「失業率約2%(含む黒人、ラテン系)という実績を裏付ける市政は市民自身の参加が鍵となる」ボストン市庁舎 015🎬さんの映画レビュー(感想・評価)
失業率約2%(含む黒人、ラテン系)という実績を裏付ける市政は市民自身の参加が鍵となる
とりあえずラストの市長のシーン(市政の実績)を冒頭に持ってきてくれと思いました、この映画。
多分言いたいことは黒人やラテン系など、アメリカの中でも貧困層に組み込まれる人達をいかにうまく市政に取り込み、貧困者数を減らすか。そして実際にやってみた市政の結果はどうだったか。ここに集約されると思います。
正直、この辺を語るために274分も費やす必要があったのかは、よくわかりません。
他にもLGBTQや女性差別、障がい、退役軍人についても取り上げていましたが、市が彼らの意見も聞いているよということは分かりましたが、それで施策に何か反映されたのかと言うといまいちよくわからなかったです。
わかった点があるとすれば、2つ。
1つは市長も市職員も市民のために一丸となって働いていること。ちゃんと上から下まで方向性が一致していること。
もう1つは市民がちゃんと市政に参画していること。ただし、これも全てじゃないらしいと最後の住民vs◯麻販売店から理解できましたが…。
なんか今後、地方の貧乏都市からかなりの人口がボストンに流れてくるんじゃないかと、市政としては良かったんですが、ちょっと不安になってしまいました。
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