「この映画で 痴呆 を学ぼう」ファーザー YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
この映画で 痴呆 を学ぼう
父親目線での進行は素晴らしいが、時おり 神さま目線にもなる。
最初はこういった混成は「観ていいる人間を混同させる」ので、ダメだと思ったが、
物語が進行するにしたがって、痴呆(ちほう)というものを理解するのには最適な手法だと気づいた。
実に素晴らしいシナリオ構成だ。
撮影も演出も完璧で、観ていて安心できる。
アンソニー・ホプキンスさんの演技も完ぺき。
日本版で対抗するなら、人生の終焉を描いた「生きる(監督:黒澤明)」でしょう。
そして、本作は”舞台映画”と言う事で、この実舞台を観てみたいと思った。
(レビューを消してしまったようなので、もう1度書き直しました)
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