「これじゃない!」THE FIRST SLAM DUNK k.comさんの映画レビュー(感想・評価)
これじゃない!
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原作をリアルタイムで読みバスケ部に入った勢です。
期待してたのはこれだったのか
と問われると、これではない。
でも、何回も涙した。
スタートで両校のスタメンが登場するだけで
高ぶる気持ちが押さえきれない。
原作では確かに、宮城にフォーカスされる場面は少なかったので、ピアスの伏線も回収しつつ、原作と合わせて見たい映画に仕上がっていると思いました。
原作ファンにこそわかる仕掛けが各所に盛り込まれており、楽しい、嬉しい!そして感動。
最後の円陣で、赤木が宮城にかけ声を任せたとき、赤木が宮城に託した気がして、涙が溢れました。
宮城目線のためかカットされてしまった数々の名場面はちょっと残念でしたけど、原作で読んだからいいでしょってことかな。
映画で初めてスラムダンクに触れた方は、是非原作も読んでいただきたい。
「負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる」
という堂本監督の言葉は、湘北を敗者にした海南、湘北にとって忘れられない敗者である陵南があってこそ、さらに深みを増すのだと思います。
最後に、井上先生はじめ関係者の皆さん、この時代に新しい視点で、僕らの青春であるスラムダンクを見れる喜びを感じさせてくれてありがとうございます。
そして知っていて欲しい。原作あのままの山王戦だったとしても、その度に心震え、涙し、歓喜するファンがたくさんいることを。
大好きです。今度は嘘じゃないっす。
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