「戻りたい過去があるならそれだけで充分幸せ」レミニセンス 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
戻りたい過去があるならそれだけで充分幸せ
2021年映画館鑑賞88作品目
10月10日(日)イオンシネマ石巻
休日出勤の影響で日中は映画を観ることができなかった
それでも観ようと18時30分頃に行っても観たい邦画はその時間帯では観ることができなかった
仕方がなく特に観たいわけでもない洋画を観た
それがこの作品
近未来
水位が上がったアメリカの大都市は壮観
主な移動手段は船であとはモノレールなど電車
自動車も一応
SFサスペンス
銃撃戦格闘戦アクション
ラブストーリー
主人公ニックは退役軍人
相棒の女性も退役軍人
今は2人で大掛かりの機械を使い客の記憶を呼び戻す仕事をしている
立体スクリーンのようなもので記憶が再現される
このシステムを利用して警察にも協力している
頭に機械を取り付け鎮静剤を注射をするのはわかるがなぜ水に浸かるのかその必然性が理解に苦しむ
主人公ニックは客のメイに恋する
お熱を上げて夢中になるが彼女は突然消える
忘れられないニック
相棒は呆れ不本意ながら離れていく
メイは一体何者か
必死になってメイを捜索するニックだが物語は悲しい結末に
メイが他人の子供のために命をかける姿勢は自己犠牲の精神か
賛否が分かれる
人魚姫や泣いた赤鬼の結末が納得いかないので改変したり勝手に続きを作ったりする人には向いていない
星一つ二つの人はおそらく期待しすぎたか生き方に共感できないんだろう
僕はそういう視点を重要視して映画は観ない
それでも日本の俳優の方がやっぱりいいかな
アジア系のギャングが中ボスで汚職警官がラスボス
エンドロールは平凡なハリウッド映画
始まったら途中退席して全く問題ない
長いだけで全く面白くない