「ノーラン作品になかったスッキリ感」レミニセンス はなうささんの映画レビュー(感想・評価)
ノーラン作品になかったスッキリ感
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「メメント」でも「インセプション」でも主人公は亡くなった奥さんの記憶、それも自分の頭の中で作り出した虚像に引きずられ過ぎ。
この作品も一見するとそのセオリーを繰り返しているようだけど、ヒロインはしっかりと自分の人生を生きた実像であるところが前者と異なる。
「いなくなったパーフェクトな女性を追い求める」シチュエーションはよほどノーラン兄弟のお気に入りなんだろうけど、そこにリサ・ジョイ監督の女性視点で補正が掛かったのがこの作品の良いところだと思う。
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