「タイトルからして食欲をそそられない作品ですが、正体はアニメ版の吉本新喜劇です。明石家さんまと元女房の大竹しのぶが組んだ作品らしい。別れても仕事ができる関係って、ちょっといいですね。」漁港の肉子ちゃん お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルからして食欲をそそられない作品ですが、正体はアニメ版の吉本新喜劇です。明石家さんまと元女房の大竹しのぶが組んだ作品らしい。別れても仕事ができる関係って、ちょっといいですね。
まさに設定は吉本新喜劇そのものでして、最後にシンミリとさせる手口に至るまで、まったく文法通りです。
周囲の人たちに愛され、可愛がられる主人公の肉子。
でもそこは、観客サイドからの「上から目線」があってこそなんです。
この、観客の優越感を密かにくすぐる吉本新喜劇の笑いの手口に厭味なものを感じてしまえば、もうこの映画には没頭できません。
ただ、吉本新喜劇の世界をアニメ化するというアイディアには敬服するものがあったので、明石家・大竹の元夫婦に敬意を評し、★4つを付けておきます。
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