劇場公開日 2021年7月24日

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夕霧花園のレビュー・感想・評価

全16件を表示

2.0マレーシアの日本庭園

2024年1月16日
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鑑賞方法:VOD
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odeonza

4.0英領マレーシア

2022年4月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

マレーシア人姉妹は日本軍に捕らえられ、収容所に送られる。
二人は京都に行ったことがあり、妹は日本庭園に興味を持っていた。
その妹が慰安婦として連れ去られ、終戦時に殺されていた。
姉は妹の夢であった日本庭園を作ろうと、日本人庭師(阿部寛)に教えを請う。
日本人には辛い内容だが、美しい映像が救ってくれる。

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いやよセブン

2.5西側チャイニーズの世界観

2022年3月26日
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鑑賞方法:映画館

第二次世界大戦中、マレーで日本軍が行った虐殺行為などを描きつつ、他方で中国系女性と日本人男性の恋愛を描いています。

文化的に見るなら、日本文化の宣伝もしてくれているのでありがたいようではありますが、造園家が入れ墨の専門家でもあるという、ちょっと摩訶不思議な設定で、ようするにリアリズムという点から見てかなり問題があると言わざるを得ません。映画だから目くじらをたてる必要もないという見方もできますが。

しかし、他方で日本軍による残虐行為も描いているので、この映画がどの程度現実に立脚しているのかは、慎重に見定める必要があります。

この地域で中国系住民に対する日本軍の虐殺行為があったこと自体はそのとおりです。
しかしこの映画だけではその背景が分かりません。「日本軍は残酷だからこういうことをやった」では説明になっていない。
なぜなら軍隊は基本的に駐留する土地の住民とうまくやっていかないといけないので、戦闘員でもない一般住民を殺すような真似はふつうはしないものだからです。

マレーには大きく分けて三種類の住民がいます。
マレー系(現地民)、中国系(華僑とも呼ばれる)、インド系です。
そして第二次世界大戦の直前まで、マレーは英国の支配下にありました。だから支配階級は英国人なのですが、経済関係を牛耳っていたのが中国系。これに対して先住民族のマレー系は農業、インド系は肉体労働が多かった。

第二次世界大戦が始まると、日本は英国と戦闘状態になったわけですから、英国の支配していたマレーにも電撃的な作戦を敢行して英国軍を破ります。
そして問題の虐殺は、中国系に対してだけ行われたのです。
なぜか。
中国系は、すでに本国の中国で日本軍と中国軍が戦争状態になっていたので、その関係でマレーにおいても日本軍に敵対行動をとると見られたからです。
これがどの程度実際にそうだった(中国系住民がひそかに反日本軍の行動をとった)かについては諸説あります。
ですから、中国系住民に対する虐殺は無論国際法違反なのですが、純粋に無辜な住民を殺したとは言えない面もあるのです。
実際、マレー系とインド系の住民に対しては日本軍はそういう虐殺行為は行っていませんから。

また、それ以外に慰安婦についての描写もありますが、これまたどの程度歴史的事実に即しているのか、疑問です。慰安所があったこと自体は間違いありませんが、いわゆる「強制」によって慰安所勤務を余儀なくされた女性は、いたかも知れませんが、少なくともそれほど多数だったとは思えない。このあたりの描写には、韓国のプロパガンダの悪影響があるようにも見えるのです。

以上の点に留意してこの映画を見ると、もう一つのの特徴が浮かび上がってきます。
植民地としてマレーを支配していた英国人は悪く描かれていないこと。
これに対して、共産主義ゲリラは悪役として描かれている。
実際には、英国は共産ゲリラを嫌っていましたが、戦時中は日本軍が主敵なので、共産ゲリラとも妥協していたのですが。

そうしたいくつかの点に鑑みて、この映画は西側チャイニーズが作った、或いはそれに都合のいい映画である、と言うことができるでしょう。
監督はアメリカ生まれの台湾人だそうですが、中国人としてのアイデンティティーを持ち(したがってこの映画では中国系であるヒロインに感情移入している)、第二次世界大戦に関しては日本を批判する立場に立つが、しかし共産主義イデオロギーには距離をおいている、ということです。だから英国の支配は善(中国系住民には好都合だった)、共産主義ゲリラは悪、という構図になるのです。

そうした点に注意して見ると、この映画が一見すると敵対する国家の男女の愛を描いているように見えながらも、プロパガンダ的な面も少なからず備えていることが見えてくるのではないでしょうか。

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odyss

3.5彼はわかってたのよ、時間が必要だって。時間を借りて知らせてくれた。

2021年10月19日
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鑑賞方法:映画館

戦時中のスパイの嫌疑をかけられた日本人造園師。姿をくらました彼と過ごした過去を持つ女性裁判官が、真実を探りながら、淡い恋の回想をしていく。ただのラブストーリーではなく、ちょっとしたミステリー。
最後の謎解きが明かされて、彼の失踪の訳がリンクしたときに、彼女は強く感情を揺り動かされる。その気持ちは痛いほど伝わってきた。彼が、そうした気持ちも。信用してなかったんじゃなく、巻き込みたくなかったんだってことを。

人は、目の前の現象を見てそのことだけがすべてだと思い込む。そこに隠されているもの、あるのに見えないもの、何かに紛れているもの、何かにミスリードされて忘れてしまっているもの。それに気づいたとき、彼、中村有朋の「外の風景はつねにそこにある。私たちが選べるのは、どう見るかだけ。」と言うセリフがすっと腑に落ちてきた。

監督は台湾人か。なるほど、画面から滲む湿気のある風景は、台湾映画を観るときによく感じてきたなあ。

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栗太郎

2.0気持ちが交わる理由がさっぱりわからない

2021年8月10日
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うーむ、映像綺麗でした。ってのと、日本軍は鬼畜だってことはよくわかりました。

日本の軍隊が戦場でやっていたことは殺人鬼、強◯魔と言われても仕方ないですね。お国のためには必要はないこと。収容所のシーンは目を背けたくなる。事実なのでしょうね。繰り返してはなりません。また、証拠隠滅、隠蔽体質は今も変わらないですね。なんだか気が滅入ってきます。戦場に駆り出された人全てではないかもしれませんが、非戦闘員に酷いことした人を誇りたくはないですね。

さておき。
描きたいことはなんとなーくわかる気がするのですが、とにかくユンリンと中村の移り行く心情が理解出来なかったので入り込めなかったです。

戦後の人道的な中村のユンリンとの関係の作り方が腑に落ちないのです。全く。描写が少な過ぎないかな?さらに、二人の雨季の出来事。ユンリンが受け入れる理由がわからんのです。それっぽいことを中村が言ったり、映像で見せたりしますが、え?そーだっけ?感が。
それかな、アレである必要を感じないんです。

まー、かんやかんやありますが、二人の気持ちの揺れがさっぱり伝わらないので、感情動かなかったのです。全てが唐突に起こっていく感じで。

庭もアレも、結局はなんだったんだろ?美術として、風景として。ストーリーのネタとして存在していただけに思えますね。何を伝えたい作品だったのか?もわからなかったです。残念。

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バリカタ

0.5PG12の意味がある

2021年8月9日
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以下は年配の私の受けた個人的感想。
まず、配給会社を見てなんでって思ったんです。CJ。
この映画にはねじ曲げられた思想をねじ込んである。
エンドロールでこの映画の登場人物云々はフィクションでというのは定番必須だと思うのだがこの映画では見つけられなかった。それがこの映画で描かれたことが実際にあったのではないかと錯覚させる。
映像は綺麗。俳優の演技もすばらしいと思う。
だが日本人としてこの映画はPG12の意味がある。
慰安所の描写が刺激的だからだけではない。

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なうなぱぱ

4.0 入れ墨とか指詰めとか、日本の文化への半端なエキゾチックな取り入れ...

2021年8月5日
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鑑賞方法:映画館

 入れ墨とか指詰めとか、日本の文化への半端なエキゾチックな取り入れが駄目だけど、ストーリーはよく構築されていて、映像はきれい。阿部は、謎の人としてはいいけど、ミスキャスト。日本軍や現地の軍の描き方もよかった。

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えみり

3.5なんだかよくわからない

2021年7月31日
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リブレ

4.0時代に関係なく人の心を敲つ

2021年7月29日
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鑑賞方法:映画館

 第二次世界大戦の日本軍は、アジアの各所に深い爪痕を残した。現地の人々をとことん痛めつけ、殺し、服従させ、苦役を強いたのだ。大東亜共栄圏などという耳障りのいい言葉で人々をごまかしながら、行く先々で悪行の限りを尽くしてきた。日本人は昔から薄汚い現実を言葉で美化してきた気がする。戦後になってそれらの言葉がすべて嘘だったことが明らかになったのに、政治家も新聞も手の平を返すように民主主義を讃えてみせた。そして国民は、自分たちは軍部に騙されていたと、自分たちには責任がないと言い張った。当然だが政治家の責任も新聞の責任も追及することはなかった。
 なんだか同じことがいまでも起きていないだろうか。モリカケ問題や桜疑惑では、安倍晋三の関与が明らかなのに、知らぬ存ぜぬで貫き通してしまい、何のお咎めも受けなかった。相次ぐ閣僚の不祥事では、任命者として「責任を痛感している」といいながら、結局何の責任も取らなかった。元国務大臣の甘利明は、大臣室で100万円の賄賂を受け取るという大胆不敵な収賄罪を犯していながら、入院するという王道の裏技を使って議員辞職もせず、しれっと国政に復帰して自民党の税調会長におさまっている。マスコミは追及しない。
 思うに、日本という国は、誰も反省しない国なのではないか。言い訳と自己正当化が国民性なのかもしれない。いじめを咎められて、遊んでいただけ、遊んでやっていると開き直るいじめっ子と、基本的に何も変わらない。その一方で権力者や強い立場の者には従順だ。弱い者をいじめて強い者にはヘーコラする。それが日本人の本質なら、これほど悲しいことはない。東京五輪での感染拡大の責任は誰が取るのだろうか。

 本作品はそんな日本人の犯した悪行の傷跡が残るマレーシアを部隊にした戦争映画である。雑魚キャラの日本兵の他にマレーシア軍の敗残兵も登場するが、兵士の例に漏れずこちらもクズばかりだ。沖縄で少女を犯す海兵隊員もそうだが、軍隊という組織は構造的に悪を生み出しやすい。軍隊そのものが人を殺すという悪行のための組織だからと言っていいのかもしれない。

 ヒロインはテイ・ユンリンという名前からして、中華系マレーシア人と思われる。演じたリー・シンジエも中華系マレーシア人だと思う。完璧な左右対称の顔が美しい。撮影当時は43歳くらいだったと思われるが、スタイルも綺麗である。ヒロインに相応しい女優さんだ。
 中村有朋という庭師を演じた阿部寛の台詞は殆ど英語で、発音はジャパニーズイングリッシュだったが、それがなかなかいい。思慮深い日本人の庭師の役がよく似合っていた。本作品ではその思慮深さが重要な鍵となっている。
 スパイは肯定されるべきなのか否定されるべきなのか、時代によって異なるのだろう。ジェームズ・ボンドは思い切り肯定されて映画の主役にもなったが、警察のエスや産業スパイ、社内スパイなどはいまでも否定的な評価だ。
 中村有朋が戦中戦後にどのような働きをしたのか、その秘密を有朋はユンリンに託した。有朋が築こうとしている庭は誰の命によって、あるいは誰の依頼で造られるのか。資金はどこから出ているのか。
 映画は異なる年代のシーンをパッチワークのように次々に貼り合わせながら、マレーシアにおける戦争の悲惨さと日本軍の残酷さ、自国の敗残兵の醜さ、正規軍の無力、そしてイギリス高等弁務官による統治下での英国人の贅沢三昧などを背景に、静かで美しい大人のラブストーリーが展開されていく。やがてそれらのシーンがユンリンの背中に凝縮されて、すべての秘密が解き明かされる。とてもよくできた作品だ。どこまでも相手を思いやる大人の恋愛物語は、時代に関係なく人の心を敲つものである。

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耶馬英彦

2.5つまみ食い

2021年7月26日
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日本庭園と、謎の作庭家・中村。
彫り物(タトゥー)。秘められた“地図”。
英国による植民地支配、日本の占領と非道行為(強制労働と慰安所)、共産ゲリラの反乱というマレーシアの歴史。
「山下財宝」伝説。「金の百合」埋蔵金。
そして、憎しみを超えた男女の愛。

一体、どれだけの要素を盛り込めば気が済むのだろうか。
しかし、どれ一つとしてメインテーマと言えず、テーマが拡散し、“つまみ食い”のような感じだ。一本、筋が通っているとは言い難い作品である。
外国から見た“エキゾチック・ジャパン”とでも言えようか。
全体としてどういうストーリーを目指しているのかが、自分には見えてこなかった。

また、なぜ主人公が、“地図”から収容所の正確な位置が分かったのか。
中村とは、結局何者だったのか、その後どうなったのか。
なぜ中村は、主人公を信じていなかったと言えるのか。
もちろん大体は分かるが、はっきりしたことは、「キャメロン高原の霧」の彼方に隠れてつかめない。

“原作もの”らしいが、きちんと映画に移植できてないのではないか?
壮大なテーマは興味深く、主役の女優は魅力的で(入浴シーンが多く上品なエロティズムが心地よい)、目立たず離れずの音楽もいい雰囲気だ。
(ショパンの「ピアノ協奏曲第1番第2楽章(ラルゲット)」のような、つまらん曲で自分は涙は出ないが・・・。)
それだけに、残念作である。

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Imperator

4.5まるで 春琴抄 を読み終えた時のような感動

2021年7月25日
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息を呑むほど美しく

目を背けたくなる歴史に直面し

見た事もないほど不思議な物語

まるで 春琴抄 を読み終えた時のような感動があった。

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イコン

4.0【借りものではない愛情】

2021年7月25日
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僕達は、きっと、様々なものを借りて、この世界で生きているのだ。

この作品は、借景の日本式庭園だけではなく、無常という宗教観、さらに、ユンリンの華奢な背中の刺青に残した余白などを通じて、外国人が興味を示したり、理解しようとする日本の精神性を提示し、太平洋戦争の戦中・戦後を通じて、有朋とユンリンの深い愛情を見つめた作品だ。

強制的に連行された女性で慰安所を作ることは国際条約で禁じられていた行為だ。
敗戦が明らかになると証拠隠滅を図るために、慰安所となっていた修道院は爆破され、慰安婦も殺害された。
これが物語のベースだと思う。

(以下ネタバレ)

このようにして、妹を亡くしたユンリン。

自身は逃亡し、かろうじて命を繋いだが、妹の遺言、つまり、日本式の庭園の造園を実行するために、戦後、帰国せずに夕霧の造園を続ける有朋のところに通うようになる。

有朋は兵士ではないが、何かを知っているように思える謎の多い人物だ。

ある日、夕霧という名の庭と、ユンリンの背中に刺青を残して、有朋は姿を消す。

時代を経て、夕霧に残された四つの大きな石からユンリンの背中の刺青に残されたメッセージが読み取れるようになり、そして、妹の遺骨の眠る慰安所の場所もおおよそ明らかになる。
更に、有朋が、日本軍の財宝らしきものを使って、慰安所に連行されそうな少女や若い女性を救っていたことも朧げながらに見えてくる。

日本軍が太平洋戦争中に行った残虐な行為は決して許されるようなものではない。

しかし、ドイツやイタリアでも一般の市民が、ユダヤ人を匿って助けたという事実が多く残されているように、日本人も人の心を忘れず、弱い人を助けたというエピソードを仕立て、日本の精神性を表す日本式庭園を謎解きのヒントに、成就はしなかったが、時代を超えて繋がる有朋とユンリンの深い愛、つまり、借りものではない愛情を示した物語だ。

また、観る人によって、様々なメッセージも読み取れる作品でもあると思う。

ところで、有朋といえば、日本人は山縣有朋を思い浮かべる人が多いように思うが、南禅寺界隈の無鄰菴は、日本式庭園で知られた山縣有朋の別荘だったところで、一般公開もされています。

また、その近所には、金地院さんがあって、小堀遠州の鶴亀の庭が素晴らしいので、ぜひ足を運んでください。

もし、日本式庭園に興味があれば、祥伝社の新書「日本の10大庭園」がおすすめです。

長谷川等伯の作品に特徴的な余白が、少し意味が異なるように感じますが、謎解きのヒントに取り上げられたり、好感の持てる作品だと思いました。

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ワンコ

2.5期待外れの映画

2021年7月25日
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鑑賞方法:映画館

予告編を見て、これは面白そうだと思いましたが、実際観てみると思い入れが大きかっただけ、落胆も大きかった。
日本人と中国系マレーシア人の恋愛が軸となっていますが、正直なところこのストリーがよく読めないのです。上映が終わってから、隣の座席に尋ねたらその人もわからないと返答しました。
日本人の蛮行他に、いろいろツッコミたい気持ちはあるのですが、凡作に言ってもしようがないと考えました。

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しんちゃん

3.0理解し難い話の連続なれど切ない気持ちは…

2021年7月24日
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難しい

無理がある設定やら理解し難い話の連続で、内容とともに、正直、嫌な気持ちになってしまいましたが、なんとなく切なさは伝わってきました。しかし、それもこんな軽い気持ちなわけないんだろうなぁ、リアルなものは…と…
映像も期待したものとは程遠く…構図もカット割りも、なんか、常に落ち着かない印象を受けてしまいました。唯一最後の方の映像なんかがしっくりきたので、そこのところだけが…といった感想です。

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SH

3.0第二次大戦での日本軍のマラヤ(マレー半島)占領や戦後のマラヤ共産党...

2021年7月24日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

幸せ

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LS

2.0金のユリ

2021年7月24日
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悲しい

寝られる

1951年マレーシアは キャメロン高原で庭園をつくる日本人造園師と、そこで働くことになった華人ユンリンの話。

「夕霧」という庭園をつくる元皇室付造園師有朋に妹の弔いの為クアラルンプールの土地に日本庭園をつくって欲しいと主人公が依頼にきて巻き起こるストーリー。

1980年代の夕霧を望む家で、ユンリンが過去を振り返る体で展開していくけれど、1980年代のシーンから始まり程なく1950代になり、しかも脇道から話が始まって行くので、妹の話が出るまで少々状況が掴みにくい。
導入部分は余計な情報入れられると面倒くさいっす。

庭園づくりは断り追い返した有朋が造園を教える体で交流が進んで行くけれど、背景云々は別として、ヒロインを何でこんな高慢ちきな設定にしたんでしょう?

自分が恋愛映画が苦手だからかも知れないけれど、ガッツリな恋愛描写とか恋愛要素がない方が面白くなりそうにも感じたし、山下財宝との繋がりが、なんか取って付けた感じがしたし、中盤以降かなり長く感じた。

まあ、恋愛映画苦手なら最初からみるなってことですかね。

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Bacchus