「認知症患者の立場からみた映像」ファーザー りやのさんの映画レビュー(感想・評価)
認知症患者の立場からみた映像
ロンドンで独り暮らしのアンソニー(アンソニー・ホプキンス)は認知症により記憶が薄れ始め、娘のアンが手配した介護人を泥棒扱いし拒否してしまう。そんな時、アンから新しい恋人とパリで暮らすと言われたはずなのに、アンソニーの自宅には、アンと結婚して10年以上になるという見知らぬ男が居て、この家は自分とアンの家だと言う。また、アンソニーのもう1人の娘ルーシーの姿がみえない。何が現実で何が幻想なのかわからなくなっていくという話。
認知症の進むアンソニーの立場から映像化されてるのでストーリーがわかりにくく、自分が認知症になったような気がする作品。
あまり無い作り方なので、変わった感じを味わえて興味深かった。
ホプキンスの熱演が光った。
介護人ローラ役のイモージェン・プーツが可愛かった。
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琥珀糖さんのコメント
2022年11月13日
たくさんの共感ありがとうございます。
はじめて日の目をみたレビューもあり、とても嬉しいです。
フォローして下さって、ありがとうございます。
映画館にはほとんど行かなくなりました。
でも新作は大好きなので、配信されたらはやく観たい方です。
改めまして、よろしくお願いします。