「なんというか、世界観に比べると、とてもスケールの小さな物語です」レミニセンス グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
なんというか、世界観に比べると、とてもスケールの小さな物語です
ハイ、分かってます。
勝手にイメージ先行で盛り上がってた自分がいけないのです。
TOHOシネマズを利用する機会の多い私は、予告編より先に山崎紘菜さんの先取り情報でプチ予告編的に紹介されてる頃から期待が膨らんでました。正式な予告編の頃には、勝手にマイノリティ•リポートのプリコグとイメージをダブらせて、〝大作っぽさ〟への予感と期待が膨らむ一方でした。
で、実際に映画を観てみたら、その期待とは裏腹の意外なほどのスケールの小ささにビックリです。
私には、結局どんな科学的背景や政治的な構図があの世界を作ってしまったのかも理解できないまま、没入感に至ることのないまま、そういうことですか、それはそれでよく分かりました、ということで終わってしまいました。
ラストは、あの装置の動力源とか費用負担とかメンテナンスとか、誰かにバーンされないの?とか心配ごとが多すぎて、モヤモヤしたままです。
イメージという意味では、ウォーターワールドとか千と千尋の神隠しなんかも途中思い出されましたね。カオナシが出てきても違和感なさそうに…
でも、ヒュー•ジャックマンとレベッカ姉さんと
優しくて勇ましいダンディ、この御三方に対しての不満は一切ありません。それぞれがそれぞれの個性でとても魅力的でした。
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