「お可愛いこと」かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 ファイナル こめさんの映画レビュー(感想・評価)
お可愛いこと
原作ファンという理由で友達に誘われました。
お可愛いことですね。
高校生位でジャニーズで大好き!恋愛はジャニーズで!という方であればいいのですが…。ある程度いくとなんか、見ててこっちが激しい恥ずかしさを覚えてしまいます。
監督→今回は「橋本環奈にゴスロリを着せたい」という監督の性癖と平野紫耀のエロシーンをいれたいという性癖を叶えつつ、いいところである文化祭の告白まで持っていくということになります。風船に関してはもう、なんか毎回一度は入れる平野紫耀の知恵シーン的な感じで、「あー、これは誰かから知恵もらってるよねお前」くらいですかね。
つばめ先輩の描かれ方もかなりはしょられた適当さでいじめをメインに持ってきています。そもそもアニメでそこだけで一時間近く使っていたので察しの通りでしょう。
原作ファンなので。かぐや様は告らせたいの物語って人の感情が動いたり恋愛ってこういうもの。というプロトタイプ的なものが含まれてたりしてそれが面白い。誰もが経験してきた告白する、される、振られたら不安だ、相手の気持ちが見えないから…という道をわりと細かく書いているのであって、単なる好き好き物語ではないのでは?
だから頭脳戦になるのかなって。
原作ファンが多いのにだから見放されるのかと。
役について
伊井野ちゃん、影山さんはビジュはかなり似ていてかわいい!となりましたが何を期待したのか。期待をしても無駄でした。そこまで深くかかれませんしクリスマス編はなく秋に体育祭文化祭をぶっこんでます。だからこそ伊井野の在り方も変わってきます。初っぱなから、突然生徒会に来たの!?誰お前!みたいな感じです。
橋本環奈は(かわいい系)かぐや様は(クール系)ですから似合ってない…。彼女の使いどころを間違えてしまってる。「奇跡の一枚」の頃ならよかったかも?やはり顔芸になってしまってる。
会長は、かっこいいんですよ?でも相変わらずかっこよすぎてしまう。だからダサさがダサさになってしまう。その…もう少し貧乏な三茶のアパートの子なのですからあんなむちむちしてなくても…?
あと、声をしっかりだしてほしい。口先で話されてもね。
石上役は演技がよいが脚本のせいでただ、自分から動けないんです!僕なにもできない!の白銀の引き立て役に映ってしまう。
衣装は低コストなのが見え透く。
前回の反省をいかしきれているかと思ってましたが…。脚本家が翔んで埼玉の方なのでそのテイストが強すぎます。
下ネタを入れてちょっと生々しさが強すぎて私は嫌いでした。
知的なイメージゼロの偏差値30くらいの学校で偏差値50くらいの男女があってないような知識をひけらかしいきっているという設定の映画としては面白いでしょう。嫌いではないですよ、そういういきり。だから恥ずかしいんですよ!
2000円払うかと言われるとこのご時世この映画見に行ってコロナかかっても迷惑だろうし地上波待ってもいいレベルです
正直キャーキャー言ってる女の子たちの笑いどころがわからない。同年代なのに。
友達に誘われ無料ですから見ました。