「記憶を覗く・・・現実にできたらすごいことではあるが映画だと・・・」レミニセンス ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
記憶を覗く・・・現実にできたらすごいことではあるが映画だと・・・
トータルリコールで他人の人生を自分の人生のように体験できる装置が登場しますが、今作はあくまで自分の記憶をリアルに追体験できて、それを外側からも見ることができるというもの。
記憶を誘導するためにマイクで話しかけるのですが、そこはやけにアナログなのに再現される映像は3Dホログラムと、依頼主には関係ない部分にやけにハイテク技術が使われているよく分からない設定。
現実で幸せな記憶をリフレインできたり、裁判の証拠として採用できたらそれはすごい技術だと思いますが、映画って「回想シーン」で登場人物の過去を簡単に見ることができるじゃないですか。そこをメインに持ってこられてもいまいち地味というか・・・。確かに現実でこんなに昔の事を詳細に覚えているもんかな?(「罪の声」観ているときの橋本じゅん演じる板前に特に思ったのですが)とはたまに思いますけどね。
ラストもハッピーエンド風に終わってますが自分はひっでぇオチだなと思いました。
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