「前作をかなりブラッシュアップ、他局も巻き込んだパロディにウケ」かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 ファイナル たいよーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
前作をかなりブラッシュアップ、他局も巻き込んだパロディにウケ
前回のバタバタ一辺倒を大幅に修正し、起伏あるラブコメになっていて良かった。徳永友一の脚本も磨きがかかってるし、そこに河合勇人監督も応えられた様に思える。
前回のあらすじはこう…っていうのを示してくれたので、復習する必要はなかったのかもしれない。とは思ったものの、空気感は知らないと相変わらずキツそうなので、儲けモン。
前作のメンツに加え更に眼福なキャストを携え、体育祭と文化祭、そしてファイナルに相応しい攻防を繰り広げている。それに、徳永友一らしいパロディの数々がいつになくハマっている。『ルパンの娘』を描いているから出てきた時は何か嬉しかったし、ドラマの起伏もあってみ応えもあった。ただ、ラストはビックリするほどアッサリでもったいない気も。
さらに、キャストの補強も上手く行っている。福原遥は相変わらず可愛いし、生徒会に新加入の影山優佳はフレッシュだったし。というか、ラストのダンスが一番よかったかもしれない。現役アイドルとアイドル経験者で構成されているのでみんなキレッキレ。そこが観てて一番良かったところ。
直球ながら程良いうるささに。この監督はトッピングが多くてあまり得意ではないが、バランスが取れていたのではないか。程々に満足できた。
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