劇場公開日 2021年6月11日

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「お腹いっぱい美味しいもの食べよう!」漁港の肉子ちゃん フリントさんの映画レビュー(感想・評価)

お腹いっぱい美味しいもの食べよう!

2021年6月13日
PCから投稿

美味しい食事をする話

辛すぎる映画を見た後だったので気分転換に鑑賞。

正直まったく期待してなかったけれど、いや~心にしみました。

スタジオ4℃の作品なので綺麗で丁寧で安心できます。

吉本興業が制作、明石家さんまがプロデューのアニメってだけで変に身構えていたけれど、素直に物語に入り込めたのは物語に優しさが溢れてたからなのかな。

声も違和感無かったし絵も綺麗、ストーリーもいい、文句なしですよ。

女子の派閥とか気になる子とか親の事とか、まさに思春期、誰しも通る道。
自分も少なからず共感できる部分が有ったしアニメでの表現もソフトで心地いい。
実写で撮ってたらこんなにも明るい話にはできなかったように思うし、アニメで見れたからこその非現実感がほっこりさを生んでいた。

こんだけほっこりさせられたのは「若女将は小学生」以来です。
児童向だけれど大人も考えさせられる素晴らしい作品なんですよね若女将。

本作は所々、ジブリのネタがちりばめられている、主にトトロだけれど、それ以上にジブリ感が現れているのは食事シーン。
食べ物シーンが多いんですよ、それでいて全部が美味しそう。
食事シーンがいいアニメは良作とはよく言うけれどこの作品にもばっちり当てはまった。
「ガールズ&パンツァー」も食べ物が美味しそうな作品なんですが、肉子ちゃんに触発されて、さらに美味しそうな食事シーンを入れてくれたらうれしいな。
いやガルパンはそれ以外でも妥協点がないくらい作りこまれてるからそれだけで良作なんだけれどもね。欲をいえばね…。

話が脱線したけれど「漁港の肉子ちゃん」いい映画でした。

カッコいいシーンとかゾクゾクするようなシーンはあまりなかったし、泣けはしなかったけど、ほっこり温まるし家族の愛も伝わってくる。
晴れやかな映画です。

エンディング後のさんまのトークもいい具合に蛇足感あって笑えるし、しんみり来る。
吉本提供のアニメに期待が膨らみます。これからもアニメ作ってほしいなぁ。

「生きてるだけで丸儲け」
儲けってなにもお金だけじゃないんだよね、深い言葉だ。

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劇中セリフより

「生きてる間は恥のかきっぱなしだ」

どんなに迷惑かけても許し合える間柄って家族なんですね。
他人だってその間柄になれれば家族なんだ。
美味しいご飯たべて寝て起きて家族がそばに居る、これほどささやかで最高の幸福が他にあるだろうか。

フリント
フリントさんのコメント
2021年6月17日

Marikoさんコメントありがとうございます。
自分のレビーは全部、星0にしてます。
作品評価に影響を与えたくないので0にあえてしてます。
評価は映画を見た方、レビューを読んでくださった方それぞれにお任せしています。

フリント
Marikoさんのコメント
2021年6月16日

でも星はゼロなのですか??

Mariko