「Justice Pet」DC がんばれ!スーパーペット ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Justice Pet
封切り4日目、月曜のそこそこ遅い時間帯といえど貸切状態…。伸び伸び見れて嬉しい反面、興行的な面で寂しいのも…。
とはいえど内容は王道ストーリーながら面白かったです。DCのダークさは控えて、アニメならではのポップさが際立っていた作品でした。
良かった点
・スーパーペットたちが可愛い
正義感たっぷりでスーパーマンに尽くすスーパーパワー持ちのクリプト、飼い主に捨てられてやさぐれてはいるものの、こちらも強い正義感を持つ不死身のエース、大っきくなっちゃったり小さくなっちゃたりするメガトンなPB、電撃を放ちまくる臆病なチップ、超長生きで超高速なマートン、色々魔改造されちゃったモルモットたち、銃撃に爆弾と豊富な戦闘スタイルを得意とするウィスカーズと多種多様な能力を見せてくれて目に優しいですし、小ボケだったり自虐ネタだったりが盛り込まれていたのも良かったです。ベストはモルモットたちのちょっと腑抜けた感じでした。
・ストーリーの真っ直ぐさ
飼い主が捕まったので、助けに行くというシンプルなストーリーですが、その道中でのドタバタっぷりだったり、それぞれの心境だったりと語られるものはペットという存在にも通ずるものがあり、少しグッときました。エースとエピソードも悪気はないのに傷つけてしまったという悲しいものでしたが、そのトラウマを払い除けるかのようにクリプトたち仲間を助けるシーンがとても良かったです。先が見えると言ったらアレですが、このくらい度直球なのもいいですね。
ジャスティス・リーグの面々とペットたちが共に暮らすことを選び(なんならモルモットたちも)、ほとんどの人物が次へと進む道標を示すラストも良かったです。やっぱモルモット可愛いなぁ。
エンドロール後にはブラックアダムが参戦。これはファンサービスですね。楽しみです。
単独作品としても楽しめましたし、次回作も決まるのであれば是非観に行きたい一本でした。
鑑賞日 8/29
鑑賞時間 19:20〜21:15
座席 I-5