漁港の肉子ちゃんのレビュー・感想・評価
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まさか、まさか。
ただ、ただ、笑いに飢えていたので笑ってこようと思って、
マスクを二重に行ってきました。
それがですね、途中で見当違いも甚だしいことに気がつきました。
だって「漁港の肉子ちゃん」ですよ。誰だって勘違いしませんか~?
まぁ~言い訳はこれくらいにしといて。
最初はね、とことんおバカなお人よしさんのお話しに付き合わされるんですが、
まさか、まさかなことになってしまうんですわ~。
ハンカチ一枚では足りないかもですよ。
そして、エンドロールの仕舞までステキな余韻に浸るはずでしたが、
最後のあれはグリコのおまけだったんかな~?!…知らんけど。
追伸 稲垣来泉ちゃんへ
「イメージの詩」が流れた時、あわててハンカチ出したわ~(´;ω;`)
来泉ちゃんの歌声、最高に良かったよ!抜擢した人も凄いと思った。
おばちゃんね、吉田拓郎さんの大ファンなの~半世紀も前からずっと💦
歌ってくれて、ありがとう!
(*´-`)こんな人間いるのかなぁ?
じゃなくていいのかも─でも凄く楽しめた
原作小説を読んで感じたことでもあるのですけど…。 肉子ちゃんは「不...
原作小説を読んで感じたことでもあるのですけど…。
肉子ちゃんは「不運」ではあるけど「不幸」ではない。
「幸せ」の基準は自分自身で決めるものだとよく人はいうけれど、なかなかそこまで悟っている人間はいないようです。
人と比べたり、人を羨んだり、人を憎んだりして、自分を「不幸」だと感じて落ち込んでしまうことってありますよね。
でも、肉子ちゃんて「起きて、食べて、うんこして、寝る」ことが幸せだと本気で思ってるんですよね(笑)。
どんなに不運が降りかかってきても、その天才的なノー天気さで不運を浄化してしまいます。
不幸になりようがないですね(笑)
一方で、きくりんは「望まれて生まれてない」とずっと心の底で思いながら生きています。
周りを気にしながら、顔色を伺いながら生きています。
幸せになりにくい生き方をしています。
この物語は、大げさにいうと「センシティブなきくりん」を「マテリアルな肉子ちゃん」が救うという再生の物語なのかもしれません。
女性向け、不幸な出自向け、ノイズが多かった印象
お話は、”子供が女性に変わる際の心と体の変化”と同期してお話が進むので、男性としては実体験とリンクしにくく、素直に入ってきにくかったというのが率直なところ。
今作の様な不幸な子供出自について、大人は安易に肯定してはいけないと思うわけだが、作品からは教訓めいたことをあまり感じず、この子供がおとなになったときに、同じこと繰り返してもおかしくないなと言うような印象を受けた。
また映像作品としても、トカゲなどの声が印象的に入ってくるので単純にノイズに感じ、大事なセリフを喋っている間に情報量の多い映像が流れて集中できない、変顔に違和感がある(精神面からくる変顔はいつも同じという印象があったが、毎回違う書き方をして意味があったのか)など、集中できない要素が多かった。
そういったメッセージが作品として意味があるのが分かっていても、単純に気持ちよく見られなかった。原作があまり映像作品には向いていなかったのかもしれないし、自分には合っていなかったのかもしれない。
あと完全に蛇足だったのがジブリオマージュっていうかパクリと言うかよくわからないもの。作品として特に関連性も見られないし、他作品を名指しで出す意味もわからないし、素人が口出してねじ込んだ感がすごい。多方面のクリエイターの皆さんに失礼なのでは。
女性と一緒に見るのなら良いと思いますが、男性にはあまり響かない作品だと思います。
ミスジは三筋、腕肉です。
男に貢いで騙され捨てられてを繰り返し、辿り着いた北国の漁港で小学校5年生の娘キクリンと2人で暮らし始めた35歳の肉子ちゃんの話。
…かと思ったら、娘のキクリンがメインでキクリンの目線とナレーションで、そこでの暮らしや肉子ちゃんとの関係や想いをみせていくストーリー。
多分?女の子あるあるな派閥とかマウンティングとか陰口とかだったり、チックと思われる男の子とのことだったり、そして親とは何ぞや?親子とは何ぞや?…これは恐らく小学校高学年ぐらいでギリ。
大人が観たら難しいことは何もない、賢く健気な子どもと、優しく全てを包み込む優しい母親の気遣いと思いやりの感動物語だけど、アニメだからと子どもが観ても、似たような境遇を経験してなきゃ難しくて判らなそう。
まあ、6歳の頃から母親がいない、そんなオッサンの感想です。
色々と騒がれている声優の件は…キムタクの娘は絶賛ということはないものの、子供の役だしフレッシュだしまずまず良かったんじゃないですかね。むしろ、大竹しのぶはイマイチ役と合っていないというか、合わせられていないというか…ナレーションは良かったんだけどね。
良かったと思う
観なくてもええで。でもホントはアカンねんで!
さんま師匠のプロデュースだから「漁港の肉子ちゃん、良かったです」「どこがや?」「いやっ、別に…」と定食の誘惑が…w どの絶賛のコメントも映画を鑑賞したら、「ほんまや」ってなります。イメージの詩を迫力ある劇場の音響で体感するあのシーンの感動以降、マスクはず~っと涙と鼻水でグチョグチョ。だけど湿っぽくならず、晴れやかで爽やかな余韻。プロデューサー、監督、制作スタッフ、声優陣、この作品をつくったファミリーの気持ちと技術がつまっていて、その思いがスクリーンを通して伝わってくる、とても、とても気持ちの良い映画。また、ある意味イメージの詩を「漁港の肉子ちゃんの肉体を借りて」映像化した、と捉えることもできて面白い。しょうゆうこと!
肉子ちゃんより娘が 主役だが良作
同タイトルの原作があるようなので、肉子ちゃんという強烈なキャラクターで興味をひいておいて、小5の娘の話を持ってくるのは原作者の手柄なのでしょうが、予告もどちらかというと内容より明石家さんまと大竹しのぶの元夫婦が一つの作品を作り上げるという話題性に振り切っていたおかげで逆に前情報を少なくできたのは片っ端から映画を観る者にとってはありがたかったです。
本名の杉本高文名義で脚本に参加していたドラマ「心はロンリー気持ちは「 ・・・」」もギャグ入れながらもベースはハートウォーミングでしたので、今作もコテコテだけどホロリとさせられました。
動物や神社などがやたらしゃべるのを最初いらんことしたがるなあ・・・と思っていたのですが、後で納得できたのは良かったです。
たくさんの大人に観て欲しい
アニメでジブリへのオマージュもそこかしこにあったとしても子ども向けの映画ではない。
肉子ちゃんの若い頃の職業からしても、幼い子どもの理解の範疇を超えてますしね。
子どもは心から愛してくれる大人が側に入れば、健全に育つ。血の繋がりなんて関係ないってことをユーモアを交えながらじんわり伝えてくれました。
概ねリアリティのある話の展開で、ジブリが苦手な私にも楽しめました。
声優陣も一人何役もして大活躍。
トカゲや蝉などいきものがツッコミを入れるのも楽しめました。
実の親であっても娘の初潮にも気が付かない毒親も世の中にはいるし、すぐ気づいておめでとうと言って貰えるきくりんは肉子ちゃんの娘で幸せだ!
じんわりと良い映画。
プロデュースをしているさんまさんと大竹しのぶさんの長男さんとの関係も良いのだろうなと想像されました。
子どもは我が子かどうかに関わらず世の中の大人みんなで育てよう。
昭和の昔は叱ってくれる近所のおじさんおばさんもいたけど、今は人間関係も希薄になりがちなので、たくさんの大人に観て欲しい映画だなと思いました。
優しさが心に広がる
泣いた〜
かなりの良作。
生きることがとても素敵なことと思えて、前向きになれる優しさが、温もりとなって心に広がる感じ。
スタートしたところでは「実写の方がよくない?」と思わせつつ、ところどころ『魔女宅』『トトロ』ってジブリものみたいな雰囲気も纏わせながらストーリーが進むと……
半ばから『海獣の子供』で見せてくれた、スタジオ4℃の表現力が爆発して、「アニメだからこそ伝わってくる」ことがわかってきました。
あと、(ありがちだけど)かなり酷い背景があるのをオブラートに包む効果を含めて考えたら、「アニメじゃないと伝わらない」作品にまで昇華していたかと。
原作小説を読んでいないので当たっているかは分かりませんが、肉子ちゃん自体にもかなりの過去がありそうで、大阪の住んでいたエリアも曰く付きな場所っぽく。
そういうのも、実写にすると生々しくて吐きそうになるかと。
製作が電通・よしもと、原作が幻冬舎刊と「パブリック・エネミーしかいない」みたいな体制でして…
半分警戒しながらも、渡辺歩監督とSTUDIO 4℃の作品だから、観なきゃいけない気がしてダメもとで行ったんですが……
行って良かった。
優しさに癒される、ちょっと不思議な雰囲気を持つアニメ
子供向けではないかも
接待を伴う夜の街で働く女の人の物語でした。この映画では絆の大切さなど伝えたいことはわかるけどそんなに感動はしなかったです。やはり子供を育てる環境がない場合は、避妊をすることが絶対に必要であり、優しいだけではいけない。人に騙されない知識や知恵があった方がいいと実感する映画でした。小さな子供を連れて見にきている家族がいましたが小学低学年以下の子供には生理のこや母親の彼氏のことはわからないし、肉子ちゃん達の低所得ゆえの環境も実感がないだろうと思う。そして複雑な大人の環境に翻弄され親子の絆を描いたドラマの北の国からを思い出して、北の国からを作成した脚本家や演出家、俳優陣はやっぱりすごいなと思いました。笑
キクチャンに涙~
明るい人情劇。
泣き笑い
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