劇場公開日 2021年5月8日

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「カメをつかまえよう!」なんのちゃんの第二次世界大戦 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0カメをつかまえよう!

2021年5月8日
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笑える

楽しい

知的

平和事業として、市と第二次世界大戦に纏わる平和記念館を設立しようする架空の市、関屋市を舞台に、戦犯遺族と市長達の争いをみせる話。

105歳になる祖父が戦時下から反戦を唱っていたとして、マスコットに据えて事業を推進しようとする市長。
他方、市長の祖父の真実を知ると共に、BC級戦犯として死刑となった父親を持つ石材店の婆さんとその曾孫までの家族達という構図。
まあ、南野家は主張の足並みが揃っていないけどw

なんせ大繁殖するミシシッピアカミミガメが武器になっちゃったり、それを喰らっちゃったり、シュールだったりナンセンスな表現や、黒い皮肉めいた笑いをふんだんに織り込みながら、悪ふざけの様に展開していくけれど、私欲の為に事実をねじ曲げた主張で良い顔すんなよってことですね。

直線的には何一つ触れないけれど、某半島国を揶揄してる様にも感じたのは自分だけ?

言いたいことはわかるけれど、映画として大きく盛り上がったり響いたりはないし、折角この規模の映画なんだから、もっと直接的だったり、真っ黒だったりに表現しても良かったのかなと感じた。

Bacchus