「ここまで凄い作品とは」THE FIRST SLAM DUNK bionさんの映画レビュー（感想・評価）
ここまで凄い作品とは
ラストは息ができなかった。劇場内は、隣の人の心臓の音が聞こえそうなくらい静寂と緊張に支配される。そして、勝敗が決すると同時に、息を吐き出す。声こそ出さなかったが、拳を突き上げて、心の中で大歓声を送った。
井上雅彦が追い求めたリアリズムとは、これだったのか。プレイヤーの激しい動きにシンクロするプレイヤーの影、ガードをすり抜けるドリブル、隙をついて放つスリーポイントシュート、極め付けはダンクシュートで揺れるリング。
井上雅彦の圧倒的な筆力で描かれたプレイヤーの動きは完璧なまでに映像として表現できている。奥行きは感じるが、3Dアニメとも違う。ローアングル、アップ、スローモーションを駆使して今まで見たことがない映像を体験できる。
ジャンプを毎週追っかけていたリアタイ組ですが、花道と流川とゴリ以外は忘れてました。ごめんなさい、リョータに三井。
新しい声優も違和感がないどころか、新キャストの方が好きになった。井上先生、凄すぎる作品をありがとう。
レントさんの板からこんにちは〜w
私も早い時期に観たので「あのシーン」での飲食音は皆無でしたねー。やっぱり上映時期によって鑑賞者の熱も変わるものですね。
↓CBさんのコメント、楽し過ぎる（笑）
まったく別作品の件ですが「近江商人〜」
私も近江商人や伊勢商人について知見を深めたかったのですが、bionさんのレビューのおかげで感触がわかって良かったです。
現在、体力的に鑑賞作品を厳選セレクトせねばならないので助かりました。
あれを観る時間があったら他作品に回しますね（笑）。
貴重な情報ありがとうございます。
こんばんわ。本作、本当に素晴らしかったですねえ。ただ、音のない静寂の瞬間もポップコーンのバケツをガサゴソ漁る音が。音のない瞬間も演出上重要なんだけどねえ。
私は映画はクラシックのコンサート並みに飲食禁止とまでは言わないけど、食は禁止して欲しい。収益上仕方ないなら、食禁止回は余分に料金払ってもいいくらい。まあ、神経質なのはどうしようもないから平日の入りが少ない時間を狙ってはいるのですが。
俺は意外と三井が好きです。「俺を見ろ。俺は誰だ？三井だ！」
「もう腕が上がらないぜ」「パス出しますからね、三井センパイ」（答えず、ほんのかすかな笑み）
うわ、書いてて楽しい。機会をくれてありがとうございました！
