「期待すると、思惑が外れます。」ボストン市庁舎 いなかひとさんの映画レビュー(感想・評価)
期待すると、思惑が外れます。
前作の「ニューヨーク公共図書館」を観て、一公立図書館がここまで市民にサービスを提供するのかと驚嘆、感動しました。その記憶があったので、期待してみたら見事に外れました。
この作品には感動はありません。目にするのは民主主義の原則、話し合いの重要性です。それと貧困問題。特効薬は無いのです。そのことを確認する映画だと思って下さい。合間合間に高層ビルを下から望む場面が出てきます。何か意味があるのかなと考えたら、バベルの塔を思い出しました。奢った人間が神を越えようした建築物です。思い過ごしかもしれません。しかし、駐車違反のキップを申し立てれば、チャラにしてくれるなんて良い制度だ。日本も見倣って欲しい
コメントする