劇場公開日 2021年6月11日

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「ナレーション多過ぎ、アニメとして△」漁港の肉子ちゃん センノカゼさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ナレーション多過ぎ、アニメとして△

2021年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

さんまさんは、やりたいことをみな盛り込んだね。
・西加奈子の小説に感動。オレの哲学「生きてるだけで丸儲け」を具現化しているじゃないか!
・吉田拓郎の「イメージの詩」を現代の人にも聴かせたい。
・cocomiさんを声優で起用したい。

その反面、アニメとしての完成度はどうなのかな?
4℃の映像は素晴らしいですよ。でも原作をはしょり過ぎて、映像としてキクコの葛藤が伝わってこない。
・キクコが肉子の男好きに振り回されてウンザリしてる部分は、大幅にナレーションでカバー。
-焼肉屋のオッチャンにすごく遠慮して暮らしてる部分もモノローグでカバー。(だからクライマックスの唐突感につながる。)
・同級生との葛藤も大幅にはしょって結論だけ。

原作の超ダイジェスト版」を「絵と朗読にしたような映画」です。

センノカゼ