「まさに純愛」少年の君 アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
まさに純愛
クリックして本文を読む
どこの国にもイジメはあるけれど、チェンニェンの通う学校のイジメはなんとも酷い。みていてとても辛い。ひとりの少女が学校で自殺したのに学校は何故もっと対処しないのか。新たなイジメの対象になったチェンニェンは偶然ケンカで殴られているシャオベイを助ける。そんなことから2人は会うようになるが、最初にシャオベイのバイクの後ろに乗るときはしがみついていないのに、話が進むにつれて距離は縮まり、自然とチェンニェンはシャオベイの腰に手を回ししがみつき、背中にもたれて安心した表情になる。そんな2人がとても微笑ましく見えた。
ある事件がおき、2人はお互いを思いやりある結論を出した。それでいいの?何やらしっくりこない結論。チェンニェンを見守ってきた刑事に諭されて真実が明らかになる。チェンニェンには試練だが、2人の将来を考えればもちろん正しいこと。
冒頭とラストの場面から、罪を償った後、しっかりやり直し、学校の先生になった様子。がんばったねチェンニェン!シャオベイとはどうなったのか気になるところ。きっと一緒にいると信じたい。
髪を切られてしまったチェンニェンを坊主にするシーン、シャオベイも自ら坊主にする様子、シャオベイの思いやりを感じてなんとも切ない。
いゃ〜中国にもこんなにすごい映画があるんだ〜!主演の2人も素晴らしい。
コメントする
こころさんのコメント
2022年7月4日
アンディぴっとさん
「 ソウルメイト 」、同じ監督の作品なのですね!教えて頂き有難うございます。
予告編を観ましたが、瑞々しさ溢れる映像ですね 👀 チェックしたい作品の一つになりました。