ショコラの魔法
劇場公開日:2021年6月18日
解説
「ちゃお」「ちゃおデラックス」(小学館)掲載のみづほ梨乃による人気少女漫画「ショコラの魔法」を、元「NGT48」の山口真帆と、モデルやタレント、女優と幅広く活躍する岡田結実のダブル主演で実写映画化。願いをかなえる魔法のチョコレートの存在を通して、欲深い人間の素顔を描くダークファンタジー。食べるだけで願いがかなう、魔力を宿した不思議なチョコレートを作る魔女のショコラティエ、哀川ショコラ。彼女の住む屋敷は森の奥深くにあり、強い願いを持つ者だけがそこにたどり着くことができる。そして、チョコを食べた者は代償としてその人にとって「一番大切なもの」を奪われるという。そんな噂を信じ、とある女子高生が強い願いを胸にショコラの屋敷を訪れ、チョコを食べる。そしてその日から、彼女が通う聖蘭学園では怪事件が続発。新聞部に所属する飯田直はそれらの事件を追ううちに、チョコの存在に迫っていくが……。映画初出演の山口がミステリアスな魔女ショコラ、岡田がチョコの謎に迫る直を演じる。
2021年製作/80分/G/日本
配給:イオンエンターテイメント
スタッフ・キャスト
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2023年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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舞台は学園、チョコレートに魔法にホラーとくれば女子学生の大好物、かまってくれる優しい男子も登場させて、まさに王道のジュブナイル映画。
黒猫のカカオはショコラの飼い猫のように映るがショコラに魔力を授けた悪魔ということらしい。原作は魔界の親族関係などハリポタ寄りだが映画は只管、悩みを抱え、ショコラの餌食になる人間側のドロドロ模様がメイン。
可愛い女の子が余りにも酷い話と思いがちだが個人的には妙に納得。
昔、会社のアルバイトの美大出身の女子が同級生にキャンバスを切り裂かれた話をしていたのを思い出した。「表からは解らないでしょうが女子校って結構陰湿よ・・・」だったかな。
願いを叶える代わりに悪魔に魂を奪われるのはゲーテの「ファウスト」以来の古典的プロット、また、マルクスの唱えた「宗教はアヘンである」も人間の弱さ、愚かさを言い得ているでしょう。
コミックホラーだが依存心は深遠なテーマでもありますので、お子供衆には良いお勉強になるかも知れませんね。
お芝居は、おじさんには学芸会にしか映らなかったが、端から蚊帳の外でしょうから感想など無用かも知れませんね、失礼いたしました。
2022年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
中身がなかったな。
ホラーに振りたいのか恋愛に振りたいのか中途半端で。演技も棒が動いてる感じだったし。
セットだけって感じの作品でしたね
主演の山口真帆さんの滑舌が絶望的に悪くはっきり言って何を言ってるか分からないレベルです。
W主演の岡田さんの方が全てにおいて実力が上で台詞量も山口さんより多く岡田さんがいて助かった映画じゃないかな。
山口さんの実力を考えると無機質で台詞も多くない役しか使い道がないのかなと感じました。
鳴り物入りで女優デビューしたは良いものの実力不足で全く結果が出せず扱いに困ってる事務所が山口さんを何とか売り出すため映画なんだろう。
自分が事務所の人間ならもっと他に良い若手を起用した方が良いと思いますね。
山口さんには申し訳ないけど実力は全くありませんし最初からキャストありきの映画なんでしょうね。
実力不足の女優を起用するんじゃなくちゃんとしたオーディションをやって映画を作り直した方がいいですね。
個人的に桜田さんはこれから良い女優になると思います。
こっちを主演にした方が良いと感じる程、主演の山口さんと比較するのも失礼なくらい実力のある女優です。
カメラワークやショコラノワールの内装などはとても素晴らしかったです。
しかし、その分女優さんの滑舌や演者の再現度(学生役の髪型が原作と違う、ショコラカカオがカラコンをつけてない等)の甘さというか手抜き感が目立ちました。
あと、原作ショコラはタレ目なのに女優さんはつり目なのでそもそもそんなに似せる気がないんだろうなと思いました。
勝ち取った役を演じたんじゃなくて色々お膳立てされた感が満載で、実力でオーディションを勝ち抜いたキャストさんでもう1回演じてみてほしいです。