「金のユリ」夕霧花園 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
金のユリ
1951年マレーシアは キャメロン高原で庭園をつくる日本人造園師と、そこで働くことになった華人ユンリンの話。
「夕霧」という庭園をつくる元皇室付造園師有朋に妹の弔いの為クアラルンプールの土地に日本庭園をつくって欲しいと主人公が依頼にきて巻き起こるストーリー。
1980年代の夕霧を望む家で、ユンリンが過去を振り返る体で展開していくけれど、1980年代のシーンから始まり程なく1950代になり、しかも脇道から話が始まって行くので、妹の話が出るまで少々状況が掴みにくい。
導入部分は余計な情報入れられると面倒くさいっす。
庭園づくりは断り追い返した有朋が造園を教える体で交流が進んで行くけれど、背景云々は別として、ヒロインを何でこんな高慢ちきな設定にしたんでしょう?
自分が恋愛映画が苦手だからかも知れないけれど、ガッツリな恋愛描写とか恋愛要素がない方が面白くなりそうにも感じたし、山下財宝との繋がりが、なんか取って付けた感じがしたし、中盤以降かなり長く感じた。
まあ、恋愛映画苦手なら最初からみるなってことですかね。
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