「水上都市と演劇風」レミニセンス asa89さんの映画レビュー(感想・評価)
水上都市と演劇風
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途中まで、正直退屈に感じており、全体を通してサスペンスストーリーとしては凡作だと思う。しかし、本作の素晴らしさ、個人的に好きだったところは、最終盤にこの「記憶」装置と水上都市の見事なコラボレーションである。
結末を知る瞬間の記憶装置の活かし方は、記憶に残るレベルで心が震えた。事件の結末なんてのはおまけみたいなもんで、水上都市と記憶装置、演者やこれまでのすべてが演劇のように思い出され、いい映画だったなと思った。女優も美人過ぎるので、それもいい構成要素だったのだと思う。記憶の中にいる女優って感じ。
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