劇場公開日 2022年1月14日

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クライ・マッチョのレビュー・感想・評価

全275件中、241~260件目を表示

3.5どこまでも穏やかな映画

2022年1月15日
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鑑賞方法:映画館

恩人に頼まれて彼の息子をメキシコの母親のところから誘拐してこいってお話!超面白そう😃と思ったけど実際は落ちぶれたロデオスターマイクと不良少年ラフォの心の交流を描いたロードムービー

タイトルから漢泣き!男の中の男だって涙を流す時があるみたいなお話を想像していましたが全編通して穏やかに流れていった

穏やかすぎて盛り上がりにかける気もするけれどけっして退屈な映画ではないのがさすがである

ただマイクは最初からナイスガイだしラフォもすぐに良い子の素顔を見せてくれる
だから『落ちぶれた』『不良少年』はいらなかったんじゃないかなと思った。
でもキズのある人間の言葉のほうが重みがあるから必要な味付けだったのかな

ラストはあっさり終わった感じだけどマイクから本当のマッチョを教わったラフォはきっと上手くやっていけると信じたいです

ガンマンに暴力刑事とマッチョ(男らしさ、男臭さ)そのものであったイーストウッドだけど最近は穏やかな作品が多く暴力!殺し!セックス!などの際どい描写はほとんどない
往年の作品ファンには物足りないと感じる人もいるかもしれないけど切なさと優しさに溢れた最近の作品も結構好きです

関係ないけど言いたい一言
本当にアメ公の事グリンゴって言うんだ😃とちょっとテンションあがった笑

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きのこ

5.0車はマニュアル、格好いいイーストウッド

2022年1月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

いままで配信でしか見ていなかったイーストウッド主演あるいは監督の映画を初めて両方のを映画館で見ました。何も言えない。少年とのやりとりは勿論。でもそれ以上にマルタとの繋がりに心がほぐれました。とっても若い時のイーストウッドは見た。途中見てない。今、見た。幸せ。途中のも見よう。年齢関係ない。素敵。台詞の全てがいい。見終わって何時間もたつのに思い出して涙がなぜか出てくる。なんだ、この映画💕

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talisman

3.0伝説を観に行こう!

2022年1月15日
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クリント・イーストウッド「シワシワ」&「ヨボトボ」でも頑張っていました。恐ろしいです。しかも劇中、女性とのラブシーンもあります。本当にすごいバイタリティです。作品的には、正直「遅過ぎた映画化」としか言えません。30年以上前ならば、面白かったと思います。少年と老人の絆とか、「男らしく生きる」さらに「運命は自分で作る」などのメッセージがありますが、ちょっと弱いかなあっと思いました。でもリアルタイムに「伝説を観る」ことは大事です。

『運だぜ!アート』のluckygenderでした

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『運だぜ!アート』

3.5心暖まるロードムービー

2022年1月15日
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ハズレ無しのクリント・イーストウッド監督。
これまで、若い奴とのヤリトリでオッサンの凄さを見せつけてきた。
今回はジジイの元カウボーイ、マイクはボスにメキシコに居る元妻と暮らしている、息子ラフォを連れてくるよう依頼される。
幸せに暮らしているラフォを連れ去るのかと思いきや、毒母から離れて路上生活をしていたラフォを説得してアメリカに向かう。
え?メキシコでは人の車を勝手に借りてもいいってか?ありえねーぞ、このガキ!
最初は言い争っていた2人だが徐々に信頼関係を築き始める。2人の間を取り持つチキンのマッチョ君楽しかった〜。あれはチャボじゃないのかな?
メキシコ社会の緩さや優しさを見せられるのも新鮮でした。
最後はラブラブって。このままメキシコに住むのね。
多少の暴力はあるけど、全体を通してほんわか優しい展開。とっても幸せな気持ちになれました。

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涼介

5.0今週(1/14)の週にどれ観に行くか?となると本命

2022年1月15日
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今年13本目(合計286本目/今月13本目)。

内容は他の方も大半書かれているので大きなところは省略します。一般的な映画というより、出演者等に「特別な思い入れがあるサービス映画」なのかなというところはありました。とはいえ、映画自体としては単体としても成立しています。
流れも非常に単純で、その「流れ」を阻害する「悪い人たち・変なことを考えている人たち」もだいたい想定がついてしまうので、「ストーリーのわかりにくさ」という点はほぼないのではないか、と思います。

今週は作品がどれも可もなく不可もなく多く、しかもオミクロン(大阪市、4000人超えとか言っているけど大丈夫なの?)という中でどれ観に行くか…となれば本作品が本命・対抗になるのでは、と思います。

なお、いわゆる「(アメリカから見た)外国人問題」という内容を多大に含んでいるので(とくに、中南米に関する国)、それらに関してはある程度知識があると良いかなと思います。

採点は下記が気になったものの、大きな傷なしとして5.0にしています。

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(減点0.2)この映画、要は英語とスペイン語の両方で会話が進みます。登場人物の1人が「両方の言語を話せる」という設定で通訳をやっているシーンもありますが、看板など(ストーリーの大半はアメリカ国外)に何の翻訳もないので「何が書いているのかわからない」ところはありますし、そもそもスペイン語訳が完全につけられていないので「何を言っているんだろう?」という部分はあります。

ただ、この映画は後半(それも、ラスト)こそカーチェイスな内容もありますが、スペイン語の看板が読めるだの理解できるだのは本質論ではない(あれば有利、程度の扱い)ことから、この程度にしました。
(やや配慮は足りないといえるが、まるで理解不可能でもないし、ストーリーが単純なのでわかりやすい)
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yukispica

3.5マイク素敵ですね!

2022年1月15日
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鑑賞方法:映画館

無謀な依頼を引き受け成し遂げた。
最後、相棒の鶏🐓をプレゼントしたのには、驚きました。

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かん

3.5イーストウッドファンムービー

2022年1月15日
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鑑賞方法:映画館

90歳を迎えたクリント・イーストウッドの姿をスクリーンで見れた。やっぱり男が憧れるカッコ良さは健在。
それだけで見る価値はある。

内容としては、ロードムービーかつ運び屋のようなスリリングさがあるのかと思いきや、意外と淡白でちょっと退屈に感じた。
マイクとラフォとの関係性の深掘りが足りてないとも感じた。
ただ、途中に立ち寄る街での人々との交流は観ていて心温まった。

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いたかわ

3.0少しグラントリノっぽい

2022年1月15日
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感動は薄い…
年取っても求めているものがこれなんだ…と思う
とにかくジッとしてないで行動するべきかな…
クリントイーストウッドさんが元気に活躍されてる事に喜びを感じる映画でした

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883HT

4.0俺の居場所はわかってるよな

2022年1月15日
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鑑賞方法:映画館

画は相変わらず暗さと影の使い方が絶妙…
今回は近年の作品のような、善悪の境界線や正義感の揺らぎでなく、強いものをずっと演じてきたからこそ達する心境ってところなんやろうな。やからあえて“クライ”なんやろうな。

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shige12

2.5良く言えば王道

2022年1月15日
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悪く言えば単調。

ただ、流行に決して流されずに自分の映画を撮り続けてきたイーストウッドらしい作品。

主人公が
特に勉強してこなくとも、
手話や動物の看護が自然と身に付いたと語るように、
その生涯を尊重しているスタイル。
それが他の人物一人一人に注がれいるのは流石だ。

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ムーラン

3.0俳優としての集大成

2022年1月15日
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鑑賞方法:映画館

クリント・イーストウッドの監督デビュー50周年作品。『運び屋』のときより元気な気がするが、なんと91歳である。
ロデオのスターだった男の転落人生と、不仲な両親のために人生に絶望している少年の、2人の心の交流と再生を描いたロード・ムービー。苦虫を噛み潰したような表情はいつもと変わらないが、世界の描き方がソフトになったような印象だった。決して“日和った”とか“あきらめた”わけではない。暴力に頼らない解決の仕方を提示してみせたように思った。かっちょイーストウッドだな。

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ぽてち

5.0大地にそびえ立つ見事な老木の姿

2022年1月15日
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鑑賞方法:映画館

 作品の印象は、91歳のクリントイーストウッドと同じく、広大な大地に静かにそびえ立つ老木、といった感じ。 非常にいい意味で、枯れた作品となっている。 ストーリーテラーとしての腕は健在で、 たっぷりと間を使ったゆったりとした演出。 劇的なクライマックスへと昇り詰めるわけではない。 小さなスリルと心温まるエピソードが巧に配置され、 物語の中に惹きこまれていく。 まさに老練な技。

 何より、 老いたイーストウッド自身が、この作品に重みと説得力を与えている。 演技派ではないが、 老いた自分をさらけ出せる彼だからこその演技が、とにかく素晴らしい。 若い頃は自分を強く見せようとしていたーすべてを手に入れた気になるが、ある日その無意味さを知る―という主人公のセリフは、イーストウッドが語るからこそ説得力がある。

 半世紀以上も前から無類のカッコよさと強さをスクリーンで魅せてきた男が、平気で老体を晒しているのだ。 監督と主演だから当然といえば当然かもしれないが、 ここまでヨレヨレの爺ちゃんになった自分を客観的な立場で冷静に演出し、演技し、しかも結果的には見事な作品に仕上げているのだから恐れ入る。 老境に達してますます、映画創作に喜びと生きがいを感じているに違いない。 羨ましい限りだ。

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Garu

4.0いくつになっても人生は美しく温かい

2022年1月15日
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鑑賞方法:映画館

クリント・イーストウッド演じる主人公マイクと少年の交流を大自然を背景に描いた本作は、とても奥深くて温かく、じわ〜っと心に沁み渡る作品でした。

予告編から想像していた「半ば誘拐に等しい少年との出会いから、危険な帰路を走る」ような作品ではなく、多少の危機はあれど、基本的にはマイクとラフォとマッチョ(雄鶏)の旅の過程を映し出す、比較的平坦な物語。エモーショナルな感情表現も全然ありません。
でもだからこそ、砂漠の広大さや自然光の美しさ、そこに暮らす人々や動物たち、そしてマイクの心情の変化やラフォの成長が際立ち、胸に響きます。一つ一つの情景が心に染みて、噛み締めたくなるのです。

そして、クリント・イーストウッドの佇まいにより作品の説得力と深みが増し、91歳の存在感を見せつけられました。マイクが醸し出す大人の余裕と哀愁、懐の大きさ、そして優しさと強さ。とんでもなくカッコ良い!流石です。
年齢を重ねることを悲観するのではなく、受け入れ、楽しみ、居場所を見つければ、温かく生きていける。そんなイーストウッドからのメッセージであり、まだまだ人生謳歌しますよという彼の相変わらずさに笑ってほっこりしました。
良い映画でした。

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まだまだぼのぼの

4.0何歳になっても人生を楽しもう

2022年1月15日
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 息が詰まるようなスリリングな展開があるわけでもなく、心揺さぶれる感動のシーンがあるわけでもない。だけれども、終わってみると幸せな気分に浸れる。

 肉体的な強さを失い、どん底の人生を経て、あらゆることを飄々と受け流す強さを持つに至ったマイク。両親への愛情に飢え、無軌道に日々を過ごすラフォ。この2人のロードムービーかと思っていたら、車の故障で、とある街に留まる事になってしまう。

 この街でのエピソードは、微笑ましくも人の温かさで詰まっている。他人から頼りにされることで、生きる喜びを取り戻すマイク。何歳になっても人生を楽しんでいこう。クリント・イーストウッドの現在の境地が伝わってくる。

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bion

2.5MVPは間違いなくマッチョ🐓

2022年1月15日
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てっきり主人公が誘拐した少年の成長物語かと思いきやラブロマンスで終わってびっくりしました。
内容は可もなく不可もなくでした。
ただ、もう少しだけ少年の成長を描いて欲しいという気持ちもあります。

マッチョ🐓が本当に良くて、この映画のMVPは間違いなくマッチョ🐓だと思います。

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ぱんだ

3.0クリントイーストウッドが主演でなければ「許されざる映画」

2022年1月15日
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クリントイーストウッドが主演だから許される映画でしょう。
あまりフィクション作品に対し現実的に突っ込むのは良くないですが、誘拐を依頼した父親は善人なのか悪人なのかはっきりせず終わってしまったし、助けてくれた女性が警察に追われて初めて街にやってきた二人を何故すんなり受け入れたのか、母親の手下のヘタレっぷり等々、、、、。時間的にもう少し尺をとって父親がやはり悪人で最後にあの息子も合流する所までやって欲しかったですね。
しかしながら、1979年が舞台ですが、現代版の西部劇みたいで絵面は良かった。ガンマンの撃ち合いはないですが旅人が悪人から追われて訪れたとある街の女性と恋に落ちるが、また行かなくてはならない主人公が悪と対決し、またその女性の所に戻る。良くありがちな西部劇の物語、イーストウッドだからこの映画は許されるのです、きっと!そういう事にしておきましょう!

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世界の尾張名古屋

4.0紛れもない最後のカウボーイ映画

2022年1月14日
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なんと言っても、御年91歳のクリント・イーストウッドの主演・監督の新作を観ることが出来る至福感が素晴らしい!何てことないロードムービーだし、近年の作品に比べると正直レベルがやや落ちるかもしれないけど、作品自体はどう見ても西部劇。今のイーストウッドでなければ絶対に出せない、かつてはマッチョだったロデオスターの枯れ切った佇まいだけで、西部劇が成立してしまうのが凄いです。まさに、イーストウッドを鑑賞する映画でした。

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シネマディクト

3.0イーストウッドは老いさえ楽しんでいる

2022年1月14日
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・ピアノのつぶやくような調べ
・古いシボレーのピックアップトラックでの老いぼれた登場
・運転席の横顔
・ひょろりとした長身の体はより細く骨ばって、足取りもおぼつかない
・昼寝のシーンをはさみ、老いを強調さえする
・元々声量は少なく吐き捨てるようなセリフが一層際立つ
・これら一連の表現で、老いを認め受容する潔さ

オープニングで「あぁ、こういうことか」と思い知る。
しかしイーストウッドは老いさえ楽しんでいた。

本作は、我々がイーストウッドに期待する強さには肩透かしを食うが、
・大地を俯瞰するカメラ
・人間関係を築き信頼していく過程
・優しさや本当の強さ
といったものは十分に描かれている。

また、登場人物が少ないために、相手役に多弁させることでストーリーを補完していく簡潔さで変化のない風景にテンポを持たせた。

ただし、ラファと母親の演技がありきたりでやや鼻白む。
反抗期の少年があまりに素直で拍子抜けするし、ステレオタイプな母親とその取り巻きも月並み。
一方、光っているのはカフェの女主人マルタ。大きな口、くっきりした目元と存在感で、老人イーストウッドに息を吹き込んだ。本当のマッチョはマルタなのかもしれない。
また、いつもながら怪しげな男を演らせるとピカイチのヨーカムもいい仕事をした。

イーストウッド作品に一貫する「本当の強さ」「信頼」といったものはあますことなく現れており、陳腐なストーリーではあるが、ファンとしては見ておくべきだろう。子どもの未来と世代交代を匂わせる佳作だ。

これを最後の作品にしてほしくない。

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jollyjoker

5.0予想外に凄く良かった‼️

2022年1月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

出足はノンビリ、徐々にハマっていった。他人同士が温かい家族になり途中からは感動してしまった。
凄く温かい気持ちになった。良い話し。
あんなお爺ちゃんがいたらいいなと思う。

時間も短めであっという間に終わった。
尺の無駄もない。

非常にできた映画じゃないかもしれないが、期待せずに観れば元が取れた気になる映画。

個人的には非常にお薦めしたくなりました。

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ノブ様

5.0もはやこれは傑作とかのレベルではなく、奇跡、神の御業なり

2022年1月14日
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つべこべ言うつもり一切なし
何人たりとも観るべし観るべし観るべーし🥺齢91歳、映像の生き神様にアメン😇

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あさちゃん
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