ショコラの魔法のレビュー・感想・評価
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【”私のショコラは高いわよ”女子高生の嫉妬と妬みをコントロールする魔女の様なショコラティエが怖いです・・。】
ー 手元にフライヤーがあったのと、先日観た映画で主演していた畑育芽さんが出演しているので、観賞。-
◆感想
・最初は岡田さん演じる飯田直の恋愛映画かな・・、と思っていたらイキナリのホラーテイストにビックリ
・仁科愛利を演じた二面性ある嫉妬深い女子高生を演じた桜田ひよりさんにもビックリ。
<今作は、ナカナカの珍品であったよ。
哀川ショコラ(山口真帆)のチョコの魔法により絵の中に閉じ込められた水無月花音(畑芽育)は無事脱出出来て、良かった良かったであるが、逆に絵の中に閉じ込められて血の涙を流す仁科愛利は怖かった。
もっと怖かったのは、花音が書いた絵を切り裂く仁科愛利を演じた二面性ある嫉妬深い女子高生を演じた桜田ひよりさんの形相であった。
マンガ読んでいないので、且つアイドル関係が疎いので分からないのだが、美しき魔女ショコラティエ・哀川ショコラを演じた山口真帆さんという方は、アイドルなのでしょうか。
突っ込み処満載の映画でもありました・・。>
クオリティの高低差が気になる
カメラワークやショコラノワールの内装などはとても素晴らしかったです。
しかし、その分女優さんの滑舌や演者の再現度(学生役の髪型が原作と違う、ショコラカカオがカラコンをつけてない等)の甘さというか手抜き感が目立ちました。
あと、原作ショコラはタレ目なのに女優さんはつり目なのでそもそもそんなに似せる気がないんだろうなと思いました。
勝ち取った役を演じたんじゃなくて色々お膳立てされた感が満載で、実力でオーディションを勝ち抜いたキャストさんでもう1回演じてみてほしいです。
大人が見ても入り込める
これから見ようか迷ってる方へ
公開期間的に今週末が見に行ける最後のチャンスという方もいらっしゃるかと思い、まだ迷ってる方の参考になればとレビュー書いてみました。
まず、本作品は基本的にキャスト目当ての方向けの作品です。
よくある「新人だし演技もまだまだでもできるホラーをとりあえずやらせよう」的な映画だなと思ったので。
まあホラーは若手の登竜門なんて言いますし、青田買いがお好きな方向けでもあるかもしれません。
キャストの中でも山口さん、岡田さん、中島さん、桜田さん、この四人以外のファンは推し俳優の出演作は絶対に全制覇したいという強い思いがなければ配信や円盤待ちでいいでしょう。
畑さん、綱さん、上野さん、この三人はおいしい役ではありますが、全体的に見ると出番が少なめでした。
内容は新聞部が学園の闇を暴く~みたいなよくある設定に笑ゥせぇるすまんや地獄少女のようなシステムをかけあわせたところにダークファンタジー風味をふりかけてて、子供でもわかりやすそうな展開だと思いました。
ホラー描写も本格的ホラー目当てには物足りなくても、子供が見ても大丈夫そうなレベルだったので夏休み期間に上映できればよかったですね。
喪黒・閻魔あいポジにあたるのがW主演の一人である山口さん演じる魔女のショコラ。
妖しいビジュアルはなかなかハマってるものの、セリフがうまく喋れない様子。
特に決め台詞を叫ぶシーンが壊滅的で、大事なシーンなのに一語も聞き取れなくて困りました。
そこまでは滑舌あやしい人だなぁと思いつつ聞き取ることはできたのにそのシーンは完全に何言ってるかわからないレベルで、ホラー映画で叫べないって致命的なのでは…。
それに対してもう一人の主演である岡田さんの安定感。
桜田さん、上野さんも演技面でかなりの支えになっていて印象に残りました。
男性陣は可もなく不可もなく。
このくらいの作品に出てくるのはこのくらいかなって感じ。
結論、おすすめかおすすめじゃないかというとおすすめはしないです。
ホラーが苦手でも・・
若い役者さん達の演技が光る《ファンタジーホラー》作品
映画『ショコラの魔法』を鑑賞しました。
(※原作を知らない人間の感想です。)
꧁ 食べるだけで願いが叶う ꧂
不思議なチョコレート。
『欲望』と『代償』
人気少女漫画の実写映画化作品。
《ファンタジーホラー》
平和なはずの学園生活の中で起こる
ミステリアスな出来事。
冒頭から違和感なく作品を楽しむ事が出来ました。
それぞれ個性溢れるキャラクターを演じる、若い俳優さん達の演技や表情が、とても魅力的です。
人気少女漫画の実写映像化作品ですので、世界観を再現するためのロケーションや
屋外での撮影にも様々な ご苦労があったのではないでしょうか。
役者さん達の演技はもちろん、カット割りや特殊効果。衣装や小物など、制作に携わったスタッフさん達の情熱や こだわりがスクリーンを通して観る者へ伝わって来ます。
《哀川ショコラ》を演じたのは今作品で映画初出演・初主演となる「山口真帆」さん。
『目』で訴えかける演技や、『口元』で表現されるショコラの心情。セリフの声色による強弱。
ミステリアスな役を雰囲気たっぷりに表現されていて、とても印象的でした。
(正直なところ、ショコラさんは何を考えているのかわからないので、ちょっぴり怖い。ショコラさんの目的ってなんなんだろ。)
《飯田 直》役の「岡田結実」さん。
色々と危険な目に遭って、たいへんな役を表情豊かに自然に演じられていて素敵でした。
《仁科 愛利》役の「桜田ひより」さんは演技力の高さに脱帽しました。
感情の表現力というか、なんと言うか、もうホントに凄くて…。(ネタバレになるから、これ以上書けない。とにかく観てみて〜!)
《mzsrz(ミズシラズ)》さんの歌う映画主題歌
『アンバランス』の歌詞は作品の世界観とシンクロしていて、とても素敵な仕上がりです。
(( 映画館でしか聴くことの出来ない
「 アンバランス feat. 山口真帆 」ver.なので、
否応無しに盛り上がります。))
原作がある作品ですので、今後TVドラマ化や、映画の続編・シリーズ化にも期待しちゃいます。
(完)
もっと観たい『欲望』にかられるので、
願いが叶うと『代償』を求められるの
かも…。
誰でも楽しめるエンターテイメント作品‼️
『ちゃお』連載の少女マンガが原作で、ちゃおっ子のみなさま向けの作品のように思われるかもしれませんが、原作ファンだけでなく、老若男女が楽しめる内容となっています。なぜなら、人の欲望という古今東西の人間共通のテーマを核とする物語だからです。恋愛もの、ホラー、ファンタジー、どの観点でも楽しめます。また、主題歌はいま注目のミズシラズさんの「アンバランス」ですが、映画館ではミズシラズさんと主演の山口真帆さんが歌うスペシャルバージョンで、リリース作品とは聴こえ方が違います。ぜひ劇場で作品世界に触れてみて下さいませ。
わたしは映画館で4回鑑賞しましたが、観るごとに気づくことが増えました。主演の山口真帆さんが眼・所作・発声など独特の演技をなさり、まさに「怪演」を感じさせてくれたことに加え、若い演者のみなさまが表現力豊かに演じられ、非常に味わいのある人間ドラマになっています。4回目の鑑賞で桜田ひよりさん演じる少女の描かれ方の細やかさ、心情の変化を軸に作品をとらえるとまた違ってみえました。何度も鑑賞して味わいたくなる作品です。
神憑り
原作は知らずにサスペンス物なのかなと思って観ていましたが、少女マンガらしいオチにあゝ成程という感想です。
TVの連ドラの初回スペシャル的な内容ながら、主役の岡田さんが少女マンガの登場人物ではありがちながら現実世界ではまずいないであろうキャラをある程度の説得力のあるかたちで好演してるのが好感がもてました。
しかし、「ちゃお」ぐらいの読者層だとあっさり男性にもたれちゃうのに納得いくんでしょうか。もう少し上の年齢ならなかなかイラッとくるお話なのかもしれませんね。
ところで高校で使うキャンバスですが、昔はコンクールは30号、受験は15号が定番でしたが最近はその中間ぐらいのサイズなんですかね。
アクリルだったみたいだからまた違うレギュレーションなのかな?
それにしても、かきかけの絵がちゃんとかいてるのに、いい意味でこだわりは感じました。
山口真帆さんの初主演作
ショコラ役だけが残念…
イオンワンデーフリーパスポート1本目
キービジュアルから中高生向け作品かと思い、さほど興味はなかったのですが、フリーパスポートを利用したので時間調整のために鑑賞してきました。結果、まあまあおもしろかったので、時間の無駄にはなりませんでした。
ストーリーは、願いが叶うかわりに高い代償を払わされると噂のチョコレートと、学校内で起こる謎の行方不明事件の真相を求めて、新聞部の女子が活躍するというものです。学園ほのぼのミステリーかと思いきや、まさかのホラーテイストなのは驚きましたが、そのギャップを楽しむことはできました。ラブ要素は控えめにして、学園ダークファンタジーで全編貫いたところに好感が持てます。
本作で重要な役どころを担うのが、テレビドラマの出演を重ねて実力をつけてきた、岡田結実さんと桜田ひよりさんの二人です。岡田結実さんは熱血新聞部女子を好演し、桜田ひよりさんは二面性のある難しい役をそつなくこなし、この二人が作品をしっかり支えています。
そして、この二人に絡むのが、ショコラ役の山口真帆さん。しかし、この肝心のショコラ役がどうにもいただけません。ミステリアスな雰囲気を出そうとしているのはわかるのですが、いかんせん実力不足と言わざるを得ない演技で、作品の完成度を落としているように感じました。大人の事情が働いたせいなのかも知れませんが、キャスティングされた彼女がかわいそうに感じます。
というわけで、ダークファンタジーとして、それなりにおもしろい作品ではありましたが、スクリーンで観るほどの作品ではないので、出演者のファンでないなら、DVDかテレビ放送を待てばいいかなという感じです。
意図した演技か?そうでないのか?
ポスターだけ見て観賞を決めたので、てっきり地味な女子がショコラの甘い魔法でアイドルにでもなる話とかかな?と思って行ったら、やたら行方不明者が出る学校のホラー映画だったよ!笑うセールスマンの喪黒福造が美少女だったら・・・って感じでした。ドーン!!
ダブル主演の岡田結実はちょっと地顔が怖いけど納得のできる演技でしたが、もう1人のショコラ演じる山口真帆の演技が高校演劇のセリフのような節回しで、それが日常生活を送っている人間とは違う、浮世離れした存在だということを表したくて監督にそう演技指導されたのなら仕方ないかなと思いました。
浜辺美波が「君の膵臓を食べたい。」で芝居かがった演技をしていた時にこれが素なら大根だし、狙ってやってるなら天才だと思ったら、次の作品では全然違う芝居をしていて「あー、あれは狙ってやってたのか」と感心した敬意もあるので、この作品だけ見て山口真帆が下手だとは判断できないとは思いました。実際、クライマックスのシーンの鬼のような形相は一見の価値ありで、あそこまで恐ろしい表情ができるのはすごかったです。
「門出」の映画
主演を務める山口真帆さんの、これからに向けた「門出」の映画のように感じました。
山口真帆さんは元はアイドルで、女優に転身してからの活動はまだ2年と日が浅いです。
しかし徐々に演技のお仕事を積み重ね、厳しい目で見られる「映画主演」には強い決意で臨んだと思われます。
内容は、食べれば全ての願いが叶う代わりに1番大切なものを失う怖いチョコと、チョコを売る魔女が登場するダークファンタジーです。
高校を舞台とした学園ホラーでもあり、「リング」の貞子を彷彿とさせるようなシーンもありました。
上映時間90分は良い時間だと思いました。
学園ものらしいテンポの良さで物語が進んで行きました。
その中で前半と後半に山場があり、どちらも人間の心の怖さ、狂気がテーマとなっています。
魔女の哀川ショコラ役の山口真帆さんは役柄上、ずっと登場するわけではないです。
そこを新聞部部長の飯田直役、岡田結実さんが映画全編に渡って登場してしっかりと支え、物語の土台を作っていました。
後半の重要人物でもある、美術部エース仁科愛利役の桜田ひよりさんも好演が光っていました。
劇中きっての演技力と感じたのが桜田ひよりさんで、年齢は今年度19歳と若いですが演技は変幻自在でした。
山口真帆さんは魔女役らしくミステリアスな雰囲気を放っていました。
淡々として穏やかな話し方は丁寧なようで実際には冷たさがあります。
チョコを求めてやって来た相手を自身の実験台、モルモットとして見ているような冷たさを感じました。
相手の心の奥底を見通すような微笑も印象的で、綺麗系のお顔立ちによって怖さとともに美しさも際立ち、まさに魔女だと思いました。
映画の主演は山口真帆さんにとって大きな経験になったのではと思います。
女優として活動する以上作品に出演すれば演技力を見られ、やはり厳しい世界だと思います。
しかし大変聡明な方でもあり、演技も着実に向上が伺え、大成する可能性は大いにあると思います。
この映画を機にこれからドラマ、舞台、映画などでさらにご活躍されることを願います。
原作の世界観がキレイに再現されててスゴく面白かった。 ちょっとビタ...
原作の世界観がキレイに再現されててスゴく面白かった。
ちょっとビターなダークファンタジー。
少し怖いところもあるけど、そこもまたいいアクセントになってたと思います。
桜田ひよりさんの表情の使い方がスゴいと思いました。
とにかく出演者が若い
物語の評価は他の方に任せるとして、私がまず指摘したいのは出演者の若さ。
とにかく元気がいい。そして、見ているこちらも元気になる。
みんな、悩んで大人になった。偉そうにしている大人だって、昔はこどもだったのに。
いつのまにか、小器用な大人になって、不器用でも自分の可能性に本気で向き合った青春時代を忘れてしまう。そんな昔の自分に会いたくなったらショコラの魔法をご覧あれ。
黒き闇に落ちる前に
演技とまとまりがいい
ゴシックホラー的な意匠と和風ホラーのどろっとした感じが自然に混ざり、想像以上に怖く、でも品のある映画。
山口真帆さんは立ち姿や喋り方に存在感と迫力があり、桜田ひよりさんの幅広くシリアスな演技はかなりの好演。岡田結実さんも正統派を丁寧に演じてた。観応えあり。
話の筋に触れない範囲内で気になった点を言うと、バーっと引き画や定点で撮る時にキューブリックの「シャイニング」をどことなく思わせる所が個人的にあって、監督は意識してたのかどうか聞いてみたい。
エンドロールの音楽も良いし、ドラマ展開の中でさっと職人芸が光る感じ。
あと上野鈴華さんの演技も迫力あったな。
メイン級の役者が皆良かった。
原作未読なので、あの子はどうなっちゃうんだろう… と、最後は後ろ髪を引かれる感じも。
90分以内で長すぎず短すぎず、作品としてのまとまりがあり観やすかった。
続編がもしできたら、また観たいですね。
上品なファンタジー・学園ミステリー。ちょっとだけ怖いかも。
なかなか面白かったです。監督の撮り方もあるのでしょうが、漫画原作の映画化にありがちな若手の過剰演技やくどい演出もなく、セットも丁寧に作りこまれています。
小中高大生の友達とかカップルで見に行ったり、親子連れで観に行くと楽しい映画だと思いますよ。ファンタジー・学園ミステリーもので、ちょいラブコメ要素あり。基本的にはほのぼのとして見られます。カップルは、初めての手をつなぐデートとかで、こういうのを観ておくと良いと思います。
ちょっとだけホラー的要素もありますが、高校内でのことですし、ちょい怖い程度。本当に怖いのは、映画で描かれている人間の欲望です。夢に取りつかれて道を踏み外してしまう人の心や、そのせいで抜け出そうにも抜け出せなくなってしまった現実が怖い。物語自体は小難しくはなく気軽に楽しめます。
岡田結実さんら巧い若手の俳優さんや、話題性のある山口真帆さんが演じています。特に、ショコラ役をあの山口真帆さんが演じることで、最後の見せ場は強い説得力があります。チョコレートは甘いけれど苦い。苦いくて、ちょっと怖い。
山口さんは相棒のカカオ君相手ではちょっとした表情の変化もあり、最大の山場ではなかなか見事でしたよ(カカオ君も可愛いので注目してみてください)。
続編(あるいは深夜の連続ドラマ)で、もうちょっと主人公のショコラの過去について掘り下げて観てみたい余韻が残る映画でした。
(*なお、せっかく良質なエンターテインメントの小品に仕上がっているのに、主演の1人である山口さんが被害を告発したことで古巣の運営側と対立し、グループを辞めざるを得なくなった事件への逆恨みで、彼女のアンチと思しき人々が映画それ自体の評価をさしおいて心無い非難を浴びせているようで、非常に残念です。古巣の運営会社やその親会社は限定的ながら管理不足などの問題点を認め謝罪したのですから、そうしたアンチに対してぜひ注意喚起をお願いしたいです)。
少女漫画が原作といえど
一切を求めて一切を失う過程の物語……とかいってみたりして
北方謙三が、どこかで、ハードボイルドとは一切を求めて一切を失う過程の物語だと言っていた。
『ショコラの魔法』がハードボイルドかどうかは分からないけど、一切を求めて一切を失う人間の愚かしさや悲しさ、恐ろしさを描いた作品だなぁと思いました。
そんな人間たちを不敵な笑みを浮かべて眺め、魔力を秘めたチョコレートを使って翻弄し破滅させ救済する。山口真帆が演じる哀川ショコラはそんな少女。とても好演していると思いました。
役者陣の熱演。作り込んだセットや小道具。主題歌mzsrz「アンバランス」。とてもすばらしい作品でした。
みづほ梨乃先生のすばらしい原作のファンのみなさん、ちゃお娘のみなさん。大好きな作品の実写化、すごく不安もあると思います。期待を裏切らない出来だと思いますので、たくさん観てほしいと思いました。
小生意気なことをいろいろと失礼しました。
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