「これから原作を見ようという方にも導入は易しい映画。」劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0これから原作を見ようという方にも導入は易しい映画。

2021年6月22日
PCから投稿

今年69本目(合計134本目)。
大阪ステーションシネマさんで先行上映(トークショーつき)があり、そちらに行ってきました。
アニメや漫画など原作など見ていない立場です。

最初にトークショー、そのあとにアニメというものですが、トークショーで「もし、原作を知らずに映画館に来た人がいたら、(コロナ事情で書店が閉まるのが早いから、後日でもいいので)コミック版とか買ってね」ということでしたが、結構上手いトークだなぁと思いました。
トークショー40分、アニメ版80分程度です(実際はトークショーが少し押してしまい、規定の時間通り(~20時45分)に終わっていないが、一発勝負である点を考えると仕方がない)。

上記通りコミック版など原作はまったく知りませんが、一般的なファンタジーものの理解で理解できることと、そのあとにコミック版を読んでみようと思わせる点(ネットフリックスなどではアニメ版もあるっぽい)、80分ほどの「外伝」的な扱いであるような映画とのことですが、はじめての方でも理解しやすいように説明が加えられており、何も知らない人お断り、ということはないと思います。

上記の通り、大阪市も21時には書店が閉まるので当日は書籍など購入できませんでしたが、興味は出たし、トークショー通り、「作品としては終わるが、共通項がある別の作品が構想中」とのことで、アニメ版などにも接してみようと思います。

採点は下記の減点0.1のみ(やや気になった)ですが、大きな傷ではないので、5.0まで切り上げています。

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 (減点0.1) この作品はアニメです。アニメといっても色々なターゲット層(それこそ、アンパンマンのレベルから、ヴァイオレット~まで、いろいろ)ですが、「魔界」にまでフリガナが振ってあったり、各キャラクタの特殊技(?)にもフリガナが振ってあったり、結構こう、低学年の子でも楽しめるのかな…と思いました。

 ただ、その割に「世界の理(ことわり)」といった、その層では理解が難しいのではないか…(「ことわり」だと「断り」だと誤認する子は出るのは想定可能)という部分があり、やや不親切かな…という印象は受けました(上記のように、これで興味を持つようになった「大人が」行く分は何ら問題がないが、小学校高学年程度だと理解できないという評価も可能)。
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yukispica