メタモルフォーゼの縁側のレビュー・感想・評価
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誰かに自己投影して泣ける映画
2022/07/09@TOHOシネマズ有楽町
本当によかった 全シーンで泣いた
両隣の人も泣いてた
原作からのファンだけど、再現度が本当に高くて大満足
登場人物が全員優しくてそれだけで泣ける
原作では描かれていなかったうららの個人誌も本当に素敵で、1番泣いたシーンかもしれない
うららと雪さんが歌うエンディングもよかった
私個人も9月にコミティアが控えているので、楽しかったって思える活動にしたいと思った
大事なものを大事にする
ボーイズラブ アンビシャス
2022年映画館鑑賞29作品目
7月6日(水)イオンシネマ名取
100ポイント使い1700円
原作未読
監督は『映画 妖怪人間ベム』『青くて痛くて脆い』の狩山俊輔
脚本は『ときめきメモリアル』『いま、会いにゆきます』『おっぱいバレー』『県庁おもてなし課』『おとなの事情 スマホをのぞいたら』の岡田惠和
BLを通じて女子高生と老婦人が友達になるほんわかほのぼのとしたお話
雪のすすめで同人誌デビューするうらら
良作だ
脚本が岡田さんだし
だけども物足りない
それは芦田愛菜出演作だからだろう
韓国風に表現するなら国民の娘
模範的18歳女性
毒がない
芦田の走る姿が良い
全力坂の若手女性タレントとは根本的に違う
白黒映画の剣戟スターが走ってるような感じ
エンドロールの最中も続きあり
エンディングは芦田愛菜と宮本信子が歌う
BL好きな女子はゲイを小馬鹿にしてニヤニヤしているわけじゃなかったんだな
詳しい人の解説でそれを知って見直した
でもおっさんずLOVEで爆笑していた女子高生はやっぱり嫌いだ
書店でバイトしているBL好きな女子高生・佐山うららに芦田愛菜
BLにハマってしまった習字の先生の未亡人・市野井雪に宮本信子
うららの幼馴染で同じ学校の別クラス河村紡に高橋恭平(なにわ男子)
BL漫画家のコメダ優に古川琴音
コメダ優のアシスタントちまきに菊池和澄
うららの同級生で河村と付き合っている橋本英莉に汐谷友希
うららの母・佐山美香に伊東妙子(T字路s)
ノルウェーに住んでいる雪の娘・花江に生田智子
印刷所を営む沼田に光石研
きっとどこかにある日常
予告を見て鑑賞
おばあちゃんが亡くならないか心配になりながらみた。
芦田愛菜が等身大の女子高生感すごいよね。
なんか、きっとこういう子がいるんだろうなーって思った。
ほのぼのとした映画でした。
62/100
あるあるです
なんてことない日常なのになんか凄く共感できる。
鎹となるBLは何とでも置き換えられるのでBL好きでなくても全然わかると思います。
大きな声で言いづらい趣味が共通ってのは貴重です。
マンガを書き始めると1話描いてる間にも絵がうまくなって、描き終わったころには最初のほうの絵が恥ずかしくなるっていうのもホントありますよね。
勢いでコミケ出店するっていったものの周りに後押しされて引けなくなるとか・・・
エリちゃんみたいな人ってなんにも嫌われるようなことした覚えがないのに敵意をぶつけられちゃう存在なんでしょう。
なんやかんやで日本のシステムが嫌になって留学するっていう・・・
宮本信子がでてる映画はだいたい面白いというのもあるあるですかね。
飾りっ気のない映画で満点の縁側
プラン75との対比
じんわり涙腺緩みます
思っていたのとちょっと違った。
もっとBL愛が炸裂するトークが縁側で繰り広げられるのかと思ったのだけど、縁側でのトークシーンはほとんど無かった。トーク内容も「応援したくなる」とか「幸せになれー」とか「みんな優しい」とか割りと深みの無い感想で盛り上がっていたのが物足りなかった。
けど、お話しとしては面白かったし得るものがあった。
純粋に孤独なふたりがかけがえのない友を得た、その美しさのお話し。
心がじんわり
原作未読ですが楽しめました。
主人公二人を中心に、温かい気持ちが周囲の人々に伝導して循環していくので、観終わって私の心の巡りも良くなった気がした。^^
キャストは皆さん良かったが、特筆すべきはやはり主演の芦田さん。素な感じがとても好ましかった。
私は雪さんにもうららにも共感できるところが沢山あって、でもストーリーが進むにつれ、うららが作中漫画の咲良と重なって見えてきて、気づいたら雪さんと一緒にうららを一生懸命応援していた。なので「今日は完璧な一日だった」と咲良と同じ台詞をうららが言えた時には、良かったね!と肩をバシバシやってあげたい気分になった。笑
いくつになっても、雪さんのような柔らかな心の持ち主でいられたらな…。
原作を丁寧に描きつつ、さらに感動できる仕上がり。
めっちゃよかったです!
原作も良かったけど、岡田惠和テイストが加わったからか、より感動できる作品に仕上がってました。
マンガで読んだときは、よかったね、うらら~~!と流してしまったサイン会のあたりのエピソードが、とっても丁寧に描かれてて、感動して泣いてしまった。
マンガだと行間とか間は個々のタイミングで読んでしまうから、
それを映像化するときって、そこの表現がすごく大事なんだなと改めて思いました。
原作のエピソードを詰め込みすぎて名台詞や名シーンだけが羅列されてる印象になってしまってる作品とか、あーー、もうちょっとこのセリフはゆったり丁寧に掛け合ってほしかったなーってなる実写化も多いけど、この作品に関しては全く逆で、映画館で見てよかったなーと思いました。
それと同時に、もっと万人に見てほしいから、特別ドラマとかで地上波で放送するのも良かったんじゃないかなーとも感じました。
若干宮本信子さんの雪さんに違和感とか不自然さを感じないことはなかったけど、
そんなのすぐにどうでもよくなるくらい、芦田愛菜ちゃんとの掛け合いがかわいらしかった!
そういえば愛菜ちゃんが演技してる作品を久々に見た気がするけど、
やっぱり彼女は泣きの演技がうまいですね。昔の子供らしい泣きとは別物だけど、うまい。
あと意図的になんだろうけど、彼女がダッシュするシーンが結構あって、
走りっぷりが思った以上によくてびっくりしました。
うららの心が動く瞬間をよく表現してるなーと思いました。
なにわ男子の高橋恭平くんもいい味出してた。
原作でもBLヲタのうららにイケてる幼馴染がいるっていうのが良いスパイスになってるけど、
その距離感や匙加減が丁寧に実写化されててよかった。
見に行ってよかったし、たくさんの人に見てもらいたい作品です。
演出にうるさい人には微妙だと思う、原作ありきの商業映画って感じ
歳の離れた友情のきっかけがBLというコンセプトは面白い。映画は微妙だったが、原作には興味を持てた。(原作は未読)漫画原作のものは映画化すればとりあえず売れはするし、原作に忠実ならファンには喜ばれる。でも私のような映画演出にこだわりや意味を求めてしまう人は、この映画に芸術としての完成度は求めちゃいけないな〜と思った。
下記ネタバレありの感想。
・いまいちなところ
コメディならもう少しコメディに振って欲しかった。途中の雪さんが腰悪かったりホームに入れるか?の話題などが不安を煽る演出に見えて、コメディなのかガチなのか、中途半端に感じた。
芦田愛菜さんの泣きの演技が微妙だった。
演出のせいかもしれないが、ぎゅっと目をつぶってうわーんみたいなのが子役時代の印象が強くて若干引いてしまった。私が演出するなら子役のイメージを拭いたいので、目はつぶらせずに静かに泣かせたいなあと思った。
雪さん素敵だったが、髪の毛がカツラ感凄いのが気になった。
マンガ家がとってつけたような印象でマンガ家っぽくないのも気になる。モデル感強い。役者が悪いのではなく、キャスティングの問題と思う。
演出がクサい。間延びしていて気になる。
わかりやすい演出をするドラマの制作やスタッフだからだとは思うが、個人的に好みじゃなかった。具体的には、序盤の漫画を見せるシーンは2度もいらない。漫画を見せるシーンが全体的に長い。芦田愛菜さんのセリフに「あのッ」が多すぎて気にかかる。セリフも全体的にありきたりな感じ。漫画を見せるところの音楽やテーマとなる曲が変なコメディっぽくてダサい。そんなん説明しなくてもわかるって!てことをセリフでわざわざ言ったりベタな表現は見てて全く面白くない。こんな表現ばかりだから日本人は芸術に対する目を養えないのではと不安になる。もっと高度な表現に挑戦して欲しい。
・良かったところ
娘とおばあちゃんと芦田愛菜さんが一緒にいるところ。昔はみんな10代だったと懐かしんでいてほっこりできた。
漫画の感想を書いても作者に送れなかった雪さんが今回は手紙を渡せたり、うららさんからマンガ家へ作品が渡ったことで、作り手に受け手の想いが伝わったところ。受け手の感想や意見はすごく励みになるし、お互いに相乗効果がある関係が素敵で好き。
うららさんの葛藤と挑戦は10代のリアルを感じて等身大の青春で良い。雪さんや幼馴染がいたからこそうららさんは次もがんばるのではないか。サポートしてくれる人って大事。若い頃の挑戦って素敵だなと思えた。
エンディングの曲が素晴らしかった。特に芦田愛菜さんの歌に魅力を感じた。個性と透明感があってもっと聴いてみたいと思わせる声だった。歌手とはではいかなくても、何かの形で歌声をもっと聴きたい。
・まとめ
総じて演出と脚本にがっかりなところが多く、序盤の10分でもう観るのが辛く感じてしまったが、エンディングの芦田さんの歌声がとても素敵なので良かった。役者さんはみんな悪くなかったが、演出や脚本がどうなの?って印象。無駄が多く、もっと省いたら完結で面白くなったと思う。きっと誰かよくわからない人があーだこーだ言ってつまんなくなったんじゃないかと予想。もしそうならそういうの本当に辞めて欲しい。作品にとってベストな演出や脚本にして、スポンサーやら誰かは余計な口出ししないで欲しい。売れたいのはわかるが、もっと作品に対して敬意を持って接してくれる人が増えてくれると良い。(まああくまでも想像ですが)
愛菜ちゃんの魅力が爆裂した
輝きたいひと眩しいひと
意図は無いと思うのですが本編上映前、PLAN75の予告編。寅さんのさくらも75歳を迎えて安楽死を選べる宣告を受けていました。予告に衝撃と不安をあおられ、モヤモヤをかかえているところで本編がはじまりました。
同じくお年を召したマルタイの女が汗を拭きながらBLに目を輝かせていてなんだか、思わぬところで対照的なものをみさせていただいているような気がしましたね。
私も一時期かなりBLにハマっていたので、あの
ハマる瞬間が懐かしく、どんどん沼に落ちてゆく過程や同志達に対する気持ちに共感してしまいました。そこには世代を超えた共感があり、好きなものは好きだという勢いがあります。それが映画から伝わってきました。楽しかったなー、今はだいぶ落ち着きましたが。
また別のベクトルでうららちゃんの好きだ好きじゃない、ズルい、うらやましい、やりたい…やれない、みたいなアオハルの感じも懐かしく眩しくて良かったです。そして雪さんのきらきらした気持ちの勢いや、気持ちに追いつかないカラダのもどかしいさを受け入れる哀しみもダイレクトに伝わってきました。
PLAN75の予告編を観たあとだったからか、
生きるってきらきらもどんよりもハレの日も雨の日もあって、誰かの1ミリの優しさが知らないところで明日に繋げてるんだよ、といわれているように感じました。
原作へのアンサー映画だと思いました。
うらっちの、
「君といると僕は僕の形がわかる」の、君は雪さんだし、
雪さんの、
「僕も君にそれをあげたい」の、君はうらっちじゃん!!!!
って思ったら、ドバドバに泣いた。
泣きました。
うらっちにとって、
雪さんは、
「遠くから来た人」で、
あの日は、うらっちにとって、
「完璧な一日」だったんだよなぁぁぁぁ
って泣いてたら、
雪さんのあのセリフ!!!!!!!!!!!!
雪さんのあのセリフ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
監督、スタッフの皆さん、この映画を作ってくれた全ての人にありがとうございます。
泣きました。
うらっちを演じてくれたのが、芦田愛菜さんで、
本当に嬉しい。
うらっちを、丁寧にすくいとってくれて、ありがとうございます。
宮本信子さんの、雪さん
凄く魅力的でした。
皆大好きになっちゃう。って、思いました。
ありがとうございます。
この映画が公開されて、嬉しいです。
今日はカレー、食べます。人参、じゃがいも、ゴロゴロいれます。
めちゃくちゃキュートな二人
「 ”はい”か”いいえ”で答えてくれますか?」 「はい」 「BL苦手な人は観ない方がいい?」 =>「いいえ」。 そんな事はありません。心が暖かくなるハートフルなお話です。
何となく観るのを躊躇っていたのですが
気になるなぁ な感じも無くならず… で
結局鑑賞することにしました。
この作品
観る前に思っていたイメージと
観た後に感じたモノがだいぶ違うなぁ
というのが正直な感想です。
(良い方にブレました)
BLという題材や
年齢差のある二人の女性の交流
それがどんな風に描かれるのだろう と
ストーリー展開に一抹の不安があったからなのですが
要らぬ心配だったようです。
時に優しく、時には力を込めて。
人が人の背中を押す。
そんな暖かさに溢れた世界での
BL好きな女子高校生と
夫に先立たれひとり暮らしの老婦人との
心の交流を描いたお話です。
観て良かった。
◇
夫の三回忌の帰り道
本屋に立ち寄った老婦人が一冊の本を手につぶやく
「綺麗な絵だわ」
ページをめくる。 手が止まる。
「これは… キッス? しているの?」
「あらあら」
「まあまあ あらあら」
購入。
帰宅。
読書。
…。
「あらまあ。 続きは?」
再び本屋。
近くの店員に声をかける。
「この本の続きは あるかしら?」
アルバイト店員の女子高校生
(BLだわ それも私の好きな本!)
続きの本は在庫切れだったが
「取り寄せ出来ますけど」
「ぜひ お願いしますわ」
こうして
女子高校生(うららちゃん)の働く書店に
BL本に目覚めた老婦人(市野井さん)が
頻繁に買いにくるようになる
書棚のBL本を色々と紹介したりしたいる内に
いつの間にか交流が始まり
市野井さんの自宅まで自分のおすすめ本を持って
訪ねていくようにまでなるのでした。
そして ある日
「うららさんは 自分で漫画を書かないの ?」
「へっ ?」
これだけBLが好きなのなら
自分でお話を描いてみてはどうなの と市野井さん
才能がなければ描いちゃダメだなんて
そんなコト無いでしょ? …
そして
作品を書き始める うららちゃん
絵がヘタでもいい
自分の書きたいお話を作品にするんだ
そして出来た本
コミケに申し込んではみたものの
販売のブースに気後れして行けなかったり …と。
売れたのは結局2冊だけだったけど
その中の1冊を買った人が 実は…
と、まあ (長いなぁ すいません…)
こんな感じで進むわけですが
登場する人物に悪い奴がいない というか
みんな優しい良い人ばかり。
不思議な余韻の残る作品です。
ハートが暖かくなります。
重ねて書きますが、観て良かった。
満足です。
◇あれこれ
南瓜
カボチャを切ろうと
必死に包丁の刃を立てる市野井さん
固くてなかなか歯が立たない
…
そして食事の場面
市野井さんの後ろには
包丁が刺さったまんまのカボチャ (うわ)
カボチャが人の頭に見えて
ホラー感いっぱいの絵面でした… 怖い
芦田愛菜さん
演技はもちろん良かったのですが
走ると速いのにびっくり。
リズミカルに疾走する姿は、まるでペンギンのよう。
(フォームが可愛いのです)
走るシーンが出るたび注目して見てました。
何か体育会系の部活でもやっているのかな?
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
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