メタモルフォーゼの縁側のレビュー・感想・評価
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輝きたいひと眩しいひと
意図は無いと思うのですが本編上映前、PLAN75の予告編。寅さんのさくらも75歳を迎えて安楽死を選べる宣告を受けていました。予告に衝撃と不安をあおられ、モヤモヤをかかえているところで本編がはじまりました。
同じくお年を召したマルタイの女が汗を拭きながらBLに目を輝かせていてなんだか、思わぬところで対照的なものをみさせていただいているような気がしましたね。
私も一時期かなりBLにハマっていたので、あの
ハマる瞬間が懐かしく、どんどん沼に落ちてゆく過程や同志達に対する気持ちに共感してしまいました。そこには世代を超えた共感があり、好きなものは好きだという勢いがあります。それが映画から伝わってきました。楽しかったなー、今はだいぶ落ち着きましたが。
また別のベクトルでうららちゃんの好きだ好きじゃない、ズルい、うらやましい、やりたい…やれない、みたいなアオハルの感じも懐かしく眩しくて良かったです。そして雪さんのきらきらした気持ちの勢いや、気持ちに追いつかないカラダのもどかしいさを受け入れる哀しみもダイレクトに伝わってきました。
PLAN75の予告編を観たあとだったからか、
生きるってきらきらもどんよりもハレの日も雨の日もあって、誰かの1ミリの優しさが知らないところで明日に繋げてるんだよ、といわれているように感じました。
原作へのアンサー映画だと思いました。
うらっちの、
「君といると僕は僕の形がわかる」の、君は雪さんだし、
雪さんの、
「僕も君にそれをあげたい」の、君はうらっちじゃん!!!!
って思ったら、ドバドバに泣いた。
泣きました。
うらっちにとって、
雪さんは、
「遠くから来た人」で、
あの日は、うらっちにとって、
「完璧な一日」だったんだよなぁぁぁぁ
って泣いてたら、
雪さんのあのセリフ!!!!!!!!!!!!
雪さんのあのセリフ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
監督、スタッフの皆さん、この映画を作ってくれた全ての人にありがとうございます。
泣きました。
うらっちを演じてくれたのが、芦田愛菜さんで、
本当に嬉しい。
うらっちを、丁寧にすくいとってくれて、ありがとうございます。
宮本信子さんの、雪さん
凄く魅力的でした。
皆大好きになっちゃう。って、思いました。
ありがとうございます。
この映画が公開されて、嬉しいです。
今日はカレー、食べます。人参、じゃがいも、ゴロゴロいれます。
めちゃくちゃキュートな二人
「 ”はい”か”いいえ”で答えてくれますか?」 「はい」 「BL苦手な人は観ない方がいい?」 =>「いいえ」。 そんな事はありません。心が暖かくなるハートフルなお話です。
何となく観るのを躊躇っていたのですが
気になるなぁ な感じも無くならず… で
結局鑑賞することにしました。
この作品
観る前に思っていたイメージと
観た後に感じたモノがだいぶ違うなぁ
というのが正直な感想です。
(良い方にブレました)
BLという題材や
年齢差のある二人の女性の交流
それがどんな風に描かれるのだろう と
ストーリー展開に一抹の不安があったからなのですが
要らぬ心配だったようです。
時に優しく、時には力を込めて。
人が人の背中を押す。
そんな暖かさに溢れた世界での
BL好きな女子高校生と
夫に先立たれひとり暮らしの老婦人との
心の交流を描いたお話です。
観て良かった。
◇
夫の三回忌の帰り道
本屋に立ち寄った老婦人が一冊の本を手につぶやく
「綺麗な絵だわ」
ページをめくる。 手が止まる。
「これは… キッス? しているの?」
「あらあら」
「まあまあ あらあら」
購入。
帰宅。
読書。
…。
「あらまあ。 続きは?」
再び本屋。
近くの店員に声をかける。
「この本の続きは あるかしら?」
アルバイト店員の女子高校生
(BLだわ それも私の好きな本!)
続きの本は在庫切れだったが
「取り寄せ出来ますけど」
「ぜひ お願いしますわ」
こうして
女子高校生(うららちゃん)の働く書店に
BL本に目覚めた老婦人(市野井さん)が
頻繁に買いにくるようになる
書棚のBL本を色々と紹介したりしたいる内に
いつの間にか交流が始まり
市野井さんの自宅まで自分のおすすめ本を持って
訪ねていくようにまでなるのでした。
そして ある日
「うららさんは 自分で漫画を書かないの ?」
「へっ ?」
これだけBLが好きなのなら
自分でお話を描いてみてはどうなの と市野井さん
才能がなければ描いちゃダメだなんて
そんなコト無いでしょ? …
そして
作品を書き始める うららちゃん
絵がヘタでもいい
自分の書きたいお話を作品にするんだ
そして出来た本
コミケに申し込んではみたものの
販売のブースに気後れして行けなかったり …と。
売れたのは結局2冊だけだったけど
その中の1冊を買った人が 実は…
と、まあ (長いなぁ すいません…)
こんな感じで進むわけですが
登場する人物に悪い奴がいない というか
みんな優しい良い人ばかり。
不思議な余韻の残る作品です。
ハートが暖かくなります。
重ねて書きますが、観て良かった。
満足です。
◇あれこれ
南瓜
カボチャを切ろうと
必死に包丁の刃を立てる市野井さん
固くてなかなか歯が立たない
…
そして食事の場面
市野井さんの後ろには
包丁が刺さったまんまのカボチャ (うわ)
カボチャが人の頭に見えて
ホラー感いっぱいの絵面でした… 怖い
芦田愛菜さん
演技はもちろん良かったのですが
走ると速いのにびっくり。
リズミカルに疾走する姿は、まるでペンギンのよう。
(フォームが可愛いのです)
走るシーンが出るたび注目して見てました。
何か体育会系の部活でもやっているのかな?
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
揺めき
上半期ラストの一本。とてもほっこりしてきました。
宮本信子さん演じる幸がBLにハマっていく瞬間がとても愛らしいですし、芦田愛菜さん演じるうららの純朴な感じも等身大の女子高生って感じで素敵でした。
BLを通じた友情という一見ぶっ飛んでいるように思える展開も、物語と画面の柔らかさと時折出てくるご飯やおやつをを美味しく食べる姿、BLの内容で一喜一憂する姿、ほとんど殺伐としていない、優しさで包み込んでくれる作品でした。登場人物全員が優しすぎて若干疑いをかけてしまう自分がいましたが、それを覆い隠してくれるレベルで楽しめました。芦田愛菜さんにはこれからも女優を続けてほしいなぁ。
鑑賞日 6/29
鑑賞時間 18:40〜20:50
座席 G-3
誰かの好きが誰かを元気にしている!
鑑賞後は縁側を爽やかな風が吹き抜けて行くような、心地の良い充実感に包まれる優しい作品。
BLと女子高生と老婦人と言う異色の組み合わせではありますが、和やかな雰囲気の中それぞれがそれぞれの好きを持ち寄って縁側でお茶をしながら語らうというシュチュエーションが最高にしっくりくる。
見ていて、こちらも応援したくなる。
情熱や好きを表現していく、好きを発信していく楽しさを一緒に体験していくようなストーリー運びが良かったです。
主演の芦田愛菜さんは言わずもがな。
おそらく原作をご存知なのでは?
等身大の高校生役がピタリとハマっていました。
中でも、自分が趣味として嗜んできた、人目に晒されないように楽しんできたBLを幼馴染の美人の彼女が仲間と教室で楽しんで読み回しているシーンが印象的でした。
それを見て「ズルい」と発するうらら。
美貌も教養も友達も恋人も風になびくサラサラの髪も持っている同級生。
BLと言う自分の趣味の場を荒らされたような、そこの場所まで侵食してこなくたって良いじゃない。と怒りにも似た同担拒否ならぬ、同ジャンル拒否をしたくなる気持ちに激しく共感してしまいました。
また、自分の「好き」を素直に「好きだ!」と発信せず少しずつ距離を縮めて同志を得るうららと雪さんの関係も良いなぁと感じました。
好きな作品を語れる相手がいるって最高に楽しいですよね。
レビューを描くのだって、この作品を観た、観たい誰かと繋がりたい!と言う思いから文字を書いているので、好きを共有できる嬉しさは分かります。
劇中に登場するBL漫画の絵柄が綺麗で、話も巻数を重ねる毎に変化しているので、うららや雪さんと一緒に次の展開は?!とワクワクしながら観ていました。
良い作品に出会い、刺激を受けて自分も作り手になってみたいと言う情熱やイベント参加までの流れも良かったです。
コミケは混むからなぁ。
コミティアくらいが丁度良くない?と思っていたらコミティアに申し込んでいて、だよなぁ!と思わずうんうんと頷いてしまいました。
いや、実際に物を書いて売るってとてもバイタリティのいることなので、うららの行動力がすごいなぁと感心してしまいました。
サークル参加でオフセット印刷で値段が100円って申込料の回収も出来ないから、次回参加が危ぶまれるなとか考えてしまうのは野暮ですよね。
ただ、全国から本当に自分の作品を届けたいクリエイターが集結する場なので、当日空席にするくらいなら申し込むなや!落ちたサークルもいたかもしれないんだぞ?!と謎の怒りを覚えてしまいました。
とは言ってもフィクションなので、あんなコミケ会場で幼馴染に会えたらそれはもう奇跡だよ。
幼馴染の紡はイケメンなのに距離感バグってるのかってくらいうららと距離が近い。
この2人は幼馴染の距離感のままお互いの好きやピンチを助け合える良いコンビだなと思いました。
劇中、走る駆けるうらら。
逃げ足、スキップ、上機嫌、などなど走る表現にこれほどバリエーションを求められることも少ないだろうな。
走る演技って後ろ姿や走り方で感情を伝えられるって、やっぱり芦田愛菜ちゃんは天才だなと感じました。
主役だけど、他の役者さんと喧嘩せず。
でしゃばりすぎず、かと言って存在感のある演技がストーリーを邪魔しない。これを計算ではできまい。
BLに初めて触れる雪役の宮本信子さんも、偏見よりも好奇心が勝る、純粋に自分の心が躍る楽しさをはつらつと演じていらっしゃって、とても好きでした。
男同士?気持ち悪い、悪趣味だって時代は終わったんだなぁ。
私はBLって女性が性対象にされないジャンルなのが観ていて安心できるポイントなんだなと感じています。
自分が性対象になる恋愛ものではなく、あくまで外野の立ち位置から頑張れ!いけいけ!と応援できるジャンルなのかなと。
女は生まれてから少し経つとすぐに自身が性対象に見られることを意識せざるを得ないので、自分が搾取されない恋愛劇を安心して楽しむことができるのかなと感じました。
ラストの着地が良ければ傑作だったとは‥
(完全ネタバレなので必ず映画を見てから読んで下さい)
個人的にはBL漫画には抵抗があって題材的にどうなんだろうとは思われましたが、すごく良かったです。
秀作だったと思われました。
特に主人公の佐山うららを演じる芦田愛菜さんの演技が素晴らしく、雪を演じる大ベテラン宮本信子さんの演技と全く遜色なく、2人の関係性を見ているだけで成り立つ映画だと思われました。
岡田惠和さんの脚本だからか劇的なことはなるだけ廃されていました。
淡々とした映画になりかねないストーリーをここまで芳醇な映画にしたのは、特に芦田愛菜さんの深くも自然な演技と宮本信子さんの広い存在があったからだと思われました。
ところで個人的に惜しいと思ったのは、うららが「完璧な1日でした」という終盤のシーンでした。
うららはやはりラストでコメダ優先生(古川琴音さん)と会話は交わした方が良かったのではないでしょうか?
この映画の主人公のうららが描いた同人誌のBL漫画が、うららの視点からコメダ先生に届く必要があったと思われました。
うららが描いた同人誌のBL漫画は、雪の説明によりうららが描いたことはコメダ先生に伝わります。
しかし、雪がコメダ先生に伝えた会話の中心は、コメダ先生のBL漫画によって雪がうららと友達になれた、という感謝の言葉でした。
この雪の感謝の言葉はコメダ先生にも伝わり、観客である私にも感動を持って伝わりましたし、素晴らしいシーンだったと思われます。
しかしうららは、雪と友達になれたのは本当に良かったと思ってはいても、一方でうららは、雪と友達になることで自身の心情の問題は全て解消していないとこの映画で伝わっていました。
そのうららの心情の問題とは、母子家庭にいる自分であり、幼馴染の河村紡(高橋恭平さん)と付き合っているうららからは何でも手に入れているように見える「ずるい」橋本英莉(汐谷友希さん)に対してであり、高校卒業後の進路についてだったと思われます。
これらのうららの心情の問題は、うららが雪と友達関係になっても解消することはなかったと思われます。
そのうららの心情の問題の空白を埋めるのに、うららはコメダ先生のBL漫画が必要だったと思われました。
そしてうららが描いた同人誌のBL漫画が、うららが作者本人としてうららから見た視点でコメダ先生に届く必要があったと思われます。
終盤でうららとコメダ先生とが会話できなかったことで、残念ながら、うららの心情の問題は映画としては解消されずに宙に浮いた状態で終わってしまったと、観客の私からは思われてしまいました。
ただ、このうららとコメダ先生が会話できないのは、どうやら原作通りのようです。
原作者の鶴谷香央理さんは「願いはわかりやすくは叶わない」をその場面に込めたそうです。
すると映画としては、原作者の鶴谷香央理さんの原作意図通りにこの場面を描くなら、うららの心情問題の解決を別の方法で取る必要が出てくると思われました。
それは、うららの幼馴染の紡が、海外留学するので別れた橋本英莉の、海外留学の見送りに行く場面で可能だったと思われます。
うららの心情の問題には、幼馴染の紡や、自身が大切にしていたBL漫画まで奪って行くように思えていた「ずるい」橋本英莉との関係性もあったと思われます。
その橋本英莉を追いかける幼馴染の紡との(映画として)最後の決着が(うららがコメダ先生と会話できないのであれば)必要だったと思われます。
しかしうららは、幼馴染の紡とも「ずるい」と思っていた橋本英莉とも、しっかりとした対峙解決をしないまま紡とは途中で別れてコメダ先生のサイン会に戻って行きます。
つまりうららはこの映画では、自身の心情の問題である紡や橋本英莉(加えて母子家庭や卒業進路など)との関係性の解決も、その苦しさから生き延びる為に読んで来たBL漫画の作者であるコメダ先生との会話も、そこから自分の力で生き延びようとして描いた自身の同人誌のBL漫画の評価も、得られないまま宙ぶらりんの状態で物語は閉じられることになったと思われます。
観客の私からは、とてもうららにとって「完璧な1日」とは伝わらず、映画の感動という点では食い足らなさがあったのも事実です。
しかし、もしかしたらうららにとって映画終盤の宙ぶらりん状態の先に(私には伺い知れなかった)解決の光を見たからこそ「完璧な1日でした」の言葉が出たのかもしれません。
映画は宙ぶらりんの状態で閉じられましたが、本当の物語のエンディングは映画のずっと先にうららにとっての未来に待っているのかもしれません。
個人的にはなので、傑作まであと一歩の感想は持ちました。
しかし作為性を限界まで廃して、だからこそそれぞれの登場人物の演技が突出しているから成り立ったこの映画は、やはり素晴らしかったとは思われました。
「ずるい」というセリフの重み
趣味、推し活等、好きなものに没頭する姿は美しく、人に勇気を与える。それがどんなジャンルであれそう思う。自分も没頭しているものがある一人だからそう思って当然かもしれない。好きなものを通して仲良くなった人とは、属している場所(学校、職場等)が同じってだけの友人とは違う関係性になるのもわかる。なんせ自分が好きな話題で盛り上がれるんだから。それこそ年齢性別なんか関係ない。
本作はBLを通して仲良くなった女子高校生と高齢女性のお話。2人がBLの話題を通して仲良くなっていくプロセスは微笑ましい。うららが雪さんにBL漫画を紹介するシーンなんて共感しかない。似たような雰囲気の作品、ちょっと過激な作品、一風変わっているけど面白い作品、同じ作者の前作とかデビュー作…。あんな感じで紹介してしまうんだよな。
さらにうららが抱えている心情を丁寧に描いているところもいい。個人的には、うららが同級生の女子に感じた「ずるい」ってセリフが響いた。いろんなものを持っていて、憧れや羨望や嫉妬を感じてしまう同級生が、自分が好きなもの(しかも少し卑屈に感じてしまっているもの)をいとも簡単に周りの友人たちに勧めらることができてしまう。卑屈に感じている自分をとてつもなく嫌悪してしまうあの感覚。
まだ何者でもないうららが自分の作品を人に見せることを怖がるあの感覚もいい。そんなマイナスの感情を乗り越えた先にはいろんなものが待っているって展開もよかった。別に好きだからといって作る側にまわる必要はないけど、1人で楽しんでいた時と比べてどれだけ日常が豊かになるんだろう。
ほら、やはり勇気をもらってしまうんだよ。あまり期待していなかったから後回しにしていたけど観ることができてよかった。
才能はなくても漫画は描ける
1人の少女の確かな成長
今年見た中で取り敢えずベストワンです
とにかく芦田愛菜が画面を走る。それだけで魅せる。
嬉しくても走り、哀しくても走り、時に逃げるために走る。
芦田愛菜って絶世の美人では無いけど、その豊かな表情とクルクル揺れ動く感情に、どんどん惹きつけられてしまう。
おそらく高校時代に芦田愛菜が同じクラスにいたら、絶対にオレは好きになるなぁ、ただ腐女子なんだけどさ(*^ω^*)
そして宮本信子が、ひたすら穏やかで優しい。
人生の終盤になって、ふとしたキッカケでBLに目覚めてしまうのだが、そのキッカケが不自然でないのが上手い。
何よりこの作品に出てくる登場人物に悪人は誰ひとりおらず、死や病気、貧困などの不穏な空気が漂うシーンは殆どなく、最後まで安らかな日常が続いて、そしてそのまま終わる。
こんな話はメルヘンだとかファンタジーだとか言われるかもしれないけど映画なんだから。見終わった後にこんなにホッコリする作品に出会えて良かった。
二人がハマったBLを描いている漫画家も優しくて、かつ親密になりすきないクールな関係性を最後までキープしたのもベタつかない展開になって良かった。
高齢者をテーマとする映画「PLAN75」とこの作品を同時期に続けて見たが、年寄りになっても、あんな所に行くよりコミケに向かう方が楽しいに決まってる!
いわゆるJKとはちょっと違うかなぁって言う愛菜ちゃん演じる女子高生...
凄く素敵な関係性の作品でした。原作は未読。 祖母と孫ほどの年齢差が...
BLサンド🥪 食べながら泣いて人は成長するのよ
本屋でアルバイトしている母子家庭の女子高校生うららと夫に2年前に先立たれた書道教室を営む高齢婦人の市野井雪。
お料理本を買いに来たのに、コミックコーナーに迷い込み、装丁の美しさから手にとって衝動買いしたのはボーイズラブの単行本。
雪の貸本屋のエピソード。
蕗谷虹兒の作品のようなきれいな装丁の古い貸本。
雪も乙女だったのね~
BLは少女からみたら禁断の異世界。
BLファンであることに後ろめたさを感じているうららと対照的に人前でも堂々と感想を語る雪。
メタモルフォーぜは生物学用語で、
変態。
いつの間にかうらら(芦田愛菜)が成長して、芋虫が蝶に変わる瞬間を見届ける気持ちになっている。
おばあちゃんは親を卒業しても、孫の世代のお世話をしてずっと輝ける。男からするとこれはちょっと羨ましい。
コンビーフとレタスのサンドイッチは青海のコミケ会場で食べられることはなかったが、市野井家の縁側で。
BLサンド。
ほぐれて混ざりあったビーフとシャキシャキレタス。
イカの大根煮もめっちゃ食べたくなった。カレーライスカレー🍛も。
宮本信子。
芦田愛菜。
女子高校生の芦田愛菜の膝の裏のぷよぷよ感も良かった。
最初の方の宮本信子の髪型。カツラ? ベルバラぽかったぞ。
品のいい綺麗なお婆ちゃんって素敵。
熟女(JJ)ばんざーい\(^-^)/
ブルージーなギター🎸サウンドや最後の主題歌も温かくてグー👍
岡田惠和の脚本って好きだなぁ。
青春を進む人、戻る人
この二人が出会う事によって、化学反応が起きましたね。うららは青春と言う物に違和感があった物が進み、雪は一人で寂しい暮らしが、青春を取り戻しました。最後のコメダ先生とうららが会った時にうららの存在を認識して欲しかったかな。愛菜ちゃんって足早く無いですか?
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