「圧倒的な世界観の構築」レミニセンス よっちゃんイカさんの映画レビュー(感想・評価)
圧倒的な世界観の構築
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最初海面の上昇で徐々に街が海に沈んでいくという設定がいい。
厨二心をとてもくすぐられる。
水とマイアミのビル群がプレステで出来るゲームにありそうな風景でテンションが上がる。
そして記憶潜入という装置にも心沸き立つ。
にも関わらず物語のトーンは決まって一定。
ハードボイルド探偵物のような進み方もまた僕の心をくすぐる。
そこから始まる女性との恋。
その女性を追いかけて始まる捜査。
この捜査がいい。
捜査でこの世界のあちこちを巡るのだがその一つ一つの設定や世界観でまた僕の厨二心をくすぐる。
特に地主の家の周囲にはダムを築いて水を寄せ付けないという設定には痺れた。
最後の終わり方も感動的で記憶や時間にまつわる主人公の独白がすんなりと心に入ってきて消化された。
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