Style Warsのレビュー・感想・評価
全4件を表示
まあまあだった
グラフィティにはあまり関心がなく、ラップの黎明期を期待していたらそこはさっぱり描かれない。音楽的な権利が大変でお金がかかるからだろうか。グラフィティの文字は何が書かれていたのかと思ったら、自分の名前を書いていた。けっこう退屈で眠くなる。
グラフィティの記録映画
ヒップホップの三本柱
ラップ、ブレイクダンス、グラフィティ
そのグラフィティに焦点を当てたドキュメンタリー映画
最初はタギング(名前を殴り書きするような物)から
大きな『作品』へと進化していく
ヒップホップの興盛と重なりいかに文化として
濃縮されていくかを感じさせられる
いくつかのボミングされたものはとても印象的な物があった
しかし、それも社会は許容できす塗り直していく
独自の発展を遂げ、中にはギャラリーなどに作品を出す者も出てくる
また有名になりたいだけの能力のない奴が
よくできた作品の上に塗り直してきたりする
あんな奴許容できないよねぇ
それでも手出ししなかったのは
彼らはギャングじゃなくてライターだったからだろう
何より無から生み出されああゆう形が彼らによって与えられ
それが遠く離れた国の人間にまで影響を成す
現代の文化のありようをまざまざと見せつける感じかも
80年代のニューヨークとか最高っぽいよなぁ
ヒップホップが生まれた濃厚な土壌を感じられるような映画だった
資料的価値は高いんだろうが…
HIPHOP文化のスプレー・アート”グラフィティ”初期ドキュメンタリー。
地下鉄車両に描く大作を競っていた若者が自慢げに語りまくるが、その内容が非常に薄い。
ただ今で言う「厨二病」的アホっぷりが興味深くて、特に中学生位の黒人少年が自信たっぷりに地下鉄への落書きを語る横で母親が「私があげた電車賃で…」と呆れていたのと、手間暇かけて大作書いた翌日に謎の人物が上からデカデカと自らの名前で塗りつぶし「誰だ誰だ」となった直後に本人映像流れ「この映画が公開されて初めてみんなが俺のことを知る」的なこと言ってたのが少し面白かった位で、あとは…
ま、内容はさておき今となっては当時映像少ない中で資料的価値の高くなった作品なのだろう。
とはいえ、ぶっちゃけ「劇場で観てこそ…」とは全く思わない、レンタルで十分な作品。
全4件を表示