「感動のシーンもあるけど」漁港の肉子ちゃん プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
感動のシーンもあるけど
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漁港で焼肉屋を手伝う肉子とその子・喜久子の話。
肉子はアホで、男に騙され三昧の人生。喜久子はしっかりしてる。
見どころのあるエピソードは大きく分けて2つと言っていいかな。
1つは喜久子の親友がクラスのカースト上位に行きたくてイキがる話。
クラスの有力者2人を敵対させようと計画し、そのための仲間を募る。
で反対した喜久子と仲たがいし、イジメまがいのことまでして来る。
結局ソイツは器じゃなくてクラスで孤立。
喜久子は、ざまあみろってあざ笑ってる自分に気付いて仲直り。
もう1つは喜久子は肉子の実の娘じゃないって話。
自分を姉と慕ってたホステスに丸投げして逃げられた過去があった。
でも喜久子は子供の頃から何となく悟ってた。
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上記2つのエピソードは泣いたりもしたけど、全体的には今ひとつかな。
まず最初の30分ほどが超退屈で、何この下らん映画?って思ってた。
あと肉子がアホ過ぎて全く共感できない。喜久子が賢いのが救い。
喜久子が気になってた少年も、大した意味もないまま終了。
あと関西人のおれとしては、肉子の関西弁の酷さが気になった。
喜久子もタイガイやがまだマシ、肉子は常にアクセント間違ってるし。