せ!」ザ・バッド・ガイズ フリントさんの映画レビュー(感想・評価)

シャブと臓器売買で世界統一を目指せ!

2021年6月4日
PCから投稿

囚人が囚人を捕まえる話

マ・ドンソクの喧嘩が見たくて鑑賞。

深いことは考えるな、乗りと勢いで楽しめって映画でしたね。

「シン・シティ」のテーマでもある「老人は死に、少女は生き残る」をやりたかった感、CG加工のモノクロに血しぶきみカラーが入る演出などかなりの影響をうけてるように感じた。

毒には毒を、悪には悪をの精神はいいけれど、話が無茶苦茶すぎて全力で楽しむには設定がガバガバ。

でも4人のキャラとかビジュアルはよかったですね、アクションも頑張ってたし、後半は「サ・レイド GOKUDOU」を彷彿とさせました。
「シン・シティ」にも「ザ・レイド」にもならなかった中途半端な映画でしたがマ・ドンソクが見れれば御の字です。
アジアのゴリマッチョ枠は彼が背負ってるのでこれからも頑張ってほしい。

ヤクザの国際進出とか韓国の裏社会を乗っ取るってどうなの?
ヤクザへの過大評価なのか、それともただ単に日本嫌いだからヤクザを悪者にしたかったのかわかりませんが、ちょっと嫌味気味で気になったですね。

期待外れではないけれど掘り出し物感もない、普通の映画でした。

----------------------------------------------------------------------
劇中セリフより

「お前も公務員ならせめて正しくあれ」

警察や政治家は何のための誰のため機関なのかを考えてほしいですね
自分のための、所属組織のための機関だったけ?

フリント