AVA エヴァのレビュー・感想・評価
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久しぶりに騙された感
福岡市内に2館あるユナイテッドシネマで、そのうちの1館でしか公開していなくて、いやな予感したんだけど、やはり予感的中!
リックベンソン監督あたりの、スピーディーな展開を期待していたんだけど、やたら殺し屋エヴァの内面的な心情が描かれていて、とても退屈でした。
そもそも、組織の上部の人間(コリンファレル)がわざわざ単身で仲間を始末しに行くかなぁ。それで返り討ちに合うんだから話にならないでしょ。
しかも、エンディングが非常に中途半端で、ほんとに面白くなかったです。
ザ・スイッチを観に行った方がよかった。
もっと殺し屋の顔を見たかった…
予告でも描かれていた通りジェシカが美人殺し屋として描かれた作品。
予告で見た暗殺シーンは結構序盤でバンバン描かれており後半はどんな展開が待たれているのかワクワクしながら見ていたが後半にかけてだんだん作品が小さくなっていってしまったなというのが率直な感想である。
ジェシカ演じるエヴァは所属する組織内の何者かに命を狙われる。このタイプの作品ではよくある光景である。
エヴァを育てあげた直属の上司なのか、それとももっと身近な存在なのか。そしてここまで優秀なエージェントがなぜ命を狙われるのかハラハラさせられる。
ただそれらの描写に強い意味はなく、任務の際にターゲットを殺す直前になぜ殺されるような事をしたのか理由を聞いてしまう、いわゆる規律を破るからと言った理由で狙われているだけだ。
エヴァを狙う上司の存在も組織内でどれほどの権力者かもよく分からず最後は自らエヴァを殺しに出向き返り討ちをくらい逃げようとした挙句殺されるといった何とも情けないオチ。
エヴァ自身父親に裏切られ家族関係を奪われた暗い過去や大きな傷を負った描写も同時に描かれているのだが、このエヴァの素顔の描写が長すぎる。もっと殺し屋の顔を描いた上で彼女のフッと垣間見る素顔なんかを個人的には見たかった。
エヴァと母親の最後のシーンで人は誰しも秘密を持っておりそれを相手から無理に知る必要はないという展開が描かれていたが、要はエヴァが狙われた理由と繋げたいんだろうけど無理矢理感が拭えずあまり心に響かず。
かといって戦闘シーンが魅力あるかといえば、動きも遅く迫力感に欠ける。全体的には物足りない作品であった。
ただ個人的にジェシカの見た目が物凄くタイプな為、色んなコスチュームのジェシカを見れたのは楽しかったかな。ジェシカファンならそこは楽しめると思う。
すごく面白い
レビューの星が少ないから危うくスルーしそうになっていたのだけど、見たら傑作だった。殺し屋なのに珍しく一匹狼ではなく、家族のしがらみや思いを背負っている。アクションシーンが痛そうで抜群にいい。ギャンブラーで借金漬けの元カレが一体どんな立場で偉そうにしているのか、メンタルが強い。お母さんがデビ婦人みたい。ラスボスが身内で、いつもの内ゲバパターンでちょっと残念だ。
性格のいい暗殺者は組織から狙われがち
女性が主人公のアクション映画がこの上なく好きな友人がいる。スパイとか暗殺者とか、エージェントの物語。彼いわく、戦う女性は美しい!のだそうだ。
本作のエヴァ(発音的にエイヴァだった気がするけど)は暗殺者。ターゲットに殺人を依頼された理由を聞きたがるというキャラ設定だ。悪くない。
ただ、エヴァは所属する組織から狙われていくという展開。ありがちと言えばありがち。そこに母親と妹、妹の彼氏(元々はエヴァの彼氏)が絡んでくる。ここが主人公が組織から狙われるというありがちな展開とは違うポイントになるのか。それにしてもジーナ・デイヴィスよ。時の流れとはこうも人を変えるのか。彼女が出演していると聞いていなかったらわからなかったかもしれない(実際、終わった後、周りで同じような会話をしている人たちがいた)。さらにジーナ・デイヴィスだけでなく、コリン・ファレル、ジョン・マルコヴィッチが出てるんだから意外と豪華。
さて、この元彼で妹の彼氏である男が冷静に考えるとかなりのクズだ。姉が疾走したからといって妹と付き合うし、ギャンブルで多額の借金抱えるし、やめろって言われても刺激がほしいんだなんて開き直る始末。それでも妹と元彼のためにがんばるエヴァ。さらには連絡係のおじさん(師匠?)の仇も討とうとする。本当にいいヤツだな。
でも、コリン・ファレルとの最終決戦は意外とショボい。これで終わり?と感じる人も多いんじゃないか。そもそも娘の助けがなかったらもっと前の段階で終わってたぞ。弱くないか!?
ラストは組織問題と借金問題が片付いて、さぁ終わりかと思いきや、組織のボスの娘が残ってた! でもボスの娘とは決着をつけずに終わる。なんだ、こりゃ続編があるぞ。
娘とエヴァの決着を描く続編。私の友人が大喜びする内容だ(本作の感想聞いてないから楽しみにするのかどうか…)。
『ロング・キス・グッドバイ』に感じたノワール感に満ちた手堅いB級アクション
エイヴァ・フォークナーはアルコール依存症から立ち直って陸軍入隊を経て今は秘密組織に属する有能な暗殺者となっていた。鍛え上げられた身体能力と美貌を巧みに使った暗殺スキルは上司のデュークからの信頼も厚いが、彼女は殺害の間際にターゲットになぜ殺されるか知っているかと尋ねるようになったことが組織内で問題視されており、デュークの上官の娘カミーユが密かにエイヴァを尾行し会話を盗聴していた。サウジアラビアでドイツ人将校を暗殺する指令を受けたエイヴァは容易くターゲットに近づくことに成功するがある些細なミスから銃撃戦となってしまう。辛くも生還したエイヴァはそのミスが仕組まれたものではないかと疑い、デュークを問い詰めるが・・・。
『ゼロ・ダーク・サーティ』で数多くの主演女優賞を受賞したベテランのジェシカ・チャステイン主演作ながら、共演陣がジョン・マルコヴィッチにコリン・ファレルということで仄かに典型的なB級感が漂いますが、手堅く仕上げられたスリリングなアクションシーンが不安を軽快に払拭してくれます。実際製作費35億円程度と小規模なのでド派手なシーンは皆無ですが、その分エイヴァが引きずる過去、家族や元恋人とのすれ違いといったドラマ部分が丁寧に描写されており、全然作品規模は違いますが25年前のアクション大作『ロング・キス・グッドバイ』に漂っていたノワール感に満ちた陰影を帯びた渋い作品となっています。
出番は少ないもののデュークを演じるジョン・マルコヴィッチの存在感がとにかく圧倒的なので、その上司サイモンを演じるコリン・ファレルの小物感が際立っているのがなかなか面白いです。あと全然期待していなかったのですがカミーユを演じるダイアナ・シルヴァースの美しさも際立っていました。どこかで見た顔だなと思ったら『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のホープ役でした。
ちなみにエイヴァの母を演じていたのがジーナ・デイビス。『ロング・キス・グッドバイ』の主演だった彼女の出演も前述のノワール感を盛り上げていましたが、バリバリのアクション女優として名を馳せた彼女が老いた母親役を演じていることに25年の月日の長さを痛感しました。
『ANNA』というより『ジョン・ウィック』女版
美しい女暗殺者が組織から嵌められて牙を剥く…という、リュック・ベッソン臭がプンプンする今作品。しかも、昨年公開のベッソン作品『ANNA アナ』と、タイトルまで酷似しているとなると、鑑賞前から大体お察しか…
と思ったら、ヒロインVS組織という本筋以外にも、親や妹との確執や元婚約者の問題に何やら良く分からない中華系の反社組織の登場などなど…
何とも盛り沢山、詰め込み放題でお腹いっぱいに。
走り方やアクションに少しぎこちなさ(『ジョン・ウィック』のキアヌみたい)があって、ベッソン作品のようなスタイリッシュで華麗な殺し屋って感じではなかったけど、ベッソンお得意のぽっと出のスーパーモデル起用では粗が目立っていたドラマパートの安定感はこちらの圧勝!
今の時代、殺し屋も休暇を取るのに上への申請が必要なんだね 笑
ストーリーにはツッコミ処が多いし、オリジナリティもヘッタクレもないんだけど、この手の作品観ちゃうんだよなぁ…
赤いドレスは目立ちますって、やっぱり。
出ている俳優陣が全員好きという映画も珍しい。特にマルコビッチ、コリン・ファレルは出演作品絶対に見逃さないAAAランクですから!
エヴァと言えば、ゴールデンハーフのエバを思い浮かべてしまう…私です。
ジェシカ・チャステイン、とびきり美人ではないけれど、いいです。赤いドレスとても似合ってました。
さて、お話は、あるエージェントが殺害のターゲットを殺す理由が気にかかり、対象者にとどめを指す前に何をしたか尋ねるという…そんな余裕あるの?って。しかし、至極優秀なエヴァはあるんです、そんな余裕が。
でもそんな事をしたばかりに、組織から狙われ自分が暗殺の対象になってしまう。
この映画の良いところは、エヴァという人物の設定。過去に父との確執があり、母とも拗れていて、元カレは現在、妹と付き合っている…シンプルだけどメチャメチャ複雑。自身は過去にアルコールと薬物への依存があり、いつ元に戻ってもおかしくない状況である。そんな強くて弱いエヴァが、直接の上司デューク(マルコビッチ)に父親みたいな愛情を感じ、デュークもエヴァの事をとても大切に思っていて、暗殺者からエヴァを守る為に、立ち向かうが…
一番好きだったのは海岸で釣りをしているデュークのところへエヴァが訪ねるシーン。
マルコビッチもコリン・ファレルも居なくなってしまったのに、続編作るつもりですね…楽しみです。
ガッカリ
普通に楽しめました
この映画はジェシカの為のクラファンです
地味
L・ベッソンの新作かと思いました。
うーん…ちょっとがっかり…
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